2011年6/13 「学生のための東日本大震災 地震・津波勉強会」メモ

個人的なメモです。東日本大震災をもたらした東北地方太平洋沖地震によって、地震学がどう変わるのか。何がわかってて、何が破綻したのかなどの講演。ちなみに私は専門が気象で、地震は学部の時にtoy model(変形ベルヌーイ写像)を作ってた程度なのであしからず。
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2011 6/13 東京大学理学部「学生のための東日本大震災 地震・津波勉強会」於 小柴ホール

issei*fam @it__ssei

学生のための地震・津波勉強会なう

2011-06-13 18:01:15

講演者1人目:井出先生(地惑)「東北沖地震の二面性」

issei*fam @it__ssei

地震の発生はポアソン過程ではない。(時間軸上で空白領域がある)→理由は不明

2011-06-13 18:10:12
issei*fam @it__ssei

本震は3秒ほどのゆっくりとした初期破壊があった >東北地方太平洋沖地震

2011-06-13 18:15:30
issei*fam @it__ssei

あ、授業メモです(;´Д`)

2011-06-13 18:15:49
issei*fam @it__ssei

本震の滑り量の大きかった領域では余震が少ない。

2011-06-13 18:19:25
issei*fam @it__ssei

3月12日のM6.5の地震(正断層)は本震の滑りすぎ(Dynamic Overshoot)を解消したものと考えられる。※3月9日の前震の波形を反転させて一様に振幅を調整すると全ての観測点で3月12日の余震と一致した

2011-06-13 18:26:16
issei*fam @it__ssei

遠地の波形から求めた震源像と、近地の波形は必ずしも一致しない

2011-06-13 18:30:37
issei*fam @it__ssei

東北沖のプレートは、深さによって特性が違う、ようだ

2011-06-13 18:32:14
issei*fam @it__ssei

海溝軸寄りは低速すべりによる津波地震が起こりやすい? 陸地寄りは高速すべりで高周波成分が出やすい? みたい

2011-06-13 18:33:49
issei*fam @it__ssei

2003年十勝沖地震はM9まではスケールアップしなかった。(海溝軸寄りの浅い部分が破壊されなかった)

2011-06-13 18:35:14
issei*fam @it__ssei

スケールアップするかしないかの基準はまだわかっていない→アスペリティモデルの破綻

2011-06-13 18:36:15
issei*fam @it__ssei

アスペリティモデルが正しい領域もあるが、一般的な描像たり得ない

2011-06-13 18:37:09
issei*fam @it__ssei

地震は「べき法則」に従う現象、掛け算型、連鎖型 (スライドより)

2011-06-13 18:38:08
issei*fam @it__ssei

スケールアップする確率の推定が要る。摩擦特性の異なる場所どうしの相互作用、ダイナミックオーバーシュートの意味 ちゃんとした観測も重要。

2011-06-13 18:40:23
issei*fam @it__ssei

Q日本の観測点データをもっと使うといいのではないか? A観測点が近いと震源域からの方角が偏るという欠点がある。でも解像度は高くなる。

2011-06-13 18:42:07
issei*fam @it__ssei

地震直後は海外のデータソースが大混雑してたそうな

2011-06-13 18:42:31

講演者2人目:佐竹先生(地震研)「東日本大震災は予測可能であったか?」

issei*fam @it__ssei

地震の名称:東北地方太平洋沖地震(気象庁命名)、震災の名称:東日本大震災(閣議決定?)

2011-06-13 18:47:48
issei*fam @it__ssei

東大地震研は関東大震災のあと設置されたのか。へー

2011-06-13 18:48:23
issei*fam @it__ssei

マグニチュードはだいたい、地震の振幅の対数

2011-06-13 18:48:51
issei*fam @it__ssei

緊急地震速報や津波予報は、断層運動開始後に発表されるから予知とは違う。

2011-06-13 18:51:16