「カブトムシとクワガタは17世紀以前はモチーフにした絵画や工芸がないのはなぜか。存在していたのか」に対して考察や情報がぞくぞく

良い集合知案件だ。
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トンボの失楽園 @dragonflytombo

@adderri すみませんよく読まずにtweetしてしまいました。 なるほど…。確かに(^-^; 何か見落としてるか考え中…

2020-06-23 10:40:04
あでり🐧 @adderri

@dragonflytombo 感覚ですが、漢字に虫偏が入る名前の虫は古くから人に知られてて、入らない虫(カブトムシ、クワガタムシ、テントウムシ、コガネムシとか?)は名付けが比較的新しいのではないかと思っています。鈴虫とか松虫とか玉虫とか例外もありますが。

2020-06-23 10:45:36
工房うむき @kobo_umuki

@adderri 甲冑由来の名前がついたのは、けっこう新しい時代になってからだと記憶しています。

2020-06-23 10:53:52
あでり🐧 @adderri

@kobo_umuki 「かぶとむし」については、1775年刊の越谷吾山『物類称呼』に江戸での呼び方として出てきます。(「さいかち」とともに)名前の付け方がいかにも江戸時代ですよね。

2020-06-23 11:00:18
工房うむき @kobo_umuki

@adderri 江戸の市街地は超過密な上に元氾濫原と埋立地なので時代を遡ってもカブト・クワガタ共にごく少なかったでしょうね。山手の台地沿いに生息環境がありそうで町屋よりは見る機会は多かったでしょうが、その多くを武家屋敷が占めていたと考えると、呼び名の起源は武家という説で納得できそうな気もします。

2020-06-23 13:27:48

山と日本人

高光暎 @AkiraTakahikaru

@adderri @dragonflytombo FFから失礼します。 はじめまして。 漢字に関して兜虫なのですが、「強」の旁「ム+虫」は兜虫を表している説があります。元々は「口+虫」が「ム+虫」に変化したもので、丈夫や強いを含有する文字として合わされる旁となりました。 あと、ここから先はあくまでも僕の推測なので根拠は乏しいのですが、

2020-06-23 18:06:35
高光暎 @AkiraTakahikaru

@adderri @dragonflytombo 鎌倉~平安以前、兜虫や鍬形虫がいる山や森へはあまり入れなかったのではないかと思います。 理由は「鬼」や「熊」等が居着いていたからだと思います。 この「鬼」や「熊」というのは、妖怪や獣ではなく、そう呼ばれた人達のことを示します。

2020-06-23 18:07:21
高光暎 @AkiraTakahikaru

@adderri @dragonflytombo 当時は身分制度が細分化され生活や文化は貴族中心で動いていました(藤原氏の摂関政治等)。亦、都から外はあの世に続く処と考えられていましたので、人が単体で山や森へ立ち入ることは、少なかったと思われます(入山等の場合は兵士を引き連れてなので、出費が大変!)。

2020-06-23 18:08:29
高光暎 @AkiraTakahikaru

@adderri @dragonflytombo ただ、当時の天皇や貴族は熊野三社参詣を頻繁に行っていましたので、謎ですが……。 「鬼」は、朝廷に逆らい財産を奪われた人達や末裔ですので、危険視されていました。亦、当時「鬼は伝染る」と「人」の間で考えられていました。 ここの「人」とは、天皇にお目通りが許された貴族のことで、

2020-06-23 18:09:14
高光暎 @AkiraTakahikaru

@adderri @dragonflytombo 「人」以外の貴族も存在します。 「鬼を見てはいけない。触れてはいけない。会話してもならない」と考えられていましたので、その彼等が棲む処に兜虫を捕りに……という風俗が、はたして当時の「人」や都に住む人々にあったのかは謎なところです。 長々と失礼しました。

2020-06-23 18:10:04
高光暎 @AkiraTakahikaru

@adderri @dragonflytombo 兜虫や鍬形虫が、外来なのか在来なのか興味深かったので、加わらさせて頂きました。

2020-06-23 18:11:38
謎の男 パーマン @nonenoname01

@adderri はじめまして。 カブトムシは確か「夜行性」って話なので「夜間森に入って虫取りに行く」事でもなければ目にする事はなかったのではないかと。 つまり17世紀ごろに「虫取りをする」という事情が出来るまでは有識者にとって存在しない扱いだったのかも知れません。

2020-06-23 18:25:11

カブトムシ・クワガタムシは有毒と勘違いされていた説

鉱石 @RtK1HN6ZaHNa1uY

@adderri 確かこれの付属本に書かれていたと思うのですが、カブトムシやクワガタムシは中国の影響で江戸時代以前には有毒であると考えられていて、あまり好まれなかったそうです。 人気が出るのは江戸時代以降だったとか。 pic.twitter.com/0KCHCTFuJw

2020-06-23 20:36:11
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ヒタタレン北緯35° @hitataren

@adderri @shigure747 はじめまして。 甲虫の幼虫は堆肥にいたりするので、存在を認知されないというより忌避されていたのかもしれないですね。 私もはじめて気になってきました。 医学書に漢方として出ているかどうかなども気になりますね。

2020-06-23 19:54:02

椎茸栽培とカブクワ

飛燕治三郎@吾唯足知 @h_jisaburou

@adderri カブクワが身近になった契機としては、江戸時代にシイタケなどの栽培方法が確立したのが影響したかもしれませんね。 廃棄された榾木が幼虫の餌になるので、餌の資源量が飛躍的に増え個体数も増加、榾木の供給元となる広葉樹の人工林も成虫の活動の場になります。

2020-06-23 19:37:24
飛燕治三郎@吾唯足知 @h_jisaburou

@adderri 逆にそれ以前は個体数が少なくあまり目撃しないうえ「夜行性の鳴かない虫」「害虫でも益虫でもない故に生活に密着していない」という条件から身近な存在ではなく、興味も引かなかったため記録にも残ってないと考えることができます。

2020-06-23 19:40:42
飛燕治三郎@吾唯足知 @h_jisaburou

@adderri あと、生活に余裕ができ夜中煌々と明かりをつけることが可能になったことで、走光性を持つカブクワが寄ってきたため目撃例が増え身近な存在となった可能性もあります。 ……うん、これも江戸時代以降かな?

2020-06-23 19:44:50
あでり🐧 @adderri

@h_jisaburou 椎茸の栽培!広葉樹と明かりの普及で人家に近づくカブクワ!ずっといたけど新種のように発見!ありそうですね〜。

2020-06-23 20:38:24

妖怪伝承にも現れないカブクワ

とぉっても!感想マン‼︎ @24COBRA32

@adderri 関係のない話かも知れませんが自分は昔からカブトムシやクワガタをモチーフにした妖怪が居ないのが不思議でした。如何にも妖怪として描かれたり伝承が残っていそうなデザインなのに…(自分が知らないだけで実は妖怪にいたらすみません)もしかして庶民には一般的な虫では無かったのかも知れないですね

2020-06-24 09:05:28

図絵のカブクワ

めめんと・頓服 @alchmistonpuku

@adderri 涅槃図を見てみるのはどうでしょうか。かなり昔からあって、構図が決まっていて、そして絵師が知っている限りの生き物を描きこんでいるので

2020-06-22 17:53:22
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