ベッセル・A・ヴァン・デ・コーク医学博士による東日本大震災被災者へのトラウマ・ケアについての講演会要旨

ベッセル・A・ヴァン・デ・コーク医学博士による東日本大震災被災者へのトラウマ・ケアについての講演会要旨(2011年6月1日、福島大学)。 傍聴した@tatenobu08さんによるツイートをまとめました。 若干の補足を付け加えています。
支援 ケア 福島 PTSD fukushima 震災
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@tatenobu08
ベッセル・A・ヴァン・デ・コーク医学博士による東日本大震災被災者へのトラウマ・ケアについての講演(本日、福島大学にて)の要旨を連続でツイートします。
@tatenobu08
福島大学M棟21教室。13:15~17:15。傍聴者多数。
@tatenobu08
主催は関西学院大学。共催で福島大学。コーク博士はボストン大学医学部教授の精神科医。
@tatenobu08
ベッセル・A・ヴァン・デ・コーク医学博士による東日本大震災被災者へのトラウマ・ケア についての講演。通訳はヘネシー澄子 博士、コーディネーターは関西学院大学教授の池埜聡 氏。
@tatenobu08
出席者多数。行政政策学類では主催する側に坂本先生のほか、丹波先生、加藤先生、功刀先生、私の隣に清水修二先生が傍聴。
Fukushima Univ Lib @Toriokikun
【福島大6.1定例記者会見】(4)東日本大震災被災者へのトラウマ・ケア~災害後のトラウマにどう向き合うのか~ビッセル・ヴァン・デア・コーク博士を迎えて(PDF)>> http://bit.ly/iAsfp3 #fukushimadai
@tatenobu08
(ここから講演の要旨)
@tatenobu08
博士はオランダ出身。日本に来たのは8回目。初めての時は阪神淡路大震災の時。 トラウマの研究が専門。福島で起こっていることがそのままトラウマなのではない。
@tatenobu08
先日、仙台でも講演を行ったが、地震と津波については、いままでそれらに対するトラウマ・ケアを行ってきたこともあり、福島の状況と比べるとやさしいものだ。 放射能に対するものついては研究が少ない。私も広島・長崎などを調べたが、これらは忘れ去られてきている部分だ。
@tatenobu08
福島に住んでいる人がこの分野でのエキスパートになれる。 今、福島では情報や噂が乱れ飛んでいる。 福島大学が科学的な研究を行って発信する地点になってほしい。
@tatenobu08
広島長崎の被災者はいろんな噂で差別されたと本に書いてある。 福島では本当にそんなこと(噂で言われていること)があるのか、ということについて事実や知識を発信することになる。
@tatenobu08
あなた方には選択肢がある。「誰かに救助されるのを待っている」のか、「今回の災害に対するエキスパートになるのか」。 それを選択しなければうまくいかないだろう。
@tatenobu08
東電に「今回の大災害の研究をするから助成金を交付しろ」と言うのもいい。
@tatenobu08
アメリカの9・11事件の時、直後はそれが事故なのかテロなのか分からず混乱した。福島の皆さんも今回の災害で混乱したのだろうと思う。 ニューヨークで皆が混乱した時に、すぐにジュリアーニ市長が「テロである」ときっぱりと主張した。それによって皆がしっかりとした情報を持ち、安心したのだ。
@tatenobu08
「知らない」ということが混乱を呼ぶ。そして「知りたい」ということに皆が集中する。 9・11の翌日、ニューヨークタイムズの記事では、事件の詳細が分からないままであった。
@tatenobu08
もし福大で文学のゼミを持っている教員がいたら、学類生に今回の震災について体験談を書かせることだ。 体験に対する思いを心に閉まっているままだと、頭がおかしくなってしまうだろう。
@tatenobu08
ある研究で、「事実のみを述べる」グループと、「事実とそれで人間関係がどう変わったか述べる」グループを比較した。 「事実とそれで人間関係がどう変わったか述べる」グループは肉体的にも健康で、免疫的な部分でも良好であった。
@tatenobu08
福島の人は原発による放射能におびえながら暮らしている。健康管理に一番いいのは、自分自身を見つめること。内観。
@tatenobu08
セラピーを受けるのであれば、効果がなければ。単なる聴き取りと相づち型のセラピー(立岩注釈:ロジャーズ派を表面的に真似たカウンセリング)よりも内観型のセラピーでうまくいった例がある。
@tatenobu08
子供に対し、「外は危ないから遊ばないように」といったことを言い続けることは、子供の興味や探求心を成長させないようにしているということ。恐怖心への対応のみが発達する。
@tatenobu08
子どもに対するいろんな遊びが大切。遊びを通しての心のケア。 遊びでもって、体の高揚と沈静を体験する。
@tatenobu08
高揚が続いている子供をADHDと判断し、リタリンを服用させても解決しない。
@tatenobu08
遊びを通して、自分で体を高揚させたり静めたりといったコントロールを学ぶ。 日本の文化においても高揚と沈静のコントロールがある。
@tatenobu08
ヨガは自分で高揚させて、静めて、という動きがある。自分で調整することの大切さ。
@tatenobu08
アメリカの「遊び」による体験事例では、子供たちにパラシュートの生地を持たせ、大きく動かしたり、静かに動かしたりしてコントロールの仕方を学ばせている。(動画で紹介)
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