滋賀グリーンネット主催SDGs連続講座 第4回「食品ロスの現状と『食の未来』をSDGsの視点から考える」20191120参加報告

滋賀グリーンネット20周年記念 研究会連携SDGs連続講座「これならできる!ここならできる! SDGs」(全5回)の4回目、食のグリーン購入研究会の企画です。
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くうのる @kuunoru

滋賀グリーン活動ネットワーク主催、SDGs連続講座「これならできる!ここならできる! SDGs」第4回 「食品ロスの現状と『食の未来』をSDGsの視点から考える」が始まりました。今回は食のグリーン購入研究会の企画です。 shigagpn.gr.jp/schedule/list/… pic.twitter.com/nxFw3z7Ak8

2019-11-20 13:35:18
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くうのる @kuunoru

講演「食品ロスの現状と『食の未来』SDGsの視点から」、講師は農林水産省 大臣官房 政策課鈴木健太氏。 SDGsは多国間の合意が難しくなった現代、めずらしく合意できた国連の目標。7番目から後は先進国にも深く関連する課題。#滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 13:40:29
くうのる @kuunoru

鈴木氏>SDGsを自分たちの課題として認識して取り組む必要。ステークホルダーは見ている。基本的な教育をおろそかにすると問題が勃発。 一つのゴールだけを達成すればよいわけではない。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 13:42:35
くうのる @kuunoru

鈴木氏>自分たちだけの問題ではない。自分よし、相手よし、世間よし。食品ロスは廃棄すれば終わりではない、どう削減していくかを考える。取り組んでいるふりをするSDGsウォッシュが問題になっている。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 13:45:03
くうのる @kuunoru

鈴木氏>土用の丑や恵方巻きで食品ロスが問題に。ニホンウナギから別種のウナギに置き換えても、その資源量が少なければよい行動ではない。社会的インパクトを考える。自社にできていない弱点を外に出していくことも必要。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 13:46:48
くうのる @kuunoru

(食べものを捨てたことはありますか? というテーマで、テーブルごとに話をしました。いっぺんに採れすぎた野菜や、嫌いでよけたもの、宴会時の酒の残り……) #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 13:53:12
くうのる @kuunoru

鈴木氏>食品ロスの発生する要因。手元に来る前に事業所側で廃棄するもの、仕込みすぎの料理、定番の変更、失敗品。「食品廃棄物」(不可食部分をのぞいて)、640万トン、一人130g、お茶碗1杯ぐらい。一人あたり年51キロ。米の消費量と同じぐらい。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 13:55:54
くうのる @kuunoru

鈴木氏>家庭でのロスは、食べ残し、過剰除去、保存失敗など。どういうシチュエーションか。食べ残しは、7皿に1皿ぐらいある。宴会後のご飯残りなど。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 13:58:25
くうのる @kuunoru

鈴木氏>賞味期限の三分の一ルール。半年だとすると、作って2カ月以内に小売店舗に届かないと、小売りからメーカーに返品、二百数十億円。製造や物流での無駄が発生。飲料メーカーは年月日表示から月表示に変更。日付の古いものを前に出す手間が省ける。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:02:06
くうのる @kuunoru

鈴木氏>ちょっとしたことからでも始めてみませんか。たとえば、ヨーグルトの蓋にハスの葉の技術でくっつきにくい工夫。開封しても酸素の逆流を減らすパッケージ。売り場にポップ。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:04:15
くうのる @kuunoru

鈴木氏>飲食店で食べ残しを防ぐオペレーションの事例集もある。気温によって何が売れるか。日本気象協会が豆腐指数を開発。同じ高温が続くときと急に上がったときは消費行動が変わる。製造計画に反映することで廃棄の削減に貢献。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:05:57
くうのる @kuunoru

鈴木氏>飲食店のドタキャン、クレジット会社が買い上げて消費者に情報提供。ダイナーズ。損をせずに回っている。スマホアプリのtabete。ロスを買い取って使ってもらう仕組み。買い置きをアラームで知らせるアプリ。食べ残し把握のアプリで要因分析。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:08:53
くうのる @kuunoru

鈴木氏>食べ残しを分析することで健康管理、医学的な亜ドバイスにも。データに基づき、問題の位置を見極めて対策を取ることが大事。 食品ロス削減推進法が今年5月に成立。基本方針が出たのでこれから計画へ。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:11:16
くうのる @kuunoru

鈴木氏>東京オリンピックで「測る」ことをする。昨年のバレーボール世界大会での食品ロスを把握し、対策を立てている。最近は自治体の削減呼びかけも多い。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:12:27
くうのる @kuunoru

鈴木氏>1.横の連携(現場の知恵を結集)。2.皆で連携、協力。3.いいことは外にアピール。了 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:13:35
くうのる @kuunoru

事例紹介、たねやグループの木田幸司氏。和洋菓子の製造、喫茶食事。三つの経営理念の一つ「あきない」手塩にかけること。食品リサイクル法(2000年)で発生抑制と有効活用。製造業では95%リサイクルが義務。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:16:28
くうのる @kuunoru

木田氏>商品企画段階、バームクーヘンの例。丸太の端っこや失敗品をドライバウムにした。歳時菓子が40種ぐらいあり、10年以上の販売実績データに基づき原材料の調達から企画している。予想どおりいかないのは店間移動。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:18:53
くうのる @kuunoru

木田氏>愛知川工場がハブ。委託便に乗って店舗間移動。東京は山手線で販売員が持って移動(ほんと?)。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:20:05
くうのる @kuunoru

事例その2、おごと温泉の国華荘びわ湖花街道、佐藤祐子氏。大津市民憲章の理念を継ぐ。「温かい気持ちで旅の人を迎えましょう」。地球規模の環境問題を知り、ISO14001 をグループで取得。数値目標を作り実践、同業者に浸透させるための講演活動をすることに。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:23:23
くうのる @kuunoru

佐藤氏>仲間を作るためSGNに加入。最初の30分と最後の10分は座って食べる3010運動の推進。食べきり推奨、予約の段階で料理内容を調整、量より質の提供。食べ残しを計量しデータ化して翌月に反映。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:24:54
くうのる @kuunoru

佐藤氏>教育、朝礼や社長通信にて。何ごとも大切にするという当たり前のことを伝え続けている。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:25:59
くうのる @kuunoru

事例3。しが農業女子100人プロジェクト、渡辺維子氏。2015年から就農。数名でプロジェクトを立ち上げた。情報発信。共同マルシェ。勉強会。青空レストランや田んぼの生きもの調査など消費者と交流。誰でも会員募集中。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:29:37
くうのる @kuunoru

事例4。フードバンクびわ湖、堀豊氏。SDGsカードゲームを広めていて、フードバンクに参加するように。余っている食品を集め食事に困っている人に届ける活動。フードドライブの拠点を増やすよう努力中。主催者に事前周知の協力をお願いしている。県庁でも実施できた。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:34:10
くうのる @kuunoru

堀氏>事業系食品ロスを集めたい。どこの工場もリスクを背負って提供することが難しい。安定した団体でないと渡せないという企業の事情。フードバンクびわ湖では個人宅、子ども食堂、行政、社協、福祉団体へ支援している。 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:36:21
くうのる @kuunoru

堀氏>古米が余って捨てるぐらいならいただきたい。提供者には精米に感動されたりしている。ぜひご協力を。了 #滋賀グリーンネットSDGs連続講座

2019-11-20 14:37:19