ドイツ、メルケル首相の6月9日の、2022年までに原発からの撤退政策に向けての法案を提出しました。その議会演説の要旨です。というつぶやきのまとめです。

ドイツでは、6月9日に、2022年までに、原発から撤退し、エネルギー政策を転換する法案を提出しました。連邦議会で審議され、先日可決しました。その議会演説の、一部の要旨です。福島の事故が、直接の原因であることに言及しています。
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@straycat1378

再びドイツでは メルケル首相は、9日、2022年までに原発撤退・エネルギー政策転換法案等を、連邦議会に提出しました。議会では、その背景について、福島の原発事故が直接の原因であると演説しました。事故で、原子炉の炉心融し、大量の放射能が漏れ、広範囲の地域が長期に汚染されるとしました。

2011-07-02 10:35:43
@straycat1378

再びドイツでは メルケル首相は続けます。日本の事態が世界の転機となり、私個人の転機となった。日本のような高度の技術国ですら原子力の危険は確実には制御できない事実を認める。必要な結論を引き出し、新しい見方が必要となる。だからこそ「新しい見方をすることにした」と明言した。

2011-07-02 10:38:59
@straycat1378

再びドイツでは さらに続けます。原子力のリスクを容認できるのは、リスクは起らないと確信できる人だけだ。それは現に起こり、起こればその結果は、空間的・時間的に極めて深刻かつ広範囲であり、他の全てのエネルギー源が持つ危険をはるかに超える。事故は起きないと思っていたが、現に起きた。

2011-07-02 10:42:50
@straycat1378

再びドイツでは さらに続けます。問題はリスク想定の信頼性であり、確率分析の手法の信頼性だ。この分析は政治が決定を行う上での基礎であり、確実なエネルギー供給の決定の基礎だ。昨年秋は原発の稼働延長を支持したが、本議会で誤解のないように断言する。「福島」は原子力に対する見解を変えた。

2011-07-02 10:45:55
@straycat1378

再びドイツでは 以上が、連邦議会でのメルケル首相の演説の一部です。首相は、キリスト教民主同盟に所属する保守の政治家で、経済界の利益を代表します。一時的な電力輸入をしても、自然エネルギー開発の先進国となることを決意し、原発に頼らなくても電力供給に自信があるのではないでしょうか。

2011-07-02 10:48:56