2020-05-28のまとめ
2019年第4四半期調査における用途(複数回答)は、「食費・生活必需品購入費」が97.3%と最大である(図表4)。
2020-05-28 00:54:542014年同期と比べて「債務返済費」に使うとした人が減っていることから一定の生活水準の向上が推察されるものの、「教育費」や「医療費」といった必需品関連への使用との回答の割合は依然として高く、生活の余剰資金というわけではなさそうである。
2020-05-28 00:54:5410年間の国際収支統計を見ると、モノの貿易による収支である財収支の赤字を第二次所得収支が賄う構図となっている(図表5)。近年、事務作業やコールセンター業務などを中心に委託を受ける、
2020-05-28 00:55:45ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)需要の高まりによりサービス収支黒字の拡大が見られるものの、黒字の絶対額としては第二次所得収支に対して未だ大きな差があり、海外送金はフィリピンの国際収支の屋台骨である
2020-05-28 00:55:45海外送金額の直近のデータは、まだCOVID-19が世界的にもほとんど話題に上っていなかった2020年1月3のものであり、その影響は確認できない(図表6)。ただし、3月以降の海外送金額の市場予想では減少に転じる公算が高い
2020-05-28 00:55:47一時的にWTI先物価格が史上初のマイナスとなるなど、原油価格は極めて低い水準にとどまっている(図表7)。フィリピン国内の経済研究機関によると、現在30~40万人のOFWが解雇や減給の憂き目にあっており、
2020-05-28 00:56:42年間の海外送金額は最悪の場合、2019年の約300億USドルから240億USドルまで減少する可能性がある
2020-05-28 00:56:43(・д・)ホォー 労働省の傘下で、OFWの保護を目的とするフィリピン海外雇用庁(POEA)は、フィリピンがCOVID-19と闘うにあたり、「国内医療における人的資本の最適配分を優先するために」海外への医師、看護師等の医療従事者の派遣を停止するとの方針を示した。
2020-05-28 00:56:43一方、受入れ国側が入国を認めるのであれば医療従事者が出国することに前向きな外務省は、この方針に即座に反対の意向を示した。
2020-05-28 00:56:44またフィリピン看護師連盟(FNU)は、「COVID-19の流行に伴う医療従事者の海外派遣の停止は、長時間労働や十分な賃金の支払いが無い看護師たちを経済的な危機に直面させてしまう恐れを過小評価しており、拙速な決定だ」としてやはり反対の態度を表明している。
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