2011年11月17日 2011年度日本気象学会秋季大会『放射性物質輸送モデルに関する現状と課題』実況まとめ。
これより気象学会の放射性物質関連のシミュレーションなどのセッションの実況を開始します。ハッシュタグは #met2011_1117 を設定します
2011-11-17 09:17:18福島大。「4月15日から21日までのの観測結果、ベータガンマの鉛直分布を見ると、最大ではべータで7km(?)に出ている。ベータガンマ共に傾向としては同じ....」(聞き取れない #met2011_1117
2011-11-17 09:20:28福島大。4月19日のデータ、基本的には第一原発の位置関係からの風向などでピークが出て、第一原発からの風が吹く時には検出される。特徴としてcpm6000で高度8kmがピーク、移行に対応してピークが出ている」 #met2011_1117
2011-11-17 09:22:50福島大。高度については8km程度まで60km圏内では上昇することとなる、そして大循環で巡っていく流れとなっている。4月29日以降の観測、5月22日にも同様のピーク、雲が形成される領域に対応している。 #met2011_1117
2011-11-17 09:23:41福島大。全体的には南西方向からの分布となっている。そして8月27日、こちらも南西方向からの長距離輸送であると思われる。グラフ化すると7月30日などでは出てないが観測量が少ない、で線量が高い日にはピークも高くなっている。 #met2011_1117
2011-11-17 09:25:04まとめ。地上と高度2kmの対流圏圏界面の下部で顕著なベータの強い層が観測された。この強位相は相対的には大気中の放射性物質の多い時期に対応している。また執政官性を含めた沈着量は3月の59万ベクレルから9月には2千ベクレルまで指数関数的に減少している。 #met2011_1117
2011-11-17 09:27:38質問。圏界面生にきているということだが地球を一周していると。「ピークは個別を見たところ来た可能性もある、ただ上のピークは説明できないので何周目のものがある可能性もある。」 #met2011_1117
2011-11-17 09:29:10茨城大。放出されたものが土壌に沈着し、様々な問題を引き起こす画素の一部は再度大気にという可能性もある。20数点観測を実施しているが、当初の爆発的な放出がないものの継続的に観測を実施。 #met2011_1117
2011-11-17 09:31:12茨城大。特に100km圏内について。当初ではデータ解析量も多く早期の公表は出来なかったが、現在では測定量データの意味合いが変化している。 #met2011_1117
2011-11-17 09:32:04茨城大。現在のところでは(1)原発からの放出は本当に止まっているのか(2)風による巻き上げと再飛散のメカニズムと被曝の影響(3)放射性核種の詳細と環境影響の測定、についてを取り扱っている。 #met2011_1117
2011-11-17 09:33:40茨城大。水戸日立柏のデータ。時系列で核種の検出量は減少しているようには見える。福島郡山仙台では仙台では比較的4月でも低いが、他では減少傾向ながらもあまり変動は見えてない。 #met2011_1117
2011-11-17 09:35:13茨城大。放射能濃度の中央値の変化を見ても、セシウムでは引き続き検出されている、4月5月にかけては大幅に低下したが8月まで横ばいで、そのご再び現象している。原発作業との関連もあるが、まだ安心というわけではないと思われる。 #met2011_1117
2011-11-17 09:36:39茨城大。放射線量の呼吸による取り込み量の積算の計算。マイクロシーベルトでの量を見ると自然によるものから見ると十分小さくなる。 #met2011_1117
2011-11-17 09:37:15茨城大。モデルを見ると、原発事故から放出され続けているが、各地点の線量モデルにしてもアップダウンの傾向は似ている。ただ違いとしては基本では福島郡山ではまだ値は出ているが、いずれも実測値とは差が出ているので再飛散の可能性もある。 #met2011_1117
2011-11-17 09:38:58茨城大。ベースラインの放射能濃度を見ると、福島郡山では比較的線量が高く、続いて仙台日立柏、となる。つまり再飛散による可能性が示されていると。 #met2011_1117
2011-11-17 09:39:46茨城大。まとめると、事故後傾向としては減少しているが、輸送によって濃度が突然増加することも観測されている。ただこれは8月に優位に減少している。輸送がない状況でのベースラインでは福島郡山が尚日立などと比べて相対的に高い値を出している。 #met2011_1117
2011-11-17 09:41:03質問、なぜ季節変化があるのか?「時期によって来ることもあるがあまり理解されてない。今後再飛散についてどれだけ見える化を検討する必要がある。」 #met2011_1117
2011-11-17 09:41:50続いて、「原発事故による放射性物質の地表面沈着の広域分布とその要因」です。東大大気海洋研の鶴田氏らから。 #met2011_1117
2011-11-17 09:42:59東大。文科省のモニタリング、航空機によるものを換算しているデータ。また自治体での空間線量の測定よるデータもある。特に後者は校庭のデータが中心、ただ福島では高い値が出ているが4月のもの。これら、広域のデータでは対応する面もある。 #met2011_1117
2011-11-17 09:44:49東大。福島以外の周辺地域でも高い線量を観測している地域がある。この要因としてはまず気象で言う逆転層と下層風が関連している。特に3月15日の分布では1000m付近に強い気温の逆転層が存在し、北風が卓越していた。福島のデータはないが。 #met2011_1117
2011-11-17 09:46:29東大。また降水についても、1516と2122日の降水の存在、福島県内では15日前後が中心、関東では21日前後の降水で多くが沈着している結果が出ている。汚染気塊や地形などの影響もある。 #met2011_1117
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