青識亜論さんのリバタリアン的パンプス着用義務問題の解決方法について

雇用主の交渉力が従業員のそれに優越する理由としての労働市場の買い手独占/寡占の理解が妙なことになっているのが気になったので。
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青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated はあ。それって、例えば「引っ越し業者はいつも重い荷物を持たなければならないから、腰を痛めやすい」などとどう違うんですか? 引っ越し業者の職場は身体権が侵害された職場なんでしょうか。

2020-02-13 23:35:37
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 職場の状況や勤務時間、御本人の体質もあるのだから、ある女性がパンプスで勤務することを好んだからと言って、他の女性がパンプスで勤務することに合理性があるとは限りませんし、就業規定を細かく提示した上で、従業員の募集や労働契約を行っている企業がほとんどないわけで、

2020-02-13 23:35:41
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated じゃあそれ、就業規程を閲覧可能にしうる運動をすればいいだけで、パンプス着用の規程全部を禁止せよとの運動は過剰包摂ですよね。

2020-02-13 23:36:40
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 労働者の「職業選択の自由」に委ねられるべき問題とは一概にいえないでしょう。

2020-02-13 23:36:43
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 就業規程を閲覧可能にしても、就業規程がいつの間にか変更されることは往々にありますし、制服のミニスカート化の騒動などはその例です。法律ですべての職場で強制するべきとは言えないかも知れませんが、パンプス問題は労働者保護の観点から議論すべき話であって、レディースデーと異なります。

2020-02-13 23:39:58
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 職場の状況や勤務時間、御本人の体質もあるのだから、ある女性がパンプスで勤務することを好んだからと言って、他の職場の他の女性がパンプスで勤務することに合理性があるとは限りませんし、就業規定を細かく提示した上で、従業員の募集や労働契約を行っている企業がほとんどないからです。

2020-02-13 23:49:06
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue さらに悪いことに、パンプスを常識とするような社会的風潮がつくられつつあり、経営側に誤った認識が刷り込まれるリスクもあります。パンプス反対運動には、現在の職場環境だけではなく、将来の職場環境も影響しうることに注意すべきでしょう。実際に、

2020-02-13 23:49:23
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 日本経済新聞2019年3月6日に掲載された「新社会人応援講座」では、産業能率大学の川村みどり兼任講師の弁としてヒールの高さ3cm~5cmのパンプスが推奨されていました。合理性がない慣習がうまれてなぜか定着してしまい、それが経営側、もしくは職場内で固定化するリスクが無いとは言えないです。

2020-02-13 23:49:37
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated うん。で? それって何が悪いんですか? 合理性って誰が決めるんですか?

2020-02-13 23:50:22
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue もちろん悪いです。例えば、青識亜論氏がポルノグラフィの正当化で採用したピグーの社会的厚生の観点から考えると、パンプスを義務化することに得られる消費者の厚生改善は微々たるものだと予想される一方で、パンプスを義務にしないことによる一部でも労働者の厚生改善が大きいことが言えます。

2020-02-13 23:53:57
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue さて、青識亜論さんの論点すり替え論法(Ignoratio elenchi)に付き合ってみたわけですが、ここで一度戻しますね。セクハラやパワハラなどが例ですが、独占や寡占などを背景に経営側/雇用主の方が労働者/従業員に対して優越する権力をもつことにより、労働者/従業員が不利な環境に立たされる場合、

2020-02-13 23:57:57
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 就業の自由は問題解決として機能しません。ゆえに、レディース・デーという消費者保護の観点から語られるべき問題と、パンプス反対運動をごっちゃにして語る青識亜論さんの議論は、誤った類比という誤謬推理になっていると思います。

2020-02-13 23:58:30
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated いや、その例だと、パンプスを履いた労働者によって接遇されることを望む消費者の厚生や、「パンプスを制服として採用した企業で働きたい労働者」の厚生がスポイルされているのでは。消費者の厚生改善が微々たるものだという根拠は?

2020-02-14 00:04:44
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue パンプス着用義務とレディースデーを類比するのは誤謬推理だと言う指摘に関しては納得して頂いたと考えて、論点すり替え論法だなと思いつつ、新たに出されたパンプス着用義務反対の正当化の議論について話を深めようと思いますが、

2020-02-14 00:07:27
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated 強制が1割しかない場合、独占・寡占的市場であるとは言えず、普通に労働者の側に選択権があるのでは。

2020-02-14 00:08:16
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 一般に消費者が女性従業員がパンプスである事から厚生を得ていると考える方が難しいでしょう。以前、貴殿が例に出していた「全員ハイヒールのホテルで接客されたいという消費者がいたら」について考えても、女性従業員の制服でホテルを選ぶ人も、

2020-02-14 00:08:43
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 女性従業員のパンプスが見たいという理由で旅行に行く人も、聞いたことがありません。一般にホテル利用客は適切に接客されることを第一に求めており、ホテル従業員の具体的な服装でその利益が左右されるわけではないです。

2020-02-14 00:08:46
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated いや、なんかよくわかりませんが、いまのところ企業側の経済的自由権を制約することの妥当性は論証されていませんよね。

2020-02-14 00:08:51
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated はあ。それなら、パンプス履きたくないからホテルに就職したくない人とかも聞いたことがありませんが。

2020-02-14 00:09:19
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated もし利益が左右されないとするならば、市場に任せればその強制はなくなるはず(労働側が本当にパンプスを履きたくないのであれば、ホテルの求人に応じる人がいなくなり、利益がないにもかかわらずパンプスを強制するホテルは競争上不利な立場に置かれるため、市場的に淘汰される)では。

2020-02-14 00:11:16
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 青識亜論さんは公務員だと公言されていたと思いますが、突然、大手外資系企業のコンサルタントに転職できたりはしないでしょう。年齢によっては同じ業界でも動くことは困難ですよね。つまり、労働市場は分断しており、局地的には独占的・寡占的でありえるのです。だから、労働法があります。

2020-02-14 00:11:21
青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 @BlauerSeelowe

@uncorrelated 労働者は十分に職場を選択する余地があるという点に関する反論にはなってませんが。

2020-02-14 00:12:16
uncorrelated @uncorrelated

@dokuninjin_blue 労働市場がそのようなあらゆる関係者の利益を取り込み調整するためには、関係者が完全予見(つまり雇用開始から終了までの労働契約が完備されており)かつ合理的で、かつ取引摩擦(≒転職コスト)がゼロであることなどの数々の条件があり、一般に満たされているとは考えられていません。ですから、

2020-02-14 00:13:35
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