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クロスオーバーの醍醐味!VS企画作品のまとめ【小説から映画に漫画とアニメまでの歴代キャラクター対決史】

歴史の長い版権キャラクター同士が闘うVS企画作品をタイトル別にまとめてみました。
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惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj

座頭市の亜流作品では台湾制作の『盲坊主対空飛ぶギロチン』がある。 香港映画ではお馴染みな首切断武器、空飛ぶギロチンの使い手とピンク映画で座頭市のパロディをやっていた酒巻輝男こと勝利太郎というアッパレな芸名のソックリさんが戦う映画だ。 居合いの立ち回りは小賢しくもちょっと似ていた。 pic.twitter.com/BxiVIOdAkh

2020-03-30 02:44:15
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惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj

ファンメイドムービーで面白いアイデアだったのが元円谷プロダクションの岡部淳也が制作した『座頭市対プレデター』だ 菅田俊が座頭市役をこなすが、とにかく座頭市がデカい 187cmの巨体にも拘わらず繰り出される居合いの殺陣はスピーディーで勝新にも劣らない 商業展開で実現してほしかった企画だ pic.twitter.com/FKw5hPaN3V

2020-03-30 03:15:13
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VS企画物映画といえば、まず真っ先にコレが思い浮かぶ世代の人が多いのではないだろうか。 東映まんがまつりの内の1つとして1973年に公開された『マジンガーZ対デビルマン』は日本のクロスオーバー対決物の原点のイメージが最も強い、ヒーロー2人による夢の共演映画だ。 pic.twitter.com/s4qYy7nLGu

2020-03-30 03:29:59
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タイトルには「対」と付けられているが兜甲児と不動明の2人が対決する描写は精々バイクレースぐらいだ。 ヒーロー同士は直接戦わずに、最後は互いの敵を相手に共闘して終るというイメージが付いたのも、この映画からだろう。 pic.twitter.com/SYLnxCPeY2

2020-03-30 04:52:42
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更に後続作品にはゲッターロボやグレンダイザーを加えたダイナミックプロ祭りといった模様になり、後の代表的クロスオーバーゲームである『スーパーロボット大戦』シリーズにも繋がる発想の原点となった。 pic.twitter.com/792wxuKtKR

2020-03-30 07:10:51
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1990年から発売されたOVA『CBキャラ 永井豪ワールド』は漫画版デビルマンを主軸として、TV版マジンガーZとも上手く絡めたコミカルかつ真面目なテーマ性を持つアニメだ。 未完に終わったOVA版デビルマンの後日談的な側面も持つ。 クロスオーバー物の出来栄えとしては此方の方に軍配が上がる見立てだ。 pic.twitter.com/Dy8OhVOm9h

2020-03-30 07:46:18
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マジンガーZはスパロボ等を全て含めると、かなりのクロスオーバー数になるであろうコラボジャンルの本家だ。 近年でも『マジンガーZ対トランスフォーマー』がコミックで刊行された。 元祖スーパーロボットの王者として、まだまだこれからも共演VS企画物展開に期待したい。 pic.twitter.com/g53odHYtO5

2020-03-30 07:47:55
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アメリカンコミックスでは1976年に『スーパーマンVSスパイダーマン』が掲載された 二大出版社のDCとマーベル初の共演タイトルだ スパイダーマンが操られて一時スーパーマンと戦うが、終盤は互いの宿敵であるレックス・ルーサーとドクター・オクトパスのタッグと闘う 身体スペック差の描写が面白い pic.twitter.com/sZ7wRSDOWK

2020-03-30 22:58:40
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共演企画第二弾は『バットマンVSハルク』だ。 特にバットマンはスーパーマン以上にマーベル以外の出版社のキャラクターと共演し闘う、クロスオーバー最多のアメコミヒーローでもある。 他にもスポーンやターザンにヘルボーイ等まだまだコラボタイトルが存在する。 pic.twitter.com/Z5uA8PB1Tt

2020-03-30 23:22:51
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スープスとスパイディが仲良くボコり合っていた同年の日本では、水木しげるによる『鬼太郎対悪魔くん』が掲載されていた 千年王国版悪魔くんは鬼太郎を全裸に引ん剥く手前まで追い詰める 悪魔くんもダーティーなキャラだが裏で糸を引いていた、ねずみ男もまた鬼太郎にとって厄介な「身内の中の敵」だ pic.twitter.com/Ia9rWmkGeM

2020-03-30 23:45:48
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1990年にはアメコミで『エイリアンVSプレデター』が刊行された。 このコラボを切っ掛けにしてクロスオーバー対決を扱ったコミックは、アメコミヒーローだけではなく映画のキャラクター達が共演したタイトルも数を増やしていく。 ハリウッドの映画興行が盛んだった時期と連動していた形だろう。 pic.twitter.com/h9o0ER8RiQ

2020-03-31 03:40:54
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1993年には日本人には馴染み深いあの二大特撮ヒーローが共演した。 其が当時オリジナルビデオで発売された『ウルトラマンVS仮面ライダー』だ。 短編ドラマではあるが監督には『ゼイラム』『仮面ライダーZO』の雨宮慶太が起用された。 実現するにあたって最も苦労したであろう、貴重な対決企画作品だ。 pic.twitter.com/IlK5MYsMG2

2020-03-31 04:08:34
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ドラマの内容は至ってシンプルな物だが、冒頭だけは対戦しているかの様なシチュエーションとなっており、互いの必殺技がぶつかり合う。 ラストはベタな共闘という形になるのだが、両雄並び立つ其のビジュアルインパクトはソレだけでも大きな価値があると云うものだ。 pic.twitter.com/b0KmgOMdRF

2020-03-31 23:05:34
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もう今後は実現する事の無い円谷プロと東映&石ノ森プロの合同企画だったが、ファンの心理としてはガッツリとシナリオを組んだ更なる展開を期待してしまう所だ。 ハヤタ役の黒部進に本郷猛役の藤岡弘、両名が御健在の内に共演してくれたなら、これ以上に素晴らしいクロスオーバーは無いであろう。 pic.twitter.com/G8ntaNzKTj

2020-04-01 01:53:08
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後は外伝作品に円谷プロがタイのチャイヨープロと合作した『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』がある。 タイトルにVSとあるし、一見不気味な怪獣に見えるハヌマーンは「ラーマーヤナ」神話の英雄なので、ある意味夢のコラボだ。 タイまで出向いて白々しい接待を受けるウルトラ6兄弟の姿には哀愁が漂う。 pic.twitter.com/45ReADhDCq

2020-04-01 04:49:28
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次はVS企画物で最も熱い演出がなされ、プロレス的感覚で盛り上げてくれたクロスオーバー作品、其が2003年に公開された『フレディVSジェイソン』だ 『13日の金曜日』のジェイソン・ボーヒーズと『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーというホラー映画二大殺人鬼の共演は、満を持しての企画であった pic.twitter.com/bjEdN6v85R

2020-04-01 05:06:27
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対決映画として出来が良いのは中盤と終盤、闘いが2回に分けられた構成だ。 一回戦は夢の中というフレディが絶対有利なフィールドで闘い、二回戦ではフレディの方が不利な現実世界に誘い出されてしまう。 この白熱な展開に至るまでの過程は、他のVS企画作品も手本とすべき優れたバランスの見せ方だ。 pic.twitter.com/IJ8rZx5iUQ

2020-04-01 05:26:28
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監督はジェット・リー主演『SPIRIT』のロニー・ユーだけあって香港センスなアクション要素がある。 フレディの素早い立ち回りとキレのある蹴りにジェイソンのパワーファイター的アプローチといい、流石は2人とも格闘ゲーム「モータルコンバット」にゲスト参戦しただけはある。 pic.twitter.com/CcHgNmaAAu

2020-04-01 05:35:27
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アメコミで展開された後日談の続編として『死霊のはらわた』の主人公アッシュを加えて三つ巴にした『フレディVSジェイソンVSアッシュ』が存在する。 元々は実写化企画だったのが頓挫した形だ。 やはり映画では実現化しにくいジャンルなのだろうが、ホラーキャラクター達の再共演は実写でこそ観たい。 pic.twitter.com/AtPP9ZecVN

2020-04-01 05:48:05
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続いての対決は実写化以前からコミックでもポピュラーなタイトルであり、2004年に公開された『エイリアンVSプレデター』だ。 実写化企画自体は90年代からあったものの、フレディVSジェイソンと同じく実現化するには困難を極め権利関係の問題もあり、制作着手には長らく時間を要した映画だ。 pic.twitter.com/0t4TEF84Ap

2020-04-01 06:28:51
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エイリアンとプレデターは共に同じ20世紀フォックス配給のキャラクターなので版権問題自体は当初クリアし易かった筈なのだが、フォックスが買い付けた映画用の脚本がコミック版AvPの内容そのまんまの盗作というトラブルがあり、其の権利関係で揉めて制作開始まで長引いたという経緯があったらしい。 pic.twitter.com/5dZDPGWKf3

2020-04-01 06:43:55
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満を持して公開された映画AvPは肉弾戦の魅力に溢れていて対決物のツボを良く押さえている。 ジャイアントスイングを披露するプレデター等、その作風は完全にプロレスショーと化した。 流石は2人とも格闘ゲーム「モータルコンバット」にゲスト参戦しただけはある。 pic.twitter.com/idufnyESUK

2020-04-01 07:00:39
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映画よりも前に認知度があったのは、やはりカプコン制作のベルトスクロールアクションゲームの『エイリアンVSプレデター』だろう。 やはり権利関係が厳しく、なかなか家庭用に移植されない。 主人公リン・クロサワはコミック版AvPの日系人主人公マチコ・ノグチからの影響を受けたキャラクターだ。 pic.twitter.com/6Yc1wgH3qz

2020-04-01 07:46:13
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『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』は2013年に劇場公開された夢の対決映画だ。 平成のシャーロック・ホームズ改め令和のホームズとなった名探偵江戸川コナンと、アルセーヌ・ルパンの孫である怪盗ルパン三世の組合せは、VS企画物の始祖である『ルパン対ホームズ』への先祖返りと言える。 pic.twitter.com/VpwBFy14xI

2020-04-01 14:08:41
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惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj

元々はTVスペシャルの金曜特別ロードショー枠で2009年に放送された『ルパン三世VS名探偵コナン 』の続編であり、共演した設定も地続きとなっている コナンの作者青山剛昌だけではなく当時のモンキー・パンチもコラボに意欲的で、週刊少年サンデーには描き下ろしイラストや作家同士の対談が掲載された pic.twitter.com/PiwCoeno0p

2020-04-01 15:38:04
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