スピットファイアからはじまった航空機銃と生産技術や旧軍戦車について真剣しゃべり場軍事クラスタ
- futaba_AFB
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@Type10TK ちなみに二式軽戦車は44年頃から生産が開始されて100台ほど作られただけで、それも本土防衛用に温存されたまま終戦を迎えてます。
2011-06-28 20:54:45@Nyarlathotep_44 調べてみたところ、二式軽戦車の前の九八式軽戦車の時点で同軸銃があったようですね。ということは、軽戦車に同軸銃を装備するアイディアはこれの試作車が完成した39年には少なくともあったということです。むむむむむ…。尚更わからなくなったぞ…。
2011-06-28 20:56:34@Nyarlathotep_44 ただ、同軸銃の取り付け方がいささか不格好(大きな開口部を設けて、そこに別の部品を取り付けて開口部を狭めてる?)なので、もし、この方式しか取れないとするなら、装甲の薄い弱点部が出来ることを嫌って中戦車なんかには設けなかった可能性もあるかなあと。
2011-06-28 20:57:57あれ、この写真なんか変だなーと思ったらケニBやんww 何で二式軽戦車ってタイトルに書いてあるんだ私ww
2011-06-28 20:59:20@Type10TK スミマセン、あの写真はケニBでしたwどうやら間違えたようで…… まあともあれ、確かに同軸機銃の概念は日本にはきちんと有ります。しかし、軽戦車にコレがあって中戦車にソレがないのは恐らく交戦距離の違いによる導入見送りなのでは?
2011-06-28 21:03:24@Nyarlathotep_44 うーん。正直旧軍の戦車運用にはあまり詳しくないので断定的なことは言えませんねえ。砲の性能的にはむしろ軽戦車のほうが対戦車戦向きなので、さっきの私の仮説にはいささか不利ですし。
2011-06-28 21:06:50@Type10TK 同軸機銃の取り付け口が不恰好なのは広く射角を取れるように円形状の銃眼(IFVのアレと同じやつ)を取り付けてるからだと思いますよ。少なくとも技術的な問題ではないかと。
2011-06-28 21:05:15@Nyarlathotep_44 なるほど、だから旧軍では同軸銃を「連装銃」って呼んだんだ…。銃眼みたいになってるのなら同軸じゃない。
2011-06-28 21:07:30@Type10TK 旧軍の戦車運用は、中隊を二陣で分けると同時に、最初は歩兵が前なんですけど途中で前後が入れ替わって(超越)敵陣地を蹂躙、第一線戦車隊がそのまま陣地を蹂躙しているうちに第二陣と歩兵が更に奥に向かうってやり方なんです(続く
2011-06-28 21:10:13@Type10TK 続き)こういう運用だと、砲と歩兵との共同戦闘なので同軸機銃を撃つ機会が少なくて、不意の遭遇戦や接近戦は前部及び砲塔後方の旋回機銃のほうが役に立つので、同軸機銃そのものが必要でならなくなるんじゃないかと。
2011-06-28 21:14:02@Type10TK まあ後はホントに日本の戦車だと大きい砲載せると同軸機銃なんて置く場所がなくなるんですけどね。
2011-06-28 21:15:06@Nyarlathotep_44 なるほど…。要は、やる必要性がドクトリン的に薄い上に、やるとデメリット、多分重量的な、が目立ってしまう、ということなんですかねえ。
2011-06-28 21:16:15@obiekt_JP @Nyarlathotep_44 すると気になる点としては、一般に「そういった歩兵支援戦車という発想からチヌ車でようやく抜けだし…」などと説明されるわけですが、少なくともドクトリン的には変化がなかった?
2011-06-28 21:18:04うーむ…。ということは、旧軍のドクトリン的にはPAKや砲戦車で戦車に対処し、戦車は陣地攻撃に使う物、という点では変化なかったのかな?なんか米軍を思い出すな…。
2011-06-28 21:20:17@Type10TK んー、重量的な問題はチハ→チハ改の時点で1t近く許容しているので、車体的にも輸送的にもそう問題はなかったと思います(少しでも軽くしたいと思って外せと命令されたのなら分からないけど)だから純粋にドクトリンの関係であったと個人的には思いますね。
2011-06-28 21:21:15@Type10TK だって主敵のアメリカ軍のドクトリンが「対戦車戦闘は機動対戦車砲(駆逐戦車)が行う」という珍妙なもので、これに対する日本軍の回答としてはチリ車は良く考えられていると思う。
2011-06-28 21:24:02@Type10TK チヌ辺りになってくると対戦車戦闘を主眼に置かれていて、戦車はダックインによる待ち伏せ戦法が主体になってくると思うので、中戦車ではより同軸機銃の概念が薄れていくのではないかと。そもそもデカイ戦車が動いてたら目立ちますしね(続く
2011-06-28 21:24:42@Nyarlathotep_44 ふーむ。ただ正直、肩当て式という事情とか旋回式にすることとかを鑑みると、同軸銃の追加のみでも砲塔サイズは結構でかくなりそうなので、それだけで1tより重くなりそう。多少のメリットがあってもこれは我が国にはかなり痛いよーな。
2011-06-28 21:24:45@Type10TK なので、陣地攻略などの機動戦は軽戦車と歩兵が主体で、中戦車はそれの支援に徹する。つまり、九八式以降に同軸機銃(まあ一つは旋回銃なんだけど)を付けだすようになっていったのは、機動戦を軽戦車が行う想定でドクトリンが進化して言ったからではないかと。
2011-06-28 21:27:13@obiekt_JP 逆にM10あたりなら37mmでも抜けそうなのが怖い.…と書こうとして調べたらM3より装甲分厚かったんだぜ。それはそうと、M10って太平洋でも想定通りに運用されたのだろか。
2011-06-28 21:30:12@Nyarlathotep_44 うむむむ。TLに二つの仮説が流れててどっちなのやら。ただ、確かにダグインメインの機動対戦車砲運用ならば問題ないような気がしなくもなく。或いは、撃ってはすぐ後退がデフォになった可能性もあるのかな。
2011-06-28 21:33:31@Type10TK んー、流石に旧軍とはいえ、ドクトリンで使う可能性があったらそれを使うための改修には全力を注ぐでしょうし、そのための問題をクリアしろと技術者に要求するでしょう。考えられなかったということはすなわち「必要ない」の一点で収束するのでは?
2011-06-28 21:33:51