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損耗と戦果の関係

ドイツ陸軍が兵棋演習の資料として使用したデータの一部
歴史 軍事
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名無し整備兵 @seibihei
日露戦争の統計のほか、当時の先頭のデータはなかったのだろうか
名無し整備兵 @seibihei
もちろんそんなことはない。モルトケが指導したプロイセン参謀本部は戦史から教訓を得ることを重視していた。日露戦争のデータを計量的に集めたのは、この姿勢が日本に輸入されたからだ。
名無し整備兵 @seibihei
このため、普仏戦争でもデータは詳細に集めている。プロイセンによる普仏戦争史が、全体として「勝者の顕彰」だったとしても、データ収集は重視された。そのデータをどう使うかはともかく。
名無し整備兵 @seibihei
今や統一ドイツの一部となったザクセン陸軍のナウマン大尉は、スピッヘルンの戦闘から損耗と任務遂行の関係をつかもうとした。このデータは、後の兵棋演習で採用されるルールに影響を与える。
名無し整備兵 @seibihei
全般的に有利な状況においては、プロイセンの歩兵中隊は16%の損害でも任務を遂行した。しかし有利な状況でも36%の損耗を出すと動揺する。不利な状況では24%で動揺する。
名無し整備兵 @seibihei
48%の損耗を出すと、状況がたとえ有利であれ、中隊として活動できなくなる。60%の損耗で撃滅されたと判断される。
名無し整備兵 @seibihei
有利か不利かは、全般的状況にもよるが、攻撃か防御かという心理的な面も含まれている。有利とは攻撃側であり、全般状況で圧倒している側であり、損耗は少数が長時間にわたり分散して生起する場合だ。
名無し整備兵 @seibihei
不利な状況はこの逆である。防御側であり、全般状況でも押されていて、短時間に多数の損害が出た場合である。
名無し整備兵 @seibihei
この研究を皮相的にとらえるならば、フランス陸軍が陥った攻勢主義になる。実際、フランスではナウマン大尉が実例としたスピッヘルンの会戦のことを、「フランス側は負けたと思ったから敗北し、ドイツ側は敗北を信じなかったから勝利した。」と解釈した。
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