5/20気象学会勉強会

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KNB @kw36_wav

海洋の方が非常に遅れているという旨。海洋学会でも行われてはおり、モデリングが進行中。観測地点は20km圏外になってしまう、また浮遊のものも多く船が近づけない区域もある。が結果としては海流の影響もあり少し高い。 #met_soc_jp

2011-05-20 18:52:04
KNB @kw36_wav

しかし問題は堆積物への沈積、これでは30年で半分ということになるのもある。このような状態からも日本が海洋関係に弱いという問題指摘。NSF(??)では予算は付いており、ハワイ大の船舶で観測を行う予定だがこれに日本企業関与せず・・。 #met_soc_jp

2011-05-20 18:53:46
KNB @kw36_wav

U,Puについては長寿命で比較的安定とはされているが、fissionnとしての生成物質あるいは中性子のベータ線関連も調査対象という話。 #met_soc_jp

2011-05-20 18:55:13
KNB @kw36_wav

まだ不確定な要素が多くサイエンスとして取り組む必要はあるが、余り理解されてない現状、。 #met_soc_jp

2011-05-20 18:56:20
KNB @kw36_wav

放水路からの漏出関連、止めたのであれば他の箇所に漏れている可能性はあるが多くの核種は土壌に吸われる可能性。で高濃度とはなるがいつ出てくるかは分からない。(これ以降は海洋関連) #met_soc_jp

2011-05-20 18:58:23
KNB @kw36_wav

梅雨の関連、表面から5cmの土壌で大体が蓄積しているが、今後の雨次第ではより深い箇所に染み込んでいく可能性があるので急いで観測を行うべき。という事らしい。 #met_soc_jp

2011-05-20 18:59:55
KNB @kw36_wav

また水源汚染との関連とその対策、水についての系統的調査が不十分な中サンプリングを今後行って解析する必要という。。事です。ただ水への移行は比較的小さく、2桁3桁は雨水と比べて下がる。核実験の結果では。 #met_soc_jp

2011-05-20 19:01:33
KNB @kw36_wav

むしろ濃度が下がらないのはストロンチウム90であるがデータがないらしいです。 #met_soc_jp

2011-05-20 19:01:51
KNB @kw36_wav

続いて気象研の夷五十嵐氏。大気の拡散過程について。ポイントは点発生源からの輸送拡散除去過程の再現、比較的単純プロセスではあるが時間的側面も難しさはある。 #met_soc_jp

2011-05-20 19:04:21
KNB @kw36_wav

またレセプターサイトの濃度変動、プリュームノ輸送顕著な地域。時空間スケールに倒す下観測手法、事故事象の推移かの分析と再度の大規模放出についての、現状分布の把握の必要性。 #met_soc_jp

2011-05-20 19:05:31
KNB @kw36_wav

ここで重要なのが放射能を理解するに当たっての基礎概念。絶対量とベクレルと吸収線量のグレイ、また実効線量としてのシーベルト。で非常にややこしくなっているので核種次第では同量の放射能でも同じSvとは限らない。 #met_soc_jp

2011-05-20 19:08:19
KNB @kw36_wav

とりあえず昨日夜の気象学会の勉強会のまとめ後編を適当に流してみる・・・。 #met_soc_jp

2011-05-21 01:50:26
KNB @kw36_wav

実況中断後はまず産総研の方の放射性物質輸送の評価だが、実際はSPEEDI関連の話で気象庁PHVやWIND21といった予想モデル上での放射性物質輸送の計算手法について、数式を含めた解説。内容的には気象学が分からないと理解出来ないので省略(w #met_soc_jp

2011-05-21 01:53:26
KNB @kw36_wav

とりあえず放射性物質の輸送と最終的な沈着量の計算では被曝計算、放射能沈着量、外部被曝線量、内部被曝線量とカテゴリー分けした計算式にはなっている。数式はツイート不可なので省略しますがパラメーターデータと各種の換算係数を用いるような形。 #met_soc_jp

2011-05-21 01:56:45
KNB @kw36_wav

あとSPEEDI関連では、運用上の問題や初期値の必要性の問題は抜きにして、気象学にも難しいスケールレベルの計算、また風精度の面で技術的な課題があるとか何とか・・・。そういうところです。 #met_soc_jp

2011-05-21 01:57:51
KNB @kw36_wav

つづいてJAMSTECの方のお話、汚染機会の大気中での拡散輸送過程のシミュレーション、難しい用語ですが何となく・・・。ようは放射性物質がどう動くかということです。主に3月15日の大量ベント付近のデータ解析云々のお話。 #met_soc_jp

2011-05-21 01:59:52
KNB @kw36_wav

南東北と関東での気象観測データ(一部欠落有り)の予測値と実測データのグラフ対比データでしたが、放出タイミングや最大値に達する時期についてはミクロな地域でも大きな差がある。そのため組成分析がメカニズム解析には必要だと。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:01:38
KNB @kw36_wav

また予想データそのモノにしても放射性物質がどのような形態で飛散しているかも考慮する必要があるので、その辺りも含めると正確な値とは限らないという、話も。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:03:06
KNB @kw36_wav

最後は九州大学の方のお話、全球拡散の様子についての予想解析。これはエアロゾルの影響解析手法を応用した物で放射性物質がダスト土壌粒子などであると仮定の上での計算なので、こちらもマトリックスの捉え方次第では大きく異なる。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:06:26
KNB @kw36_wav

提示されたデータは3月15日の大規模ベントから4月初旬の福岡での観測までがメイン。まず概況としては3月15日のベント時は気象条件のために結果的に多くの放射性物質が拡散する結果になった。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:07:56
KNB @kw36_wav

この時3月15日は日本すぐ南海上に低圧が接近した南岸L気味の配置で、翌16日には日本の東海上では低気圧が急激に発達し、いわゆる冬型に気圧配置になった。(※)この時点で3月としては異常気象とも言える状態です。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:10:40
KNB @kw36_wav

尚、この3月の異常気象であるが、これはつまり異常低温と言う事になるがこの為3月の日本は北西風が卓越している状況。しかし15日では南岸に低気圧そして日本海にも弱い低気圧が一時的が出現し、一旦南東風の風向場となっていた。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:13:02
KNB @kw36_wav

そしてこの翌16日には冬型になりまた北西方向に戻った。結果的に見るとこの一時的な風向変化の時期とベントタイミングが本当に偶然一致してしまった格好。 (※)本当に偶然です。陰謀論の巣窟となりそうなので繰り返しますが疑念があれば当日の天気図を・・・ #met_soc_jp

2011-05-21 02:14:50
KNB @kw36_wav

で、話を戻すと地上に一時的に低気圧が通過している状況、でつまり気圧トラフ(=気圧の谷)が丁度通過して鉛直方向の待機輸送が活発になる時と重なり、一気に放射性物質の鉛直輸送が行われたと想定。これはジェット気流動きからも同様。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:17:34
KNB @kw36_wav

で、15日ベントで出された放射性物質は早いもので3日で米西海岸に到達、で更に拡散していく流れ。この時の輸送高度も高く最高で数千m級、イメージとしては一挙に上がったものが徐々に地表(むしろ太平洋の海面か)に沈着しながら遠距離へ到達した流れ。 #met_soc_jp

2011-05-21 02:19:56