2020-07-29のまとめ
しかし、2019年後半になると消費増税前の駆け込み需要やその反動などにより、需要と供給のバランスを示すGDPギャップはマイナスに転じている。
2020-07-29 01:05:42実質GDPがコロナショック前の水準を取り戻すのは2023年、概ね4年かかるとみている。この予測に基づいてGDPギャップを試算すると、2020年4~6月期にマイナス8%程度まで悪化し、その後も供給超過の状態が続く(図表2)。
2020-07-29 01:05:43(´ω`;) 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞の影響により、日本経済にはリーマンショック後を上回る大きなデフレ圧力がかかることが示されている。
2020-07-29 01:05:44経済産業省の「海外事業活動基本調査」によると、グローバル化が進展するなか、2018年度の国内製造業の海外生産比率は25.1%と上昇傾向にある
2020-07-29 01:05:46大規模な財政支援に加え、経済活動の停滞に伴う歳入の減少などを映して、世界全体の財政収支(対GDP比)は2019 年の▲3.9%に対し2020 年は10.0ポイント悪化の▲13.9%と予測されており、リーマンショック時の▲4.9ポイントを超える過去最大の悪化が見込まれている
2020-07-29 01:07:102020 年に世界の政府債務残高がGDP 比101.5%(同+18.7ポイント)と初めて100%を超えると予測されるなど、いかに今回の経済的なショックとそれを受けた財政支援が大きな規模かを示している
2020-07-29 01:07:12歴史的な低金利環境のもとで利払いによる膨張が限られ、政府債務残高の増加は抑制されるほか、主要中央銀行がコロナショック以降、積極的に量的緩和の拡大に動き、国債などを大量に購入していることが大きい。
2020-07-29 01:07:14FRB(米連邦準備理事会)、ECB(欧州中央銀行)、日銀の資産残高をみると、足元で急増していることが確認できる(図表6)。こうした中央銀行のバランスシートの拡大により、国債の需給バランスが悪化する可能性が低いことも影響している。
2020-07-29 01:07:14(。 ・ω・)フム 中央銀行によるバランスシート拡大を通したマネー供給量の増大がインフレを引き起こすことがあるだろうか。政府の財政拡張と中央銀行のバランスシート拡大というポリシーミックスはかねてより継続されており、日本やユーロ圏などで物価上昇率の下振れ傾向に大きな変化はみられなかった
2020-07-29 01:07:15過去の金融危機時のマネー不足がインフレを招いた経験などから、潤沢なマネーが供給されており、今後も必要以上にマネーの増大が長引く可能性は十分にある。しかし、余ったマネーは預貯金と金融資本市場に流れがちであり、一般的な物価や賃金の押し上げにはつながりにくい状況が続くだろう。
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