SGN主催「琵琶湖でいま、何が問題になっているのか?」参加報告2020.2.13

滋賀グリーン活動ネットワークのGPプラン滋賀「グリーン購入実践講座【後期3】」セミナーです。講師は滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一さん。
0
くうのる @kuunoru

佐藤氏>琵琶湖でも1立方mあたり数個が見つかった。しかしマイクロプラスチックの影響評価は難しい。環境中濃度と実験室濃度の違い。水槽に入れて魚を飼って影響を見る。1立方mあたり0個から8万個で比較。濃度が高いと確実に悪影響。しかし少ないとよくわからない。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:02:59
くうのる @kuunoru

佐藤氏>将来はマイクロプラスチックの濃度が数十倍から数百倍に増えると予測。将来は研究室で起こるような問題が起こる可能性も。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:04:02
くうのる @kuunoru

佐藤氏>マイクロプラスチックの影響評価の難しさ、その2。採種するサイズと濃度の単位。メッシュサイズが個数を決める。個数が1個でも9個でも100個でも重量1mg/Lは同じということも。サイズに国際的な基準はない。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:06:40
くうのる @kuunoru

佐藤氏>琵琶湖の魚類における化学物質含有量は、PCB類含有率は琵琶湖では問題ないレベルで今は推移している。危険と言うのは言いすぎだろう。 しかし減らすために、プラスチックごみ全体を考えた施策をとっていくべき。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:08:22
くうのる @kuunoru

佐藤氏>「気候変動で琵琶湖はどうなる?」琵琶湖の「深呼吸」(全層循環)。春から秋は表水層に酸素が蓄えられる。冬になると冷やされた表層水が湖底へ下りて酸素が供給される。これが十分に起こらないのが近年、昨年は底層DO(溶存酸素量)が回復せず。気候変動の影響危惧 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:11:41
くうのる @kuunoru

佐藤氏>ここ十年を見ると透明度が下がり漁獲量も下がっている。従来行政では水質浄化と魚の問題は縦割りで扱われていた。水質→植物プランクトン→動物プランクトン→魚、ひとつながり。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:13:28
くうのる @kuunoru

佐藤氏>「人の健康」と「琵琶湖の健康」。人:過食によるメタボ、糖尿病、高血圧等→極度な食事制限、体調不良、貧血→あるべき姿はバランス、適度な運動。琵琶湖:栄養塩の過剰流入→栄養塩の減少→適切な量と質の栄養塩供給。かつては量を重視、これからは質も考える。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:15:36
くうのる @kuunoru

佐藤氏>水質保全と生態系保全を共に達成するには、従来の考え方では「流入負荷を減らして湖内の水質を改善したい」、これからは「魚類等につながる物質循環を円滑にする」 お話おわり。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:17:09
くうのる @kuunoru

質問>漁獲量 佐藤氏>必ずしもそこにいる魚の量を示しているわけではない。漁獲量÷漁師さんの数、なだらかに減っている。魚の減少に漁師さんの減少が拍車をかけている。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:19:49
くうのる @kuunoru

質問>最近始めた清掃活動の内容は? 佐藤氏>普通は動員が多い。しかし楽しく取り組む団体もある。拾うだけでなく「つながる清掃活動」として野鳥の観察会つき。盛り上がった。ごみだけではなく環境のつながりが見える。+αの楽しみ。間違いなく良い活動を楽しもう。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 16:23:08
くうのる @kuunoru

セミナー「琵琶湖でいま、何が問題になっているのか?」終了。最後の質問は私から。佐藤さんも紹介したい話だったようでビンゴ。「ごみ拾い」はたしかにそれ自体いいことではあるけど、そのときその場所だけきれいになればいいというのではつまらないし意義が弱い。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 19:00:27
くうのる @kuunoru

ごみ拾いをきっかけに、ごみを出さない暮らしと社会に参加者が一歩を踏み出せるようなイベントに仕立てたい。ちょっとした+αでできることだから、私も仕掛けていきたい。そういや以前2回ほど湖岸緑地でのごみ拾いで3Rの話題提供をしたことがあったな。またできるといいな。 #SGN琵琶湖でいま何が問題

2020-02-13 19:03:14