新型コロナの集団免疫が成立するためには全体の10~20%だけが感染すればいいんじゃないか？という話

James Todaro, MD @JamesTodaroMD

1/ There is growing evidence that T-cell immunity allows populations to reach herd immunity once only 10-20% are infected with SARS-CoV-2. This would explain why a highly transmissible virus in densely populated areas peaked at 10-20% infected regardless of lockdowns or masks.

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コロナウイルスは集団の10～20％が罹るとT細胞免疫の助けで集団免疫が成立するんじゃないかという興味深い話。 twitter.com/JamesTodaroMD/…

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なんか訳してみたら最後の方ちょっと陰謀論ぽくなってるけどまあいいか、、、 それも含めて批判的に見ることが科学の大前提で、、、とかなんとか。

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1/ T細胞免疫は、SARS-CoV-2に感染した場合、集団が群れの免疫に到達することを可能にするという証拠がだんだん増えてる。 これによって人口密度の高い地域でロックダウンやマスクに関係なく非常に伝染性のウイルスが感染率10〜20%で頭打ちになる理由が説明できる。

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2/ まず広く行き渡ってる誤解は、我々はCOVID-19に対する免疫がゼロであるということ。この間違った理解に基づいて、疫学者は60-70%が感染するまで集団免疫に達しないと予測してる。 これはほぼ確実に間違ってる。 もちろん、メディアはこの研究を無視。

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3/ COVID-19に対する抗体は数ヶ月しか持たないが、T細胞免疫は何年も維持される。2003年にSARS回復者23人についての研究では、17年後にSARSウイルスを認識するメモリーT細胞を持っていた。(Nature論文) nature.com/articles/s4158…

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4/ さらに、23人全員の血液サンプルは、SARS-CoV-2に対して「ロバストな交差反応性」を示した。 これはクロスオーバー免疫と呼ぶことができるだろう。 クロスオーバー免疫は、何年も前にSARSに感染した人だけに限ったものじゃない。

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5/上記研究では、SARSまたはCOVID-19の感染歴の無い37人(血清テスト陰性 and/or COVID-19以前に採取されたサンプル)において、50%以上がSARS-CoV-2特異的T細胞を持っていた。 「タダの風邪」を引き起こすコロナウイルスは少なくとも4つ株（＝種類）があることを考えれば驚くべきことではない。

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6/ この交差反応性については上記研究に限らない。2020年4月の研究では、68人のCOVID-19罹患経験のない健康なドナーのうち34%がSARS-CoV-2に反応するT細胞を持っていた。 medrxiv.org/content/10.110…

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7/この知見は、2020年6月にCell誌で発表された他の研究（感染経験の無い人の40〜60%がSARS-CoV-2のT細胞認識を持っていたことを示した）でも確認されてる。著者らは、クロスオーバー免疫は「タダの風邪」のコロナウイルスから来たと仮説を立てている。 sciencedirect.com/science/articl…

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8/クロスオーバー免疫は、非常に多くの若年・中年者が無症候性である理由を説明するかもしれない。 彼らのT細胞は、軽度の症状が表面化する前にウイルスを認識し、免疫応答を獲得した可能性が高い。

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9/ これは何を意味するか? タダの風邪で出た鼻水などはCOVID-19と戦うために私たちのT細胞に準備させてたということになる。 不吉にも「新型コロナウイルス」なんて呼ばれているが、SARS-CoV-2は、タダの風邪の原因である一般的なコロナウイルスと構造の類似点が多いコロナウイルスの一種でしかない。

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10/ それではなぜ高齢者はCOVID-19で重症化するか? 確かに我々が2020年に直面しているコロナウイルスの株は過去のものより致死的である特に免疫不全の高齢者にとっては、、、

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11/ ...T細胞免疫を考えれば、たしかに高齢者はCOVID-19により影響されやすいというのは理解できる。 年齢が高いまたは免疫不全の人はT細胞を失うということはよく知られているから。

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12/ T細胞による集団免疫に戻ろう。 もしSARS-CoV-2より前にT細胞免疫をもつ人が集団の50%居たとしたら、残りの50%の集団は感染する可能性がある。 もしその地域がCOVID-19がひどく蔓延したら、血清学的研究から新規感染者数や死亡者数は10-20%が感染した時点で頭打ちになることがわかっている。

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13/ 50%が既にタダの風邪からT細胞免疫を獲得していることをこの10-20%に加えると、約60-70%免疫があることになる。 偶然ではないと思うが、呼吸器系ウィルスに対し疫学的研究として必要な集団免疫のレベルは60-70%である。

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14/ とすると世界中でもひどく蔓延した地域（ロンバルディア、NYC、マドリッド、ロンドン、ストックホルム等）は集団免疫を獲得していることになる。 ロックダウン&マスク条例(殆どは頭打ちになった後に導入される)は、おそらく広がりを長引かせることを除いて、ほとんど効果がなかった可能性が高い。

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15/ スウェーデンはロックダウンやマスク無しの集団免疫がどうなるかの典型だ。 血清学的テストによると4月までに約20%のストックホルムに住む人は感染していた。 スウェーデンの死者数のピークは4月。 今やスウェーデンでパンデミックは終了、１日の死者数はゼロ、新規感染者は減ってきている。 pic.twitter.com/wO53Pmpq1p

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16/ ロックダウン主義者はこの仮説に意義を唱え、インドのスラムやペルーの感染者がはるかに高い値に達したエリアはどうなんだと言うだろう。 しかし、このような貧困地域では栄養失調が蔓延していて、栄養失調状態ではT細胞機能が低下することはよく知られている。

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17/ このT細胞免疫に関する研究はマスメディアによって大いに無視されている。おそらく政治的そして製薬会社的興味から。 ヒント：ワクチン1回につき35ドルかかるとすれば（モデルナの価格）、アメリカ1国にワクチン接種するだけで毎年100億ドルの利益になる。

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18/ コロナウイルスワクチン産業が大手製薬会社におけるこれまでで最大の利益を生む可能性を秘めているのとすれば、どれほどコストがかかろうがワクチンができるまでロックダウンとマスクを過剰すぎるぐらいプッシュする動きが見られても不思議ではないだろう。

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19/ 最後に@dockaurG, @ProfKarolSikora, @FatEmperor, Beda Stadler博士(ベルン大学免疫学研究所の元所長)そしてT細胞免疫について研究されてきたその他に感謝を申し上げる。