- rookie_arai
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~お知らせ~ 本日のJKルアイのパリピ料理は 実験によるガスコンロ占有のため中止になります。 代わりにおっさんアライグマによる 「圧力鍋による豚肉真空調理」 をお送りますのだ。 見てろよォテメェら!! フッフッフフッフッ!!! pic.twitter.com/GIDQVXEhHA
2020-05-03 19:42:39飲食店のアルバイトから転職して、新人(ルーキー)エンジニアライさんとなったのだ。分野を問わない飽くなき技術探求心と豆腐メンタルで生きているのだ。 VRCID→ルーキーアライ
最近、低温とか長時間とかよくないからねなのだ。 エンジニアたるもの 「特高圧!高火力」 なのだ。 そんなわけで、最近の低温調理ブームの反対をやっていきますのだ。
2020-05-03 19:46:59まず「真空調理方法」についての説明なのだ。 真空調理方法は食品の調理方法の一つなのだ。 ある食材を溶液に入れて空気を抜き(これを真空と呼ぶ)その状態で加熱していく調理方法なのだ。 Wikipediaのリンクをご参考くださいなのだ。 ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F…
2020-05-03 19:50:24で、ですなのだ。 Wikipediaには > 最高でも100℃を超えることはない。 とありますのだ。 では100度を超えて調理すると何が起こるのか。 それを今回実験していきますのだ。
2020-05-03 19:51:57とはいえ、ここは大学の実験室ではないのだ。 大型のオートクレーブは無いので、ご家庭でご安全にご利用できる圧力鍋を用いることにしたのだ。 これで100度を超えた状態での調理が進行する予定なのだ。
2020-05-03 19:54:44今回犠牲になるのは ・見切り品のカレー用豚肉 ・スライスタマネギ ・市販のニンニクダレ を袋に入れたモノなのだ。 袋から空気を抜くために 水を張ったバケツでジャバジャバしたぐらいで 漬け込み等一切なく、袋に入れて揉んだだけなのだ。 pic.twitter.com/rrQv3afLWh
2020-05-03 19:58:34さて今回ポイントになるのは、この袋なのだ。 通常のポリエチレン袋(スーパーの透明袋)は耐熱温度100度なのだ。 今回利用したものは、2-3年前に買ってた耐熱ポリエチレン袋で120度までいけるらしいのだ。
2020-05-03 20:03:09とりあえず小難しい話は置いておいて、ぶち込むのだ。 水温センサーで袋を入れて温度がどこまで下がるか確認してから点火なのだ。 pic.twitter.com/qcDEroCy7b
2020-05-03 20:05:07だいたい80度まで低下なのだ。 まあ、食肉ぶち込んだらこんなもんでしょうということで、セッティングしていくのだ。 pic.twitter.com/RMl8rzypUG
2020-05-03 20:06:12この温度センサー、見ての通り中国製の胡散臭そうなセンサーなので、溶接して内部の温度をはかろうという使いからするのも気が引けるのだ。 というわけで、今回は加熱中は鍋の蓋にあてておき、ピンが下がったら鍋底付近に当てなおすのだ。 鍋きったねーななのだ。 pic.twitter.com/KfnnN5Uo3y
2020-05-03 20:13:11ということで加熱を開始なのだ。 タイマーは上が蓋を閉めて加熱開始からの全時間。 真ん中がコンロで加熱している時間。 下段がコンロの火を消してから真空調理状態になっている時間なのだ。 pic.twitter.com/FD3ZpluYqd
2020-05-03 20:15:08加熱開始から6分、加圧ピンが上がるのだ。 ここから内部は加圧され水温は100度を超え始めるのだ。 まだ加熱は続けていくのだ。 pic.twitter.com/mfvDGy0uS7
2020-05-03 20:18:12加熱開始から11分 高圧に設定しておいた蒸気バルブが フォォーーと勢いよく蒸気を出すことを確認したのだ。 ここで加熱を停止。 タイマー2を停止してタイマー3が開始なのだ。 pic.twitter.com/DjJCCGNFIz
2020-05-03 20:19:44しばしツイッターに投稿しているうちに 「そういえば火止めたから、センサーの位置変えないと…」 ということで、センサーの取り付け位置を変更したのだ。 pic.twitter.com/VgVnJCRD4s
2020-05-03 20:23:34結構長いこと放置してましたなぁ…なのだ。 まあ仕方ないのだが、このまま全体工程が1時間になるまで待機なのだ。 pic.twitter.com/V9dQLWKAfX
2020-05-03 20:24:16飲んでたらリマインドのタイマーが鳴ったので確認なのだ。酒はやっぱり酒器にこだわりたいところなのだ。 pic.twitter.com/Td08ZR2PpF
2020-05-03 20:42:491時間経過なので、そろそろ開帳なのだ。 が、ここで漂うニンニクタレの香りなのだ。 現場に緊張が訪れるのだ。 アニメ「けものフレンズ」の11話を彷彿させる緊張ですねなのだ。 pic.twitter.com/xmb68skBbv
2020-05-03 20:46:12袋は無事だったのだ。 実験は失敗してなかったのだ。 が、若干気泡が袋に含まれているので、空気抜きが甘かった可能性があるのだ。 さて、諸々測定していくのだ。 見ての通り(当たり前ながら)加熱調理完了なのだ。 pic.twitter.com/Q5sHeznkoY
2020-05-03 20:48:47温度計を投げ込み、測定。 十分火が通っていることが確認できたのだ。 ピン落ちたぐらいで引き上げで良かったのでは…という気がしてきたのだ。 pic.twitter.com/uaMX6hVs4P
2020-05-03 20:49:55鍋から引き上げて、全タイマーがストップ。 およそ1時間の行程でしたなのだ。 見てもらうとわかるのだが、タマネギはしっかりあめ色になっているのだ。 豚肉は触った感じ、結構固そうな感じで味染みてないない気がするのだ… pic.twitter.com/9JPXZLukWh
2020-05-03 20:53:01とりあえず袋を破くとこんな感じなのだ。 カレー用の豚肉を圧力鍋で煮込んだ時との違いを書くと ・結構固いまま ・市販のニンニクタレの匂いがずいぶん濃い という2点があげられるのだ。 pic.twitter.com/2lOf7n9bF1
2020-05-03 20:55:37というわけで、実食タイムなのだ。 匂いはいいのだ。 このタレも美味しかったのだ(ニンニクタレに飴色タマネギの味がよかった) で、この豚肉に味はついているのか? pic.twitter.com/yd99nrL6f9
2020-05-03 20:57:09おぉ…これは素晴らしいのだ。 ・カレー用肉と言うことで噛み応えは焼いた時と同じぐらい固い。ジャーキーかな? ・しかし、そのスジにまで味が奥まで染みてる。 ・ニンニクタレの豚肉を噛んでる感じ。 肉の繊維は崩れておらず、かみしめるほどにニンニクと豚の脂が染み出す逸品が完成したのだ! pic.twitter.com/ijamBMsKK8
2020-05-03 21:01:40