近畿地方環境事務所セミナー「グリーンスローモビリティの活用を考える」参加報告2020.2.25

くうのる @kuunoru

近畿地方環境事務所セミナー「グリーンスローモビリティの活用を考える」に来ました。環境負荷が少なく狭い路地も通行でき、高齢者の移動と観光客の周遊に資する新たなモビリティとして期待。 kinki.env.go.jp/to_2020/post_1… pic.twitter.com/FeaBMpBPge

拡大

くうのる @kuunoru

最初のプログラムは環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室よりグリーンスローモビリティに期待すること」。持続可能な社会としての地域循環共生圏を考える。日本が抱える環境・経済・社会の課題に対応することが求められている。2015にSDGsが提唱。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞2015年に採択されたパリ協定で、日本は2030年に26％、2050年80％削減をめざすと地球温暖化対策計画で決定。平成30年に閣議決定された第五次環境基本計画では、重点戦略として、六つを設定。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞第五次環境基本計画では、「地域循環共生圏」を創造するとする。地域の各要素が自立・分散して機能するもの。地域の特性や地域資源の性質に応じ、最適な規模で地域資源が循環するもの。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

地域循環共生圏の曼荼羅図。 #グリーンスローモビリティセミナー pic.twitter.com/dXcKGuUMCu

拡大

くうのる @kuunoru

環境省＞グリーンスローモビリティに期待するもの。日本の部門別CO2排出量を見ると、運輸部門は約17.9％。地方部は自家用車依存。地方部では特に高齢者はバス移動が多くなっていく。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞地域公共交通は厳しい状況、サービス水準の大幅な低下が進行中。 グリーンスローモビリティは、電動で、時速20km未満で公道を走る4人乗り以上のパブリックモビリティ。狭い道も通れて、ゆっくり、楽しい。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞低速のため、近距離移動を得意とするグリーンスローモビリティは、現在は地域住民の移動手段として、また観客向けのモビリティとして、ちょこっと輸送として、地域の顔（地域ブランディング）として利用されている。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞活用ニーズ。1．住宅地や団地において、買い物難民などの問題に対応。不採算バス路線を転換することで採算性と環境性を改善。2．中山間地や離島において、マイカーやバスより走りやすい。3．観光地や都市部において、交通公害軽減、地域の顔になる。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞事業化に向けたポイント。1．地域の問題解決に適した運行手法、車両、ルート等の検討と調整。2．行政と交通事業者、商工会、福祉や観光関係者等ステークホルダーが協働する仕組みづくり。3．お披露目会など広報を通して愛着を持てる気運の醸成。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞脱炭素とSDGs達成のための持続可能な地域のモデルが「地域循環共生圏」。グリーンスローモビリティは公共交通を補完する。地域住民と観光客の移動手段、地域ブランディング等で活用を期待。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

環境省＞「IoT技術等を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証事業」を平成31年度から令和2か3年度まで全国7地域で実施。「グリーンスローモビリティ導入促進事業」（国交省）は、来年度公募予定。了。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

質問＞安全性は？　道路交通法上の問題は？ 環境省＞IoT実証でも導入促進事業でも行動を走ることを想定。きちんと対応してもらうようにしている。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

続いて、国土交通省近畿運輸局総合政策部環境・物流課より「国土交通省の令和2年度グリーンスローモビリティ関連事業の概要」について情報提供。環境省と国交省の連携事業は先ほどの説明のとおり。ここでは国交省単独の事業を紹介。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

国交省＞グリーンスローモビリティの活用検討に向けた実証調査支援事業。すでに実施中で3年目。これから地方公共団体から企画を募集し採択して数週間貸与して実証実験を実施してもらう。外部機関よりアドバイスも。採択数は5地域程度になる見込み。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

国交省＞実証調査の審査のポイント。1．地方公共団体が主体となり実証調査を行う意向があること。2．あらかじめ警察署・地方運輸局・道路管理者との事前調整を行い、実現可能性を確認しておくこと。例、交通事故対策として、警察に事前相談。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

国交省＞警察からは幹線道路をできるだけ避けるなどの指導がある。道路運送上の適法上があるようにアドバイスするので相談を。ステークホルダーと調整が進んでいれば採択の際に考慮される。3．実証調査終了後、事業化に向けた取組意向があること。計画を書面に記載 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

国交省＞平成30年度は13地域から応募で5地域を選定。令和元年度は14地域の内7地域を選定。来年度は5地域程度か。地域の課題解決にグリーンスローモビリティの特性を活かしていると考えられるもの、他地域の参考になるモデル性の高いものを選定する。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

国交省＞グリーンスローモビリティ事業化に向けたポイント。先ほどのとおり。有償で行われている事業、広島県福山市のタクシー事業、大分県姫島村のレンタカー事業、東京都豊島区の橋事業、東京都町田市の自家用有償旅客運送事業。新年度公募は4月からの予定。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

事例紹介(1)「和束町におけるグリーンスローモビリティの活用」、和束町地域力推進課より。 和束町は近畿の中心に所在。京都府の南部、お茶のまち。田舎なので一人1台クルマ所有。高齢化率45.7％。面積65平方kmの76％が森林。人口は毎年100人ずつ減少。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

和束町＞合併はしていないが近隣のまちと教育行政の共同化など実施。課題1、生活の利便性、公共交通は路線バスのみ、本数は少なくバス停まで遠い。課題2、雇用の創出。課題3、交流人口の拡大、地域資源の活用をめざす。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

和束町＞高校と大学がない。子育てのしやすい環境を整えている。産業構造は、第1次産業中心。茶業のまち。茶源郷 和束をキーワードにまちづくり。荒茶生産量は府内の約半分で1位。てん茶の生産量は日本一。茶畑景観を形成。美しい景色が日本遺産に登録。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

和束町＞人口4000人弱で、観光客が平成26年の75,571人から平成30年の178,543人へ。主なターゲットとして外国人と周辺市町村。体験できる観光振興で経済効果を狙う。観光案内所、お茶の駅。日帰りから宿泊へ。農家民宿、宿泊施設、修学旅行生の受け入れ等。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

和束町＞星野リゾートと京都府と和束町で協定締結、期待。飲食店もないが、茶源郷グルメを開発。体験の場として、ウォーキングツアー、ドローン空撮。観光客が増えて問題も出てきた。そこでヤマハから平成29年度に無償貸与のグリーンスローモビリティで茶畑周遊。 #グリーンスローモビリティセミナー

くうのる @kuunoru

和束町＞実証実験、初年度は1カ月毎日運行497名利用。平成30年度は1台購入して土日祝日1日4便112名。令和元年度は完全予約で同214名、住民対象で11月末から12月末まで平日運行1日3便、利用者19名。少ないが初めてにしてはよかったか。もっと周知が必要。 #グリーンスローモビリティセミナー