小説と国家 国語 リンク集

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東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

ちなみに、明治国家の特質と限界といえばそれこそ純文学/文芸批評がそれを体現するジャンルだったわけですが、それゆえに、明治的な(キャッチアップ型?)モデルが高度経済成長とともに限界を迎えた1970年代に文学は終わり、それを体現したのが柄谷行人だった、というのがぼくの文学史観です。

2010-10-07 01:58:38
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

だから、柄谷行人の「日本近代文学の起源」(日本近代文学の無根拠性を暴く本)の出版が、村上春樹および新井素子のデビューとほぼ同時期だったことは、日本文学史にとってきわめて重要なことなのです。水村美苗は要は「明治すごかった、明治に戻りたい」と言っているだけにすぎない。

2010-10-07 02:01:19
リンク rind.gozaru.jp 近代日本文学の概略 3 users 1
リンク はてな匿名ダイアリー やばいね。 ラノベと文学のことを書いたまとめがあったけれど、その言わん.. やばいね。ラノベと文学のことを書いたまとめがあったけれど、その言わんすることは、1.ライトノベルは純文学の系譜にある。2.純文学は淘汰され… 11 users

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「近世以前の文学と近現代文学は本質を異にしている。その違いは、和風文化と洋風文化、アジア文化と西欧文化の違いに対応する。

本来異質なものを一つにくくって、そこに共通の研究方法が存在するとかんがえたことに、明治以降の国文学という学問の錯誤があった。

凋落がつづく国文学を再生させる道は、近現代文学と近世以前の古典文学は違うという認識のもとに、それぞれの本質を解明するための方法論を確立することである。

国文学の究極の目的は日本人と日本文化の本質をあきらかにすることである。」

https://www-cc.gakushuin.ac.jp/~ori-www/suwa-f12/suwa116.htm