昭和時代の陸軍はクソとよく言われるが、ゆがんだ兵学思想のタネをまいていったのは明治の偉人たちだということはあまり知られてない。
2011-06-08 22:07:55統率とは御委任の範囲内における統帥権を示し、部下軍隊に対する統御、経理、衛生などの全般にわたり権限の範囲を有し、その意義統帥に比し広汎なり
2011-06-08 22:21:15いずれも状況を明かならしむ手段なるも捜索は通常有無および変化の如何を知らんとし、偵察は現存するものの状態を審かにせんとするをいい、通常前者は敵情に、後者は地形に関して用いらるること多きも、地形および敵情の両者を明かにせんとするときは通常捜索を用いるもそのいずれも使用するも誤りなし
2011-06-08 22:27:24擾乱射撃 敵の司令部、宿営地、集中地、停車場、補給所など重要なる地域における敵を擾乱し、安んじてその業務、駐止、休息などをなし得ざらしむる射撃をいう
2011-06-08 22:37:46@Hikasuke333 明治陸軍はドイツ軍事学の長所を、それ以降は欠点を強く受け継いでしまったようですね。
2011-06-08 22:48:12明治42年版歩兵操典から打ち出された「根本主義」がすべてをぶち壊しにしていると思います。 RT @roppeita_mansei: @Hikasuke333 明治陸軍はドイツ軍事学の長所を、それ以降は欠点を強く受け継いでしまったようですね。
2011-06-08 22:59:40「日本軍の戦術思想は、作戦行動の速度を相俟って敵軍の計画を大いに分裂させうるので戦勝が得られる、という原則に基づいている。戦闘命令は攻撃および防御の双方ともに、最上級部隊から最下級部隊にいたるまで、通常、『敵軍は全滅するだろう』という前提に立っている。
2011-06-08 23:04:55包囲がより好まれる攻撃方法であるとはいえ、奇襲は常に重視されている。徹底的な偵察も教えられ、浸透も大いに強調される。 他国民であればその任務に不十分と考える兵力で、日本軍が進んで敵陣地を攻撃することは、彼らのいわゆる軍事的優勢という自信に基づいている」 米陸軍省編『日本陸軍便覧』
2011-06-08 23:08:28二.戦術よりも戦略を重視するの傾向大にして、徐々に戦場における戦略態勢の優越をはかり、ついで包囲または後方遮断を策すること多し
2011-06-08 23:13:28三.放胆なる 作戦を敢行することあるも、一般に慎重着実にして航空作戦による援護を極度に重視し、つとめて抵抗(守備)少なき方面より逐次浸透するの策に出づ。すなわち、直接防者の第一線を力攻することを避け、あるいは頑強なる抵抗に遭遇するや該方面に対しては砲、爆撃威力をもってその攻勢を
2011-06-08 23:18:17封じ、その間抵抗すくなき正面に溢出して、戦略態勢を有利にして、あるいは第一線と後方陣地との中間に楔入して各陣地を分断したるのち、火力を発揚して徐々に攻撃し、これを孤立自滅せしむるの策に出づるなど極力人的消耗を回避し物質威力の発揮に勉むるを通常とす 教育総監部編『米英軍常識』
2011-06-08 23:25:58