- Cette_apsel
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さて、ホビー用水彩塗料のエアブラシ用を一通り吹いてみましたので、一回まとめてみますね。 今回使った塗料は・・・ シタデルエアー ファレホエアー SCALE75 の3点です。 SCALE75はエアブラシ用のラインナップがないので、通常の物を使用します。 pic.twitter.com/vEKZJq3U4z
2019-10-02 21:12:02また使用環境ですが、 コンプレッサー クレオスL7 ハンドピース クレオスPS-289 コンプレッサー圧 0.1Mpa (14.5PSI) 塗料とリターダーの割合 3:1 となっております。 あと前提知識として、塗料を洗浄するときは水または専用の溶剤を使用してください。ラッカー溶剤は固まります(涙 pic.twitter.com/ut4kOqBlmt
2019-10-02 21:12:07まずはファレホエアーから行きます。 公式のエアブラシシンナーを添加させています。 ・・・驚きました。普通に使いやすい! 何よりこのチューブがいいです。使う量だけ数滴単位で調整できるため、無駄がありません。 揮発することも無いので、調整の手間も少ないのだと思います。 pic.twitter.com/WJdW7P5o0j
2019-10-02 21:14:40続きまして、SCALE75も使用してみました。 同じくファレホのエアブラシシンナーを使用します。 こちらも水は入れていません。 うん。こちらも普通に塗れます。もっと苦労するかと思ってましたけど、肩透かしな程普通に使える・・・ もしかしてこれまで食わず嫌いだった??ってくらいです。 pic.twitter.com/GmieYJ7enq
2019-10-02 21:17:46最後にシタデルエアーです。 こちらは純正のシンナーを使用します。 そしてココでケースの違いに戸惑います。 実は前の2つはカップの中で直接混ぜてたんですよね。 シンナーを先に入れて塗料を入れると固まることは無いので、便利ですが、こちらはスポイトが必要なために面倒くさい。 pic.twitter.com/37J6fgFUpV
2019-10-02 21:20:01でも使用した感じ、普通に使えるじゃんとびっくりしました。 ただここで困ったことが・・・ やはりニードルの部分には塗料がこびりついていて、落とすためには一度分解する必要があります。 これは粘度が高かったからだと思いますが、シタデルは容器が原因で揮発しやすいからから余計気になる印象です pic.twitter.com/2kIUSRmUsS
2019-10-02 21:24:35さて、次は「容器から直接吹けるのか」を試してみます。 SCALE75はエアブラシ用ではないので、他の2つの塗料についてチェックしていきます。 また空気圧は0.1MPaのまま試してみます。
2019-10-02 21:31:57まずはファレホなのですが、これがビックリ。 普通に吹けるじゃん!! 0.1MPaだと低いと思ってたけど、すごく使いやすいじゃん(涙 次にシタデルを現役のまま吹いてみますが・・・ うーん、やっぱり粘度が高いようです。これをそのまま吹くのなら、かなり高い空気圧が必要そうです。 pic.twitter.com/TkPLAcguV3
2019-10-02 21:32:03その後シンナーを混ぜて吹き直しました。 なおこちらもカップの中で直接混ぜています。発色はすごくいいので、シタデルの色が欲しい!というウォーハンマーユーザーには代え難い商品だなと思います。 pic.twitter.com/aP9wY4cIK3
2019-10-02 21:34:59さて、次が最後の実験です。 0.05MPaで塗装できるか、というところなのですが、 「かなり厳しいのでやめた方が良いかも」というのが私の答えでした。 というのも、粘性を弱くするためにシンナーを入れるのですが、0.05で吹けるレベルまで薄めるとビショビショになってしまいます。
2019-10-02 21:38:46何層も吹いたり、上手な方でしたら出来るかもしれませんが、普通の水性塗料と比べてエアブラシは乾燥が遅いため、難しく感じました。 コンプレッサーは出来れば0.15MPa以上が吹ける商品のほうが柔軟に利用出来ると思います。
2019-10-02 21:38:47検証は以上です!! なかなか使用例が少ない商品ですが、私個人としてはファレホの扱いやすさは感動でした。フィギュアなどを塗装するときも、ラッカーとは違った表現ができそうです。 あとホビー用水性塗料はラッカーとは全く使い方が違うので!!そのルールだけは抑えておかなきゃダメですね。
2019-10-02 21:42:29ホビー用水性塗料のルール ①空気圧は高め(0.1MPa以上推奨) ②ラッカー厳禁(ハンドピース内で固まるぞ!) ③専用リターダー・シンナーで薄めるのが良し ④ニードルの掃除ではしっかりすること(結構付着するぞ) なお私は素人ですので、個人の感想ということでお願いします。 質問はご自由にどうぞ
2019-10-02 21:46:17ついでにこれは個人的なお話。 ファレホ・・・すごくいいです・・・ でもね、通常のとエアを揃えようと思うと凄い量になると思うんですよ。 今SCALE75 Artistも気になっているので、もうちょっと2つの色味を比べたいと思います。 あとあまり話題の出ないシタデルですが、あれは別格なんですよね。
2019-10-02 21:58:55別格というのは、「シタデルペイントシステム」の存在です。 あれは本当に素晴らしい、ペイントが全て体系化されて、そのとおり塗れば誰でもプロのような仕上がりになるんです。 美術2の私がここまでペイント出来るようになったのは、間違いなくシタデルのおかげだと思います!!
2019-10-02 21:58:55今は新しい表現を勉強したい時期でして、 特に海外の方は陰影をしっかり表現する油絵のような塗り方をされるので、どうしてもやってみたい!!というところからのファレホ&SCALE75です。 今回の検証も「何を作りたいか」によって視点が変わってきますので、個人の意見として御覧ください。
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