平沢進とカメアリ（地域・周辺人物編）

Susumu Hirasawa @hirasawa

「おまえ今日もムゲンでヤサグレか？」「バカ言ってんじゃないよ、これからショウジの晩御飯作るんだよ、はやく行け、進んで」「ああ、イクヨ」

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ショウジとは、約ジャックニコルソンのことであるので。

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ムゲンとは、赤坂ムゲンのことなり。デスコテックなり。

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イクヨの父上は、やはり大工の棟梁であり。

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いちおう、息子だかがバンドだかやっているようで、万が一見てるといけないので、イクヨの名誉のために補足するならば、デスコクイーンと呼んでいるのは私だけで、本人いたってマジメであります。

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時に私を「すー」と単音にて呼びつけるんであります。例：「すー！、おまえまたキウリばっか食って、肉たべろ」という感じ。

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ちなみに私クラスのヒラサワになると、キウリを縦に切り、断面に食塩をふりかけたものを冷蔵庫にズラッと並べておりました。少年のクラスのヒラサワとしては。

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また、淳平さんも大工の棟梁であり、しばしば町で会うと「おい！スー！」「あ、おじさん」「スースースーダララッタ。カハハハハハ！じゃな」

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再度公示しますが、ヒラサワ父の兄弟は８人。親戚一同全てカメアリの徒歩範囲に生息しており、町を行けば誰かとかち合います。

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８人が所帯持てば鼠算式にヒラサワだらけです。

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再度開示しますが、平沢家のルーツは新潟であります。

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平沢四郎は雪駄履き、ステテコ姿で自転車で新潟へ行きました。途中、タイヤチューブがボロボロになり、水道のホースをタイヤに仕込んで走ったと言っております。なお、平沢四郎は鞄職人であります。

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六蔵さんは青戸病院で亡くなりました。六蔵さんもまた棟梁であります。

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一つの町に棟梁がいっぱい！！

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私もP-MODELの棟梁です。

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さしずめ、みんんさは飯場のぞきです。

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覗かれて猶予年

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さあ、みんんさ、本日は花金（死語）。カメアリに繰り出し、夜通しデスコクイーンしてください。私はこれから、もっと面白いところに出かけます。

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愉快極まりないところへイクヨ。進んで。じゃな。

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先日亡くなったおばさんの４９日の案内が着ました。小さな字で「進さんには野菜中心の食事を用意させていただきます」と印刷されていた。印刷せんでも。。。

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やはり、「豪快に手をつけない」ことが人に気を使わせてしまうのだ。しかし、あの手の席で出されるものは、無理しても食べられないものばかりだから仕方ない。いいから気ぃつかわんといて。

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喪主は将来天才的な芸術家になるかもと期待していた人間だ。普通のおじさんになってしまった。「生活」とは自分を生きることではないようだ。

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４歳児が突然私の部屋の扉を開け「もう夕方？」と訊きに来る。「もう夕方だよ」と言うと「じゃ、お湯の絵描いて」などという。そのたびにお姉さんにこっぴどく叱られていた。「ヘンなことばっか言うな」と。

Susumu Hirasawa @hirasawa

よく創作ダンスを踊っていた。「キチガイ踊りやめなさい」と叱られていた。良い子になって欲しかったのだろうということは理解できるが。