アメリカでの『レイプ犯殺害PV』論争と 『表現による心的被害あるいは抑圧』について
- crowserpent
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「実在しない人間に対する被害などない」→「違う。レイプ作品を見て心的被害を受ける女性がいる」→「その女性の被害妄想でしょ」→「『レイプに対する復讐』を描いた作品 http://t.co/t06E92L で男性も心的被害受けてるじゃん」→「いやそれもその男性の被害妄想でしょ?」
2011-06-16 02:24:42@kusare_gedou そりゃ私は完全に浦島太郎ですね;ナツさんは、無自覚なヘテロ男性中心主義を明らかにしようという姿勢で一貫してるように思えるんですが。
2011-06-16 02:33:33@AWESOME_CAFE 発端は http://togetter.com/li/147171 これっすね。俺としてはアメリカの価値観故に起きた問題じゃないのかなあと疑ってるんですけど。暴力に寛容と思われがちですが、同時にレーティングに厳しいですからね。あそこ。
2011-06-16 02:36:37「レイプ犯への復讐譚に怒り怯える男性達がいるけど、”非実在青少年への暴力は現実の差別や抑圧ではない”って言ってる人達はどう思う?」 に対して私がどう答えるか、を検討すればいいのだろうか。とりあえずの取り組み方としては。
2011-06-16 02:55:37世間の反応が非対称的だと感じるのは理解できるし、この人達が腹を立てるのは分からなくもない。ただ、まとめられた物を読んでしまった私は既に用心深いので、自分の中の非対称性をさらけ出すことはもうない。言い方を変えれば私はこの記事にちょっぴり啓発されたわけで、まぁ大団円かなぁ。
2011-06-16 03:10:57@crowserpent 規制反対派が「非実在青少年がいくらレイプされても実際に傷つく者はいない」と主張するときは、大体「違法な児童ポルノとは違う」という文脈だったはずなんですよ。法的に算定可能な被害レベルの話だから、心的被害はもともと問題外というか。
2011-06-16 02:41:27@crowserpent で、算定可能な実害以外に心的被害というのが、コンテンツ視聴者の脳内に存在するとして、それは伝聞という形で伝染するのだろうかというのが私の疑問ですね。伝染性がないなら、見たい人にだけ見たいポルノをお届けすれば、やはり誰も被害を被らない。
2011-06-16 02:46:42ナツさんとせせりさんのやりとりとは少々ずれるけど、フィクション作品による「差別」や「心的被害」のロジックは複数の文脈にわたっていて、しかもそれらが(賛成派・反対派問わず)あまり峻別せずにごちゃまぜにして論じられる傾向があるように思う。
2011-06-16 03:09:40いくつか挙げてみると、例えば (1)不快なものを見せられることによる精神的苦痛 (2)作品中の誤った知識や差別的なバイアスを真に受けた人が起こす犯罪ないし迷惑行為 (3)作品中の(略)を真に受けた人が現実で蒙る失敗などの不利益 …などなど。
2011-06-16 03:21:53@crowserpent ゾーニングの問題一つとっても、(1)を基本に考えるのと(2)や(3)を前提に考えるのとでは全く違う話になってきてしまうんだけど、この辺の混同が指摘されることはあまりない。
2011-06-16 03:24:23