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ゲームレビューに「客観性」は必要ない、と思う理由

@R_Nikaidoさんのまとめ「ファミ通のクロスレビューに金は積まれていないと思う理由(http://togetter.com/li/137098)」を発端に、ゲームのレビューについて自分なりに考えていることを投稿しました。
ゲーム業界 考察 批評 レビュー ファミ通 ゲーム
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@Tekken8810
僕はゲームを点数で評価するのは、それが最善ではないにしろひとつの方法としてアリだとは思ってます。ただ、もちろん絶対的な評価なんてできるわけがなく、読者もそれを承知したうえで読んでいるのが前提。
@Tekken8810
だからこそクロスレビューというシステムがある。絶対的なレビューが可能ならレビュアーはひとりでいい。レビュアーが4人もいるのは、所詮レビューなんてレビュアー個人の主観でしかないことの証明。
@Tekken8810
いまのクロスレビューが不自然に見えるのは、その「あくまで4人のレビュアーの主観のあつまり」という前提が崩れていて、4人の合計点(平均点)がまるでそのゲームの絶対的評価であるかのようにされてしまっているからだと思う。
@Tekken8810
これは媒体側もわるい。@R_Nikaido さんのTogetterに寄せられてたコメントにもあったけど、「40点満点」をやたら持ち上げたり、「30点以上は殿堂入り」みたいに、4人の総合点がまるで絶対的評価であるかのように扱いはじめた。
@Tekken8810
映画好きの間ではよく叩かれてる「超映画批評」も、僕はけっこう好きだったりする。なぜかというと、あそこは完全に「主観」で点数を付けてるのがわかるからw http://bit.ly/b7uG5K
@Tekken8810
書けば書くほど自分で自分のクビをしめている気がしてきたぞ!
@Tekken8810
どこまで書いたか忘れちゃった。ええと、ゲームに点数をつけることについては、僕は不可能ではないと思っています、というはなし。
@Tekken8810
ただ、多くの人がおっしゃっているように、すべてのゲームを共通の基準に照らし合わせて、横並びで評価することについては僕も疑問を感じます。ただ、どんなゲームにも平等な「評価基準」がたったひとつだけある。
@Tekken8810
ただひとつ、どんなゲームにも適用できる平等な評価基準。それは「自分の主観」です。そもそも全然ジャンルの違う、パックマンとゼビウスを客観的に比べて評価なんてできるわけがない。でも自分の主観だったらどうだろう。
@Tekken8810
しまった、もっと極端な例にすればよかったかな。僕パックマンもゼビウスもどっちも好きじゃないか……。まあ、強いて言うならだけど、パックマンよりはゼビウスの方が好き。それはひとつの「公平な評価」だと思う。
@Tekken8810
一番信用できないのが、「僕にとっては0点だけど、まあ絵もキレイだし、システムもよくできてるから客観的に見れば8点」みたいなやつ。そんなカラッポの客観より、主観の「0点」の方が信用できるよ!
@Tekken8810
ゲームにかぎったことじゃないけど、ゲームは特に「客観」が信用できない媒体だと思う。それは小説や映画と違って、プレイヤーの介入が必要な媒体だから。FF13なんかハナシは一本道だけど、それでも20時間でクリアした人と、50時間かけてじっくり遊んだ人ではぜんぜん違った体験になる。
@Tekken8810
だから僕がゲームに点数をつけていいと思うのは、それが「主観」に基づいて書かれている時だけ。矛盾してるみたいだけど、それしかないと思うんだよなー。
@Tekken8810
昨日は勢いでレビューについていろいろ書いているうちにどんどん自分の首を絞めているような気がしてきてしまい、途中で酒をガブガブ飲んで(ほろよい×1本)ぐうぐう寝てしまいました。いろいろコメントくださったみなさん、すいません!
@Tekken8810
本当にレビューって難しい。というのは、「ゲーム批評」でライターデビューしてから10年間ずっと考え続けていたことで、いまだにちゃんとした答えも出ていないけど、だからこそ面白くもあるんですよね。昨日つぶやいたことは、半分は自分への反省を込めてです。これからもがんばります。

コメント

池谷勇人@ねとらぼ副編集長 @tekken8810 2011年5月22日
リアルタイムではもっといろんな方と、この4倍くらいのやりとりがありましたが、ここでは僕の考えとつぶやきだけを抜粋してまとめさせていただきました。
鬼頭雅英 @kito_mas 2011年5月22日
私の意見→「ゲームのレビューはどうあるべきか」 http://togetter.com/li/137630
鬼頭雅英 @kito_mas 2011年5月22日
「僕にとっては0点だけど…客観的に見れば8点」のくだりに、問題が集約されているように思いました。
池谷勇人@ねとらぼ副編集長 @tekken8810 2011年5月22日
リアルタイムで書いていて、一番RTされたもそれでした。どれだけ自分がゲームに詳しくても、見知らぬ他人の客観を代弁するのは難しい。でも書いてるとついやっちゃうんですよねー。
岩崎啓眞@スマホゲーム屋さん @snapwith 2011年5月22日
ゲームには(かなり)客観評価できてしまう部分がある。例えば操作性やロード時間。どれだけよく出来ていても、ロード時間や操作性が厳しいと、やっぱり「普通プレイするのは厳しい」とはいえる。つまり俺が好きだからオッケーはあまりに危険なのも事実だと思いやすよ。
オナニ伊藤 @onaneeto 2011年5月22日
たくさんゲームをやって考えてる人の主観ならある程度の客観性を持つと思う
うにら @riafeed 2011年5月22日
客観とか主観とかいうよりも人によって求めるゲーム性が違うんだから複数の評論家が評価するゲームのスタンス(たとえばリアリティとか手軽さとか)をそれぞれあらかじめ宣言したうえで その点に基づいて評価を下すのがいいんじゃないかな
あいも@三章語りたい @aimoriya2nd 2011年5月22日
あるレビュアーが、沢山のゲームを主観的に評価した後にはじめて、外から、その人の見方が客観的に見えてくると思う。 レビュアーが、自分が知っているゲームをどう評価しているか。という指針無しには、評価の良悪も、あまり意味がない。 自分と趣味の合わないレビュアーが高評価つけてても、自分が気に入るとは限らないし。
○○もへじ @marumarumoheji 2011年5月22日
自分の主観を的確に文章にまとめること自体が結構難しかったりしますけどね。あと、その主観に誤解や誤読を含まないという前提が保障されないと信用も何もないですし。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko 2011年5月22日
レビューを載せる際に、「プレイ時間とクリアしたか否か」を載せればもっと客観的にはなるとは思います。途中でFF13の例が載っていましたが、ゲームは自分で体験してはじめてわかるものだからこそ、最終的には多くのユーザーが実際にプレイをした結果として「楽しかった」か否かという感想以上に、そのゲームに対する客観的な評価はないのかもしれません。
池谷勇人@ねとらぼ副編集長 @tekken8810 2011年5月22日
わーっ、帰ってきてみたらいっぱいコメントが! ありがとうございます。
山中 樵 @kikori2660 2011年5月22日
昔、E野さんがそんな事言ってませんでしたっけ。
池谷勇人@ねとらぼ副編集長 @tekken8810 2011年5月22日
ある程度の「客観」は可能であり、また必要であるという意見はもっともだと思います。また主観に基づくレビューはともすれば「感想」や「個人の主観の押しつけ」に堕しがちで、ある程度の文字数、技量がないと難しいという指摘もいただきました。これも同感。
うてんXV@日~火曜ほぼおらん @uten00 2011年5月22日
クロスレビューのいいところは自分と感性が近いレビュアーもいて、それが絶対でないにしろ客観的な点数より参考にできるってあたりかな
池谷勇人@ねとらぼ副編集長 @tekken8810 2011年5月22日
ただ仮に「主観では100点、客観なら75点」と言われてるゲームがあったとしたら、僕個人としては「100点のレビュー」の方をぜひ読んでみたい。あと、たとえば文字数の関係でどちらかしか書けないのであれば、「客観」を削ってでも「主観」を残す。そんなレベルのおはなしだと思ってお読みいただけたら幸いです。補足でした。
ニカイドウレンジ @R_Nikaido 2011年5月23日
レビューってやつは、レビュアーがどういう嗜好&思考の持ち主かわかっていると非常に参考にできますね。例えば、RPG歴が長い人があるRPGを絶賛していたらすごいゲームの可能性が高いけど、RPG童貞が初めてやったRPGを絶賛してても参考にできない可能性が高い。レビュアー素性を知るというのはそういうことだと思います。
ニカイドウレンジ @R_Nikaido 2011年5月23日
自分的には、「主観」を集めれば「客観」になるかなと思いますね。無作為に選んだ50名くらいにゲームをプレイさせたうえで、「評価の分布」を見る。全員大絶賛なら良いゲーム、大絶賛と微妙とで評価が分かれるようなら、人を選ぶゲームになる。
ニカイドウレンジ @R_Nikaido 2011年5月23日
「平均点」については難しいところですね。順位付けができるということで非常に有用そうに見えますが、例えば点数分布が「7/7/7/7」と「10/10/4/4」では平均点は同じでも、後者の場合は「一部の人にとっては激烈面白いゲーム」である可能性が高い。「平均点」は、それを潰してしまうことになるんですよね。
ハルモノ @harumony_45 2011年5月23日
自分が雑誌のレビューを見ていて感じたのは、ゲームの客観性はゲームシステム(ロード時間、プレイ時間、やりこみ要素)に着目していることで、それは誰がやってもわかる部分だから必要ないと思いました。ならば、コントローラーを握って遊ぶゲームだからこそ、主観的な感想を聞きたい。その上での点数を知りたいというのが自分の考えです。
柴尾英令 @baoh 2011年5月23日
映画や小説の評を考えると、ゲームのレビューって言葉自体がごった煮になっている。「購入ガイド」と「批評」は分けるべきだし、プレイした人の作品理解を深める「考察」もあればいい。
こねこのゆっきー @vicy 2011年5月23日
そりゃ「レビュー」じゃなくて「感想」だ
ECHO @echo2944 2011年5月23日
主観評価の合計値=客観評価に果たして成り得るのかな?とふと思った
undo @undosystem 2011年5月23日
主観と客観とかプレイ時間表記とかの話は、おおむね「おとなのしくみ」に載ってた対談で語り尽くされてる感がある。
ISA @koge2do 2011年5月23日
ロード時間が長かったり操作性が悪いってのも主観で、例えば「ロードは長いがそれを補う以上の楽しがあった」というレビューなら、(レビュアーと自分と趣味が合ってれば)むしろ期待できる要素になる。もちろん「ロードが長いからクソ」ってパターンもあり
池谷勇人@ねとらぼ副編集長 @tekken8810 2011年5月23日
「おとなのしくみ」の浜村社長(当時は編集長)×飯野賢治氏対談では、クロスレビューについて「客観が8、主観が2」って浜村社長が回答されてましたね。あの回は読みごたえがあって面白かったです。
みこみこ @mikoto_1009 2011年5月23日
この手の話はギャルゲやラノベが判りやすい。「感動」を求める人、「萌え」を求める人、「燃え」を求める人、てんで違う評価になる。/「話の筋はクソだが、とにかく○○は可愛い」でも、好みが同じ人の評価なら、十二分に購入に値する。
lefu @lefu 2011年5月24日
それとは別にレビュワーがゲームをやっている環境なども知りたい。ポータブル機種であれば、移動中にやっているのか、家でやっているのか。据え置き系であれば、モニタはどんな環境なのか。ネットに繋がるのであれば、1人で遊んでいるのか、ネット対戦メインなのか。とか。
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