D&D『高貴なる行ないの書』とゴブリンスレイヤーとファイティングファンタジー(D20ソーサリー版 魔の罠の都)

黒野 @kurono42

通常、毒は悪のクリーチャーしか使わないんですが 聖毒はね、毒じゃないから善のクリーチャーでも使える毒なんですよ（変な目つき） 悪のクリーチャーに良心を芽生えさせて、その悔恨の念が彼らの体を焼くのだ！的な事が書いてあった。 だが理屈はいい。とにかく強かったんだ。笑っちゃうほどに。

黒野 @kurono42

触れた相手の魅力値を直に削る「金色の氷の接触」とか最高だった。HPじゃなくて能力値を削るんで大抵のクリーチャーは数発で魅力を削りきられてルール上行動不能になる。これを先程のセイント清貧の誓いを立てたモンクが取得するとナイトハッグだろうと素手でクシャクシャのポイよ。

黒野 @kurono42

我々は力に溺れた。 善にあらずんば人にあらず。思わず口走ったパラディンはみるみる加護を失って金色の鎧は鉛へ変わりました。 高慢の報いである。 「どうせ効かねえし」と正面から罠に踏み込み 不正解者に浴びせられる高圧電撃の中、鼻歌交じりにパズルの全組み合わせを試して強引に突破したりした。

黒野 @kurono42

だが我々は古の脅威を甘くみていたのだ。 『D20ソーサリー版魔の罠の都』 かの悪名高き城塞都市カーレに突っ込んだ聖人軍団は 怪しげな老人が差し出してきたお茶を 「毒効かねえしwww」とグビグビ飲み干し、その場で昏倒して全員奴隷船に売り飛ばされた。目が覚めたら船倉with足首に鎖。嘘でしょねえ。

黒野 @kurono42

「ちょっとDMどういうことよ！？」 顔を真赤にし、小児的な怒りに駆られた聖人達の詰問に DMは苦悩しながら答えた。 「お茶を飲んだら意識がなくなる、としか書いてないんで毒じゃないですね…」 セイント敗れる。 大雑把な記述ほど強いの法則だ。 そして昔のシナリオほど大雑把な記述は多い。

柳田真坂樹 @D16

善の生物であるコアトルの噛みつきが［毒］ダメージ、ってところを上手くやろうとしたんだと思うんですけどね……。 twitter.com/kurono42/statu…

黒野 @kurono42

あまりのことに震え上がった僕はしばらく新しいシナリオを開始する度に「それ…ファイティング・ファンタジーじゃないでしょうね…」と疑り深い視線を浴びせるほどに怯えた。搦手と叙述トリックは怖い。あとタイタン世界はやべえ。それが高貴なる力に溺れた果てに僕にもたらされた教訓です。

小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

いやー、自分はTRPGにおいて「善良なゴブリン」問題に結論が出たとは安易に言いたくないし、「わかり合えない敵だから殺していいんだ」とはなるべく書きたくないんですよ。少なくともそれは、「種族」や「民族」であって欲しくはないという気持ちはあります。

小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

一切の倫理的な呵責なく、一方的に害意を持ってくる敵と戦いたい、という願望があるのかないのか、と問われたらもちろんあるんですが、「それってジェノサイドじゃないの」って問いかけはもう片方に持っていたいし、そこについてはなるべくバランスの取れたワールド設計をしたいと思っています。

柳田真坂樹 @D16

斬った張ったのゲーム遊びながら、矛盾していると思われるでしょうし、自覚もあるんですが「～だから殺して良いんだ」ですませると、僕にとって、そのセッションがとても殺伐としたものになり、楽しさが失われるんですよね。 twitter.com/u_kodachi/stat…

田中天（公開用） @tanakaten

『不浄なる暗黒の書』がなにかってぇと、Ｄ＆Ｄ4thで「悪」をエンジョイ＆エキサイティングするための指南書にしてデータ集でガッデム。「ゲーム内世界における“悪”とは何か」「悪役の分類」「悪の冒険者はいかに振る舞うのがよいか」等々、キミの求める悪がここにある！

田中天（公開用） @tanakaten

「悪！　悪！　邪悪！　猛悪！　イーヴィル！　悪の軍団がやって来た！　ヤァ！　ヤァ！　ヤァ！」というわけで、ホビージャパンさんからＤ＆Ｄ4thサプリメント『不浄なる暗黒の書』をいただいちまったぜ！　この神話級クソッタレ！（邪悪語における「ありがとうございます」の意）

田中天（公開用） @tanakaten

君も、一刻も早く『不浄なる暗黒の書』を手に入れて善のタガを外し、胸躍る悪の冒険に乗り出そう！　裏道で女子供を泣かせるようなチンケな小悪党ではなく、歴史を人類を世界を戦慄させるマーベラス悪を目指そう！　……てなわけで、すごく面白い本をありがとうです＞ホビージャパン様

ぱらでぃん 1日目東5ポ55b @nekohaus

高貴なる行ないの書だったかに書かれていた“高貴なる善をプレイするとき、DMはどちらかを助ければ必ずどちらかが死ぬような選択を作ってはいけない。凄まじく困難でも両方助けられるようにすべきだ(高貴なる善は善をなせなかったことに対して酷いペナルティがある)。”は我が座右にあるですぅ。

ぱらでぃん 1日目東5ポ55b @nekohaus

高貴なる行ないの書にあったDM向け記述の「高貴なる善はゲームのデータとして定義されているので、どちらかを助けたらどちらかが助からないジレンマは(有無を言わさず能力が剥奪されるので)よくない、死ぬほど困難な道のりでも両方が助かる道も準備しておこう」はかなり心に響いたですぅ。

ぱらでぃん 1日目東5ポ55b @nekohaus

かわいそうなゴブリンをあたりさわりなくセッションに現出させるコツは、プレイヤに「そうか彼らだって戦いは本意ではないんだ」と言わせて剣を置かせることが重要で、それには昔は取引があった、野心的な長が出てきた、竜が彼らの領域に現われた、など断片を仕込むことでそれを助けられるですぅ。

ぱらでぃん 1日目東5ポ55b @nekohaus

そしてセッションの結果、そこに同情するにあたうゴブリンが語られたらかわいそうなゴブリンとして和解への道に進むことも可能になるだろうし、そんなことは関係ねえ落とし前じゃあとゴブリンを倒すもよし、大事なのは後者に行ってもPCのやることを責めないであくまでも淡々と進めることですぅ。

Mr.Shine @madashi1208

殺していいジャーム談義で思うが、うちのプレイグループでは“可能なら捕獲して冷凍保存(でも結局は捕獲不可と判断して現場判断で殺処分)”がデフォルトの初期対応方針(の建前)となってたんだが、ほかは違うのだろうか……

Mr.Shine @madashi1208

可哀想なゴブリンとは少し違うが、人を襲わない魔物だと、鬼滅のねづこが最近見た例だが、あれ凄くリスクを背負ってたことと、オーケーに至るまでの経緯がベリーハードだったからなあ

鐘の音（除夜の鐘）ダイエット-30kg @kanenooto7248

ゴブリンスレイヤーを観ると、「邪悪な敵をまず作れ」メソッドはマジに正しいと思った。ゴブリンの敵キャラ造形は本当に見事で、ゴブリンが邪悪であればあるほどゴブリンスレイヤーが輝く。