Early Bird @ 41isyoichiさんの英語講座(2020年2月8日分)初級クラウン英和辞典/現在完了のfrom/open/の≒of/未来進行形/egg/mermaid/stand/他

まとめました。
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Early Bird @41isyoichi

these days は過去と対比して「現在は」の意。生活、習慣などが以前と違っていることを表す。通例、in を添えずに使う⚠️ 👉 He's smoking too much these days.(彼は近ごろたばこを吸い過ぎだ) 👉 Convenience stores are everywhere these days.(近ごろは至る所にコンビニがある)

2020-02-08 18:26:01
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 意外に思われる方も多いだろうが、英国において、英文法は18世紀半ばから急速にまとまってきた。いわゆる規範文法(学校文法)だ。それはなぜかと言えば、英国社会が産業化のために流動的になってきたことと関係がある。簡単に言えば、身分が動き始めた。

2020-02-08 19:13:11
Early Bird @41isyoichi

では、身分が動き始めたときに、出世するには何が重要かと言えば、それはきちんとした英語が書けることだった。きちんとした手紙が書けることが労働者階級が中産階級に入る唯一の道だったからだ。

2020-02-08 19:13:12
Early Bird @41isyoichi

そこで、英語にはそれまで権威ある英文法書がなかったので、手本となるような英文法書を求めるニーズが急速に高まった。そしてそのニーズを満たすような英文法書が18世紀半ばに登場し、18世紀末に決定版が出て一世を風靡したのである。

2020-02-08 19:13:13
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 英語の安定に大きな役割を果たした文法家に Robert Lowth がいた。1762年出版の英文法書は爆発的に売れた。18世紀末までに20版以上を重ね、各国語に翻訳もされた。(更に大枠は後の文法家、特に Lindley Murray により受け継がれ正否判断の規範としての文法という考え方が広く浸透してゆく。) pic.twitter.com/jyUS0PEK0a

2020-02-08 19:30:01
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Early Bird @41isyoichi

例えば現在では「彼は全然ものを知らない」と言いたいときに否定語を重ねて *He doesn't know nothing.と言うのは標準的ではないとされるが、こうした「標準」の原型を築いた人、と言えばわかりやすいだろうか。Robert Lowth の英文法書の普及以来、二重否定が標準英語から追放されたと言われている。

2020-02-08 19:30:02
Early Bird @41isyoichi

それまで散発的にいくつも文法書が書かれていたにも関わらず、なぜ18世紀後半にこの人のこの文法書がこれほどまでの影響力をもつようになったのか。このことについて私は興味をもち、私は卒業論文以来の研究テーマにしている。添付画像は書斎にある関連書籍の一部。コツコツ買い揃え読み進めている。 pic.twitter.com/rUkUM8RmKw

2020-02-08 19:31:56
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Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 元来、英語の accent は、他のゲルマン系の言語と同じく、接頭辞がついているときは別として、語の最初の音節に置かれるのが原則だった。ところが、ラテン系の言語では、それほどはっきりした規則がなく、フランス語ではだいたい最後の音節に来ることが多い。

2020-02-08 19:53:25
Early Bird @41isyoichi

このように、accent の組織の違う外来語を採り入れたので、今日の英語は、学習者が辞書を引いていちいち調べてみなければならないような、ややこしい accent を持つ言語となった。

2020-02-08 19:53:27
Early Bird @41isyoichi

今井邦彦・外池滋生『英語徹底口練!』(実務教育出版、2007年、p.100)に「何番目=which」と題するコラムが入っていて参考になる😳 pic.twitter.com/AP8RlHg03H

2020-02-08 19:59:09
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Early Bird @41isyoichi

👉Which son ー How manieth son ー is he of Mr. Tanaka?(あの方は田中さんの何番目の息子ですか) 上は『齋藤和英大辭典 普及版』(名著普及会、1979年、p.640)に記載の用例。ちなみに、How manieth は COCA ではヒットせず😅 pic.twitter.com/d8T5Xio3Qs

2020-02-08 20:03:19
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Early Bird @41isyoichi

👉Which son ー How manieth son ー is he of Mr. Tanaka?(あの方は田中さんの何番目の息子ですか) 上は『齋藤和英大辭典 普及版』(名著普及会、1979年、p.640)に記載の用例。ちなみに、How manieth は COCA ではヒットせず😅 pic.twitter.com/d8T5Xio3Qs

2020-02-08 20:03:19
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Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 小西友七『英語の前置詞』(大修館書店、1976年、pp.297-8) によれば、in spite of に比べ、despite は少し堅くて古風な感じがするが、in spite of の代わりに使える便利な語だ。スペースの節約が尊重されるジャーナリズムの分野で短い形の despite が多用される。

2020-02-08 20:16:11
Early Bird @41isyoichi

同書によれば、上記のようなスタイルの差を除き、in spite of と despite 双方の意味用法は同じである。いずれを用いるかは、文体の他、リズム、好音調、故人の好みといった問題に左右されることが多い。なお、in spite of の方が despite よりも力強く感じられるという人もいる。

2020-02-08 20:16:13
Early Bird @41isyoichi

折にふれ読み返す「私の古典」の一冊だが、読むときどきの状況に合わせて常に有益な示唆を与えてくれる😊 「本当に謙虚な人は、およそ自分については、善かれ悪しかれあまり話したがらず、他人が自分に構ってくれることなど少しも望まない」 カール・ヒルティ『幸福論 第二部』(岩波文庫、p.100)

2020-02-08 20:40:18
Early Bird @41isyoichi

以下の書籍は何度読み返しても読み返すたびに発見のある良書だと思います😊 ▪︎ 道を歩けば前置詞がわかる amzn.to/2PVMvm1 ▪︎ 英語の前置詞 amzn.to/2PZ4JU2 ▪︎ English Prepositions Explained amzn.to/37jRDqj

2020-02-08 20:56:06
Early Bird @41isyoichi

@koki_ando0516 はい。万古不易の処世の要諦を説く寸鉄が随所に詰まっております。仕事の上手な仕方についてもヒルティから私は多くを学んでいます。コメントありがとうございます😊

2020-02-08 21:09:38
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] (1) She MAY not go to America. (2) She may NOT go to America. (1)は「渡米しないかもしれない」という可能性を表すが、(2)は「渡米してはいけない」または「渡米しなくてもよい」という許可を表す。話し言葉では可能性の may には(1)の如く強勢が置かれるが、許可の場合は置かれない。

2020-02-08 21:10:02
Early Bird @41isyoichi

(2)の場合、2通りに解釈されるのは、not がそれぞれ次のようなかかり具合を示すからだ。 (1) She [may not] go to America. (2) She may [not go to America].

2020-02-08 21:10:02
Early Bird @41isyoichi

(3) You may not go. (4) You are not allowed to go. (3)は話し手の側に権限があり「君は行ってはならない」と言っているので、何か人間くささが伴う表現となっている一方、(4)は話し手以外に権限があり「(第三者の考えでは)行ってはいけない」といった感じで、無色の客観的記述だと言える。

2020-02-08 21:10:03
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] (1)I borrowed a picture of the pianist's. (2)I borrowed a picture of the pianist. of 以下に所有格が添えられた(1)は「そのピアニストが所有している絵を私が借りた」場合、(2)は「ピアニストを描いている絵を私が借りた」場合だ。

2020-02-08 21:16:23
Early Bird @41isyoichi

(3)I'm staying at my uncle's. (4)I'm staying at my uncle's house. my uncle's と所有格の形で終わる(3)は「おじの所にお客として滞在している」の含み、my uncle's house と所有格に名詞が後続している(4)は「おじの家に借家として借りて住んでいる」の含みだ。

2020-02-08 21:16:23
Early Bird @41isyoichi

Phonemic Chart Keyboard phonemicchart.com このウェブサイト、 Type in phonetic symbols and learn English pronunciation. のコーナーでは個別の発音記号を入力でき、 Transcribe words to and from phonetics. のコーナーでは単語を入力欄に打ち込むと発音記号になって戻ってくる😳 pic.twitter.com/k6qiV0iSvq

2020-02-08 21:25:50
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Early Bird @41isyoichi

「会合は4時から始まる」 (✖︎)The meeting begins from four. (○)The meeting begins at four. 日本語の「いついつから」=「from いついつ」とならない例。 時刻は at を使い表すため、begin at four(4時に始まる)と言う。 begin tomorrow (明日から始まる)なども誤りやすい例。注意⚠️

2020-02-08 21:55:43