偽善について

shinshinohara @ShinShinohara

長子が見捨てられたのを見たとたん、下の子らは「親が愛してるのは私そのものではなくて、よい子を演じる、世間体のよい私なのでは？本当の私は愛していないのでは？」と不安になるらしい。そこで親の愛を試し出す。不良になった自分でも愛してくれるかどうかを。

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アダルトチルドレンは、愛されるために本音を封印し、「よい子」を演じ続けるが、親が私そのものの存在を愛しているわけではない、世間体のよい善行を誇る気持ちがあるだけで、本当は私のことなんか愛して射ないのでは？と不安にさいなまれている。

shinshinohara @ShinShinohara

偽善に危うさを感じるのは、ここなのかもしれない。善行という表面上のものに親が、大人たちが目を奪われ、本音が別のところにある自分を許してはくれないだろうと恐れる心が、不自然さを感じさせるのかもしれない。

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醜いところも弱いところも身勝手な本音も全部ひっくるめて、「あはは！しゃあないな！でも、そんなとこも好きゃするやで！」と言ってくれるような安心感を持っていないのでは？という不安定さを、偽善は漂わせているのかもしれない。

shinshinohara @ShinShinohara

ええやん。人間は醜いかもしれん。弱いかもしれん。みっともないし、身勝手かもしれん。でもオモロイ生き物やん。そんな、諦念と開き直りがあってもよいのかもしれない。