疑問 「戦後のフォールアウトの影響は全く無かったのか?」

戦後の核実験によるフォールアウトはかなり多かった(資料D, E)という話と現在の福島の放射線を並べる話が最近多い。 でも「戦後のフォールアウトの影響はどうだったのか?」という大事な部分になるとどうもよくわからない。1960年代の具体的な話なのに、いつの間にか広島長崎の調査結果やそれを基にしたICRPの値が語られていたりする。 つまり「戦後のフォールアウトの身体への影響は無かった」ということのようにみえる。 続きを読む
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高橋登史朗 @toshirot

「放射線より喫煙による発ガンリスクのほうが遙かに高い」と言う話はよく聞きますが、それは「喫煙による発ガンリスク」が「戦後核実験の放射性物質降下」が無ければ低かったかもしれない、という可能性を否定してから言って欲しい。

2011-07-06 20:36:12
高橋登史朗 @toshirot

補足資料kによると「英国の核燃料再処理施設周辺(セラフィールド、ドーンレイ)で小児白血病の発生率が全国平均よりはるかに高いことが1983年発表され、その主たる原因は再処理施設から放出された放射性物質によるものではないかという疑いがもたれた。」

2011-07-07 23:45:11
高橋登史朗 @toshirot

補足資料lの60年代以降白血病治療成績が進歩したという情報を受けて、白血病の罹患データを拾ってみた。ただし、1975~2006しか無いのが残念。とりあえず男女計 http://t.co/aXH1NRf

2011-07-09 22:48:04
高橋登史朗 @toshirot

罹患のデータでも0~9歳の層の古い時代に白血病発生率の高い偏りがあるようにみえる。過去になるほど疾病発見率が低下するかな?という点を引いてみるともう少し偏りは大きいかもしれない。

2011-07-09 22:54:12
高橋登史朗 @toshirot

一般に死亡率というと10万人当たり何人亡くなるかという数字が多くて、10万人当たり罹患対10万人当たり死亡の率というのは無いのかなぁ。まぁ、この割り算では、罹患者と死亡者が対応しないからなぁ。

2011-07-09 23:10:24
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