暴君ディオニス「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」 メロス「安心しろ 予め用意したものを使うのはメロスの名に恥じる ここ・・・たった今身を置くこの環境 この条件のみを利用する」
2011-06-29 01:41:51見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫し、濁流滔々と下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵に橋桁を跳ね飛ばしていた。 メロス「問題はないッッ 15メートルまでならッッ!!!」
2011-06-29 01:22:39走れ烈海王 人質となったドイルを救うため義のために日が昇ると同時に走りだす烈。 兵士を蹴散らし 濁流の上を走り 昼前に王宮に到着。 ドイル「…来テクレルトハナ…ハハ…デモ王ハモウ始末シテシマッタヨ。スマナイ」烈(サクッサクッサクッ)ドイル「ミギャアアアアアアアア」
2011-06-29 01:30:26メロス「もう、走れない・・ッッ 努力はした― セリヌンティウスだって、解ってくれるだろう― もう、諦めてしまおうか・・・」 そう思っていた時期が、俺にもありました。
2011-06-29 01:48:30メロス「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに王城へ行かなければならぬ。放せ。」 寂山賊「どっこい放さぬ。なァメロスくんッ。頼む。ワシと一緒に渡ってくれ。なッ。なッ。」
2011-06-29 01:47:01メロスは大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりであったが、喉がつぶれて嗄れた声が幽かに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。 「アッッ!!!!」 キーーーン... メロス「ハハ・・・室内だとよく響くな…」
2011-06-29 01:37:39暴君「俺はアンタを尊敬している」 メロス「明らかに・・・キミより弱い俺をか?」 暴君「明らかに俺より弱いアンタをだ・・・・ 貧しき国民のために戦った 傷つく親友のため国家と戦った あらゆる弱者を代表して戦った アンタは力なき者の希望だ」
2011-06-29 01:38:52メロス「私を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。殴れ。」 ドギャッッ!! セリヌンティウス「まだやるかい」 メロス「アリガトウ・・・友ヨ・・・」 ドギャッ!! セリヌンティウス「まだやるかい」 メロス「モ・・・ヤメ・・・」 メギャッッ!!!
2011-06-29 01:28:43