ウィンターカップ2019決勝 福岡大大濠vs福岡第一 レビュー

①大濠のボールスクリーン・セッティングの拙劣さ、②大濠のJump Switchを巡る両者の攻防、③両者:Circle Underに持ち込むべき場面、④大濠のリムプロテクター(スティーブ)対策不足、⑤大濠:木林のStretch 5という選択の是非とStretch 5⇔Clearoutのジレンマ
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Modern Basketball Tactics Research (MBTR) @MBTResearch

Clearoutは、Seal Screenとも呼ばれ、ペイントエリアでリムプロテクターにSealして、ハンドラーのためのドライブコースを創出するスクリーンアシストの一種である。 当然、Stretchし続けている場合は、このプレーを実行することは原理的に出来ない。 twitter.com/MBTResearch/st…

2019-12-30 02:41:56
Modern Basketball Tactics Research (MBTR) @MBTResearch

また、木林を常にStretchさせておくという大濠の”作戦”は、ある重大な欠点を抱えていた。 というのは、木林をマークしているスティーブをClearoutすることが一切出来ないからだ。 Clearout参考↓↓ youtu.be/9fIbURTmLLY

2019-12-30 02:40:06
Modern Basketball Tactics Research (MBTR) @MBTResearch

本来、リムプロテクターとして最大の脅威であるスティーブをClearoutによって無力化することで、横地らハンドラー陣を活かすのが正着なはず。 木林vsスティーブのスピードミスマッチを狙うあまり、木林以外を活かすClearoutを棄却してしまうのは、果たして戦略として正しかったのか?

2019-12-30 02:45:30

総評

Modern Basketball Tactics Research (MBTR) @MBTResearch

@togetter_jp 【総評】 ・大濠はまずボールスクリーンの掛け方から要修正。タイトにファイトオーバーされてPNR起点のプレーがほぼ生まれず仕舞い。 ・大濠の河村対策としてのJump Switch採用は最大の戦術的注目ポイント。これを巡る第一vs大濠のカウンターの応酬も秀逸。 (続く) twitter.com/MBTResearch/st…

2019-12-30 10:07:02
Modern Basketball Tactics Research (MBTR) @MBTResearch

@togetter_jp (続き) ・両者、特に大濠で、Circle Under、Middle Reverseといったハンドラースキルの不足を感じた。Give&Take、Extensionといったサイズの差を埋めるフィニッシュスキルも乏しい。 ・木林vsスティーブにおけるStretch 5固定という選択は[Clearoutの事実上の放棄という点も含め] 妥当だったか疑問。

2019-12-30 10:11:34