宮廷絵巻を紐解くSL（腐向け）

白馬 @NotHAKUBA

荒々しくベッドに運ばれ、横たえられた。「スザ、っ」慌てて身を起こしてもすぐ押し倒され、強引に口づけられた。「んぅ…ん、あ」「声、抑えて。できる？」「できる」「わかった。僕の方で押さえる」確認した意味がないだろうと文句を言う暇もない。枕を掴まされ体を引っくり返された。「ぁ…んんっ」

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枕だけでは役不足と、皇子の手がシーツの上を惑い、引き寄せ、埋もれた。「ふ、ぅ…ん！ぁ…」シーツに浮かぶ葉模様を熱に浮かされた紫玉がぼんやりと眺めている。「ルルーシュ？」「ぁ、ん」僕を忘れないで、と甘い恋人の声。ゆるゆると首を振るけど、嘘とやはり甘く詰られる。「嘘は許さない」「！」

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「ぁ…あ、あ…っ」零れる声をセブンが手が封じようとする、それを皇子が嫌がって、睫を涙で濡らして。「はっ、あ…」「ルルーシュ、声」「ゃ、むり…！」涙に落ちる陽光が妙にかわいく思えた。「あッ…ぁん、え？」一瞬のお預けで向き合わされて、一気に攫われた。「ッ」思考が焼き切れ、音が絶えた。

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「え、バストイレまであるの？」「ああ。後で父上が増設した」増設…そぐわない表現にセブンが呻く。皇子の体を引き寄せ、慰めてと言いたげに甘えてみせる。そうしたら珍しくキスが降ってきた。「暮らすか、ここで？」「陛下のお許しが出るなら、いいね」「そういえばお前の秘密基」「忘れて」

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宮廷絵巻、半端だけど今夜はここまで。ルルーシュの秘密基地は他にも案があって、水上バルコニー？や洞窟を利用したものがあったんだけど、実在のイチイをモデルに。うまくイメージ伝わるといい。広さは100平米くらいかな…かなり広い。

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当初はもう少し手作り感があったんだけど、後からシャルルがあれこれ家具を贈って、さらにもう一本植樹してバストイレ完備って設定はどう？勝手に贈ったのは最初のベッドだけで、息子に怒られてからは相談するようになった。

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ナナリーの秘密基地もそうだけど、アリエスの人は皆知っている。でも掃除以外では絶対に立ち入らない。ルルーシュの方だけ、雨の前後に庭師が様子を見たり、迷路の維持管理をしている。リ姉妹ですら知らない、皇帝とアリエスだけの秘密。

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この～木なんの木気になる気になる