「その雑誌の情報、おしえてください!」:機関誌(同人誌)の情報をめぐる問題のまとめ
- washou3956
- 2601
- 17
- 4
- 0
はじめに:突然の問題提起
これは何度も言うけど、各地の研究団体は、雑誌を刊行したら、自分のサイトで、その情報を公開することは必須だろう。それとともに、国立国会図書館と県立図書館には必ず寄贈してほしい。貴重な成果だと思われる論文が多いのに、HPで情報未掲載のために内容の確認ができない雑誌が、幾冊あることか。
2019-11-19 20:14:07今回の情報、『地方史情報』140(岩田書院、2019年11月、PDF版)から、個人的興味関心によって抜き書きしたもので、各雑誌発行元のHPを調べても全く情報が掲載されていない(そもそもHPがないことも!)。世に知られることを他人任せにせず、ちゃんと告知してほしい、と思う。iwata-shoin.co.jp
2019-11-19 20:23:31「学術誌界の最秘境」?
大学や附属研究所の紀要はCiNiiやJAIROで論文ごとに検索できて、しかもウェブ公開してるものも多い。一方、中学・高校の紀要は、目次はおろか存在すら公式HPで告知していない。学術誌界の最秘境なのでは?
2017-06-10 23:23:13とにかく国会に入るだけでも大分違うのだが、特に遠方地域のローカルな雑誌の場合、入ってないと入手は一気に困難になる。 後は、高校の紀要とか県教委主催の雑誌類も、なかなか図書館等に入ってない印象がある。 twitter.com/washou3956/sta…
2019-11-19 21:18:23更新と維持のコスト、または予算と人員の問題
国会や地元図書館opac、coniiなどで探してもなく、なぜか参考にされてる資料とかあるからな… 多分厳密に会員にしか配ってないんやろな…
2019-11-19 22:08:15福島県史学研究もHPの更新が止まっていそうだけど、国会に寄贈されてるからなんとかなるが、多分県史研究とか人手不足が深刻なんだろうな… ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300…
2019-11-19 22:21:57地方史雑誌最新巻およびバックナンバーの目次情報、自サイトで公開してくれたら大変ありがたいけれど、この手の更新と維持のコストはなかなかそう簡単なものでもないのですよ…。むしろそういうものを拾い集めてこそのCiNiiなのではなかろうか。
2019-11-20 10:48:47>RT これは本当におっしゃるとおり。どのような団体・組織にしても、予算や人員の制約があって、何でもできるわけではない。前にも書いたとおり、私のスタンスも「発信していただけるのであればありがたいかぎり」という感じ。
2019-11-20 17:33:23>RT 手に入りにくい媒体は、本当に情報を集めるだけでもたいへん。それぞれ事情はありましょうが、たしかに発信いただけるのであればありがたいかぎり。
2019-11-19 21:29:46大学メインの雑誌媒体でも……
中々入手できないので大変、というのはよくわかるが、紀要とか院生雑誌(学部が母体の学会とは別)とか、一応大学がメインでやっている媒体でも、ciniiで目次が全てみられない、ホームページがないってのもある。まず槐よりはじめよってことになるような。
2019-11-20 21:00:08同好的な雑誌は、前提として全国的な読者を想定していなかったってこともあるし、メンバーの年齢構成なんかもあるし、それを怠慢とはとてもいえない。
2019-11-20 21:02:02@washou3956 @hase_history 国会図書館には寄贈していると思いますが、WEBサイトを持っていない研究団体も多いですね。それどころか学術分野では、個人でブログやSNSをやっているだけでも、「お前はいつからネット系に転向したんだ」と言って色眼鏡で見られます(汗)。
2019-11-21 01:48:35末端の負担、中央の負担
雑誌刊行してる側とかciniiとかに何かを求めすぎんのもな。サイト運営停止したりciniiがサービス終了した途端0になるからなあ。 地域の核になる学会が、各地域の地方史とかを集積して統合すればーとか想像するけど、都会はともかく地方の学会にそんな体力ないだろうしな。
2019-11-21 02:36:03元々自治体史を刊行していた編纂室(で今は公文書館になっている施設)とか各県の文書館とかができればね、とは思わんでもない。 結局地方のローカル雑誌に詳しいのはその地域の人だろうし。
2019-11-21 02:36:04昔に比べれば……
院生の頃はOPACの類いがまだ構築途上で、大学のOPACとかで蔵書全部出ると思うなよ、ちゃんとカードを全部めくるんだぞ、っていわれていた。 だから本当に、ネットで検索できるのはありがたい、という感覚。
2019-11-21 18:26:29NDLサーチとかciniiで検索できるものもだいぶ増えた。たとえば『宮崎県地域史研究』だと2011年までは雑誌記事索引が出ないが、2012年以降は出ている。遡及入力してほしいとは思うけれども、便利になっているのは間違いない。
2019-11-21 18:31:52