シンポジウム「特集:東日本大震災と歴史資料の現場」まとめ

首都圏形成史研究会・房総史料調査会シンポジウム「特集:東日本大震災と歴史資料の現場」の報告のまとめ 日時:2011年7月2日(日) 場所:國學院大學 報告: 中野 良(岩沼市史編集専門委員会委員) 続きを読む
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KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

新報告:文化財防災ネットワーク…博物館パターン / メリット=他分野の専門員、レスキュー史料の保管場所確保が容易 / デメリット…業務としての位置づけの困難性、人事異動にともなう永続性の困難性

2011-07-02 15:01:26
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

新報告:博物館・行政が主体となった資料ネットの課題=①文化財の悉皆調査、救済作業等はどこの誰がイニシアチブをとるか

2011-07-02 15:05:37
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

新報告:②調査旅費。各種の経費(文書の印刷費、消耗品費、備品等)はどの部署が負担するのか、博物館は全市町村にあるわけではない、その部分をどうやってカバーするのか

2011-07-02 15:07:13
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

新報告:③庁内、県博協、文化財保護団体、地域等で事業全体が承認され、関係者間にその意識があるか 緊急時のスムーズな命令系統・指示系統の担保、関係者間のネットワークの重要性の認識、防災計画への資料ネット事業の銘記

2011-07-02 15:09:07
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

続いて、寺嵜弘康氏「東日本大震災時における神奈川県内の博物館園の対応について」

2011-07-02 15:10:15
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:神奈川県立歴史博物館=「神奈川県立歴史博物館防災マニュアル」1998年作成、しかし職員間に周知されておらず、災害時にはマニュアル通りいかない

2011-07-02 15:18:33
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:震災時の対応=①職員による来館者の避難誘導(来館者・ボランティア)、②学芸員による被害の確認と報告、被害確認の場合は写真撮影、余震たびに巡視、③館内に避難した帰宅困難者への対応

2011-07-02 15:24:29
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:県内各博物館・美術館の休館情報を収集(個人のネットワークで)。某市は教育長より「学校がやっているのだから開館せよ」との指示

2011-07-02 15:29:43
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:また某市では「博物館"などは”」、という雰囲気が役所内にあり、対応が後手。別の市では「計画停電がないので、閉館などもっての他」と。トップの判断により対応に差がある / この計画停電に対する意識ってのは、関西にいるとなかなか感じれなかったことだな

2011-07-02 15:33:34
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:休館・イベント等の情報を近隣都県博物館と情報共有、計画停電によるサーバーの休止(インターネット、e-mailの休止)、「収蔵庫は死守せよ」←節電により事務室等の冷房は抑えているが、なるべく収蔵庫の空調は死守したい→収蔵庫の文化財は県民の共有財産

2011-07-02 15:42:12
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:県博協→始動せず(阪神・淡路大震災の際は相当動いた)、文化財等レスキュー事業でも動けず

2011-07-02 15:44:12
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:今後の課題①県内の博物館園で防災対策を再検討する必要、②博物館園の協力体制の検討を必要(←災害時に県博協が費用等負担できるのでは?)、③災害時に文化教育施設が果たす役割の再検討、どういう存在であるべきか?どう運営するのか?

2011-07-02 15:47:52
KAWAUCHI Atsushi @mitsuma3

寺嵜報告:最後にお知らせ、7/30神奈川ネット準備会について。同氏も参加とのこと

2011-07-02 15:48:49