平沢進とカメアリ(幼少期・学校生活編)

平沢氏が亀有に住んでいた頃の幼少期から高校生時代までのTweetまとめ。
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Susumu Hirasawa @hirasawa

ウインピーは何故少年ステルスの担任は長髪を野放しにしているのかと、憤懣やるかたなき日々を送りながら、私を見るにつけ「ちっ」と舌を鳴らすて「エッチ頭」と言うのであった。

2018-01-12 21:49:11
Susumu Hirasawa @hirasawa

ウインピーは、少年ステルスは毎日のように担任から髪を切れと言われているのを知らない。

2018-01-12 21:53:21
Susumu Hirasawa @hirasawa

担任は何故か少年ステルスを指導したくてたまらない。しかし、何も悪いことしないので切り口が無い。そこで「オマエはなんで髪を切らないんだ」とカマす。

2018-01-12 21:57:46
Susumu Hirasawa @hirasawa

少年行きつけの高校はめずらしく、全校に2人の長髪が居た。 教員は 「あの長髪は逸脱者のはずだが、悪いことをしないのでイチャモンつけようがなく、どう捉え、どう指導すればよいのか分からない」と思っていたはず 。 もう一人の長髪も実に「変」だが、悪いことしない。

2018-01-12 22:01:03
Susumu Hirasawa @hirasawa

もう一人の長髪者とは なぎら健壱さんであります。 あ、そうじのおばちゃんに私自身が掃き清められる前に鹿のFung掃除してきますので、またこんど!!

2018-01-12 22:03:56

 

Susumu Hirasawa @hirasawa

少年ステルスはそこに立ち止まり 「なんじゃこりゃぁ!」 と叫んだのであった。マジ、叫んだのであった。

2019-06-06 21:00:00
Susumu Hirasawa @hirasawa

ステルス、暗黒と明光の「キッカケ千一話」シリーズ。 今宵は、何故少年ステルスは音楽を捨て、モトクロス・ライダーを目指したのか。 そのキッカケは「なんじゃこりゃぁ!」と叫んだ少年ステルスの視界の中にある。

2019-06-06 21:04:00
Susumu Hirasawa @hirasawa

今村君の余計なお世話によって大人のエレキバンドに入団させられ、それが他校の生徒に知れ渡り、中学で己のバンドを持つものの、まったくもって音楽の趣味が合わず、腐って腐って腐りきっていた少年ステルス。

2019-06-06 21:08:00
Susumu Hirasawa @hirasawa

だるぅ。。こいつら民衆をナメくさったゲロみたいな音楽で頭が腐ってる。 と、メンバーを呪っていたしTVを呪っていた。 どいつもこいつもTVから流れてくるキモい音楽しかしらねえし、それ以外は存在しないかのように振る舞いやがる。 もうやめよう。音楽なんかクダラねえ。

2019-06-06 21:12:00
Susumu Hirasawa @hirasawa

中学から高1あたりまでの音楽活動を包括するとそういうことになる。 その時代には多重録音の可能な民生機は存在しない。したがって、ステルスにソロ活動の概念はなく、音楽はやるかやめるかの二者択一だった。 そう考えながら駅前通りから突き当りを中川橋方面に曲がったところだ。

2019-06-06 21:16:00
Susumu Hirasawa @hirasawa

そこには小さな服屋がある。亀有にあってひときわ違和感を放つ文化ゾーンを形成するブチックだ。 そこにはVANの服が売っていたし、JUNの服も売っていた。 VAN、JUNについては「みゆき族」の血縁者に聞いてほしい。

2019-06-06 21:20:00
Susumu Hirasawa @hirasawa

みゆき族とは、既成の秩序にとらわれず、自由な考え方や行動を示す青年達の類型のひとつである。1964年頃に東京・銀座のみゆき通り近辺にたむろしていた wikipediaより

2019-06-06 21:24:00
Susumu Hirasawa @hirasawa

その服屋の店先で少年ステルスが目にしたのは、このポスターと実物のバイクだ。 pic.twitter.com/lIgqLidKvv

2019-06-06 21:28:04
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Susumu Hirasawa @hirasawa

このバイクが誕生するまで、日本には「オフロード」という概念がなく、バイクといえば前傾姿勢でスピードを求めるものだった。そのへんについては「かみなり族」の血縁者に聞いてほしい。 このバイクのデザインは、過去に見たことのないものだ。

2019-06-06 21:32:53
Susumu Hirasawa @hirasawa

このポスターの前に実物のYAMAH DT1が有った。バイクの概念を木っ端みじんに粉砕する奇抜で超がつくほどエレガントなバイクだった。 (当時はそう感じた) パールホワイトに細く繊細なラインというデザインや色遣いも過去にはなかったものだ。 「なんじゃこりゃぁ!」 と少年ステルスは叫んだ。

2019-06-06 21:37:21
Susumu Hirasawa @hirasawa

どんな時も常識を覆す機械はステルスを魅了した。 実は、音楽を辞めるとはっきりと決意したキッカケは別にあるが、長くなるので割愛する。 少年ステルスは、このエレガントなバイクが活躍するジャンルに触れたかった。お金を貯め、このジャンルのバイクの世界に踏み入る決意をした。

2019-06-06 21:41:31
Susumu Hirasawa @hirasawa

これで音楽を辞めた後何をするかが決まった。 そのジャンルのバイクは、主にモトクロスという、舗装されていないコースでジャンプしたり、逆にハンドルを切ったりするテクニックを駆使するレースのようなものだった。 だが、バイクは高すぎて買えない。。。

2019-06-06 21:46:05
Susumu Hirasawa @hirasawa

そろそろまとめに入らなければ。 紆余曲折あってバイクを入手。 河川敷にライダーたちが作った野良コースで練習しまくっているところに「うちのチームに入らない?」と声をかけられ、モトクロスのレーシングチームに加入した。だが、チームの名前がダサすぎて号泣した。絶対人に言えない。

2019-06-06 21:53:02
Susumu Hirasawa @hirasawa

自治体や町内会が開催するイベントの「ふれあいXXX」に匹敵するダサさだ。市民よ共に頭を使おう。TVを消して。 そして、きいたふうな事をきいたふううな言葉で話すことから脱却しよう。 後にステルスはチームを脱却した。

2019-06-06 21:57:16
Susumu Hirasawa @hirasawa

その後しばらくチームには所属したものの、あっさりとバイクを捨て、再び音楽を始めるキッカケがやって来る。多くのオマエタチは知っていることだ。 信号無視のトラックがステルスのバイクに突っ込んできた。 肝を冷やす話だ。 それじゃ、今日の凍てつくTwがこれでおしまい。 またこんど!!

2019-06-06 22:02:02

 

Susumu Hirasawa @hirasawa

飯場と言えば、プレハブの事務所の床。土足で歩くと薄い板がぼこぼこと鳴るあの床の音。 ステルスにバカみたいなリスクと恥と貧乏を背負わせて、今日まで公衆の面前で奏でる大馬鹿者に仕立てたのはあの音だ。 薄い床の音め。

2019-07-02 21:20:58
Susumu Hirasawa @hirasawa

その時少年ステルスはこのタイプの音楽を初めて知る。 居間聴くと何でもないが、これは大発明品なのだ。 youtube.com/watch?v=sDo-GA…

2019-07-02 21:26:21
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Susumu Hirasawa @hirasawa

少なくとも少年ステルスはこの構造の音楽を初めて聴くことになった。 つまり、全面で歌がどんなに展開しようと、バックはずっと同じことを繰り返している。 スゲーと、薄い床を何度も踏みつけた。 ボコッ ボコッ ボコッ と。

2019-07-02 21:31:13
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