光(ことば)の民から奴隷(しもべ)になるまで

元々東の森の奥深くの山間に住んでいた自称を「光の民」と呼んでいた彼らは南東の海辺に住む人々の奴隷とされて取引されるようになった。 トロフィーを獲得するといった言葉も、縛り付けるといった言葉も、光を表す言葉も元々は別個の言葉だった筈だが、統一国家も民族集合体さえも持っていなかった彼らは周辺国や周辺民族の“奴隷”として過去から数百年の間扱われるようになって言葉が一体化してしまったようである。 その歴史は説明するまでもなくバイキングやモンゴル人達の奴隷として使役された過去も持ち、オスマン帝国ではウクライナから妃を差し出すこともあったという。 ※クリミアは嘗てオスマン帝国の領土だった。
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