現代アートのブランディングを研究してて思うのは

@wakahiroyaさんの5月27日のつぶやきから。 関連:現代アートのブランディング戦略①~現代アートを定義する~:「アートマーケティング」を考えるブログ http://t.co/7qdjpCg
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ワカヒロヤ @wakahiroya

現代アートのブランディングを研究してて思うのは、どのアーティストも最初からスタイルや手法を確立してなくて、いろいろな試行錯誤を経て、一皮剥けるというか飛躍の瞬間ってあるんだね。グルスキーの場合は「東京のトレードセンター」を撮った作品だって。

2011-05-27 20:59:20
ワカヒロヤ @wakahiroya

それまでは模倣に近いような作品だったり、微妙な作品だったりしてるけど、やがてこれが自分だけの作品だって行き着く時があるんだね。それが見つかれば反復する…つまりその試行錯誤の年月が持続的競争優位の源だし、差別化を生み出す。

2011-05-27 21:03:25
ワカヒロヤ @wakahiroya

アーティストは、活動期間として通常30年くらいは必要みたい。それを区分してみると、「①模索期」「②転換期」「③確立期」「④展開期」。最初は他のアーティストや影響を受けた流派の模倣や実験から始まるけど、②でこれだっていう作品に遭遇する。グルスキーの場合は東京のトレードセンター(続)

2011-05-28 18:58:47
ワカヒロヤ @wakahiroya

(続き)その後はやっと出会った自分のスタイルの確立していく。ここまでいけばアートブランドアイデンティティが構築される(③)。そして後は④展開していく。モティーフやスタイルやメソッドや文脈を微妙にマネジメントしながらアーティストとして生き延びていく。

2011-05-28 19:02:02
ワカヒロヤ @wakahiroya

タイトル間違えてた・・ これがグルスキーの「tokyo stock exchange」 http://twitpic.com/53kwq6

2011-05-28 19:10:00
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ワカヒロヤ @wakahiroya

最初から独自のスタイルを確立するのは不可能で、模倣や実験を繰り返す過程が必要。でも何を模倣するかとかどのアート史的文脈に載るかはすごく重要だよね。

2011-05-28 19:16:19
ワカヒロヤ @wakahiroya

現代アートの定義を自分なりに整理すると「アート史のコンテクストを踏まえた上で、アートとは何かを問いかけ、新しいアートのコンセプトの実現に向け、制約のない表現手段を通じて、継続的に行っていく創造的プロセス」となる・・・

2011-05-28 19:19:50
ワカヒロヤ @wakahiroya

この定義は今日における「現代アート」の定義だと思う。50年代のモダニズムの時代だったら当てはまらない。

2011-05-28 19:21:18
ワカヒロヤ @wakahiroya

現代アートのブランディング戦略を考えているが、アートにおけるブランド連想を分類すると、「①モティーフ」「②スタイル」「③コンテクスト」「④パーソナリティ」に分かれると思う・・・今のところ。

2011-05-29 01:02:57