- mizunotori
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まあ、確かに架空戦記と今の一部ラノベの「エンタメとしての勘どころ」の共通性というのはあるので、その指摘は注目するべきかも知れない。 キャラの「属性化」を強化する傾向とか。
2020-08-25 11:45:22@MyoyoShinnyo その辺は見解というか用語の相違でしょうかね。 現場だと00年代前半というのは「主体性のある男性主人公」が「異世界」で「スケールの大きな活躍」というのは(実際には複数の成功例が稼働中にもにも関わらず)、あちこちの編集部で「そういうのはもう駄目」と嫌われたんですよ。
2020-08-25 12:44:43@MyoyoShinnyo このあたりは、それこそ「ブームの反動」でかつて大売れしたのが下火になったので「実際以上にリスキーに見えてしまう」というのもあったでしょうが。
2020-08-25 12:45:54@MyoyoShinnyo で、確かに00年代半ばから『まおゆう』あたりが出てきて、ファンタジーやら国だの何だのの「大きなスケール」を扱う路線が復興してきた訳です。
2020-08-25 12:47:34ヤマグチノボル先生による『ゼロの使い魔』の第1巻が刊行されたのは、2004年6月25日でした。
『まおゆう魔王勇者』(まおゆうまおうゆうしゃ、Archenemy and Hero)は、橙乃ままれによる日本のファンタジー小説作品。2ちゃんねるに投稿された即興小説をほぼそのまま書籍化するという形式で、2010年12月からエンターブレインよりシリーズ刊行が開始された。
本作品はそもそも、2ちゃんねるニュース速報(VIP)板のスレッド「魔王『この我のものとなれ、勇者よ』勇者『断る!』」を利用した即興小説として、2009年9月から11月にかけて発表された。
架空戦記衰退の理由は粗製乱造?
「バカ系架空戦記が粗製乱造されたのでジャンルが衰退した」 も少し違うような。 バカ系とリアル系(というか、いかにして日本軍が超兵器を開発しまくるか系)は架空戦記の二大潮流として在ったわけで、どっちもそれなりに売れていた印象。
2020-08-25 10:33:33そういや昔架空戦記いっぱいあったよね、食指は伸びなかったけど……。 新書判の小説に多かったイメージ(光文社とか祥伝社とかだっけ?
2020-08-25 10:40:16門外漢なのでアレだけれど、そもそも後継には架空戦記を楽しめる知識が存在しないのでは。私とかもそうだけど。 大抵元になる戦史があって、それをベースに展開してるわけで、その記憶が遠くなれば、ベース知識としてそれが求められる作品は敷居が高くなるのが普通では……。
2020-08-25 11:23:12@AyaYang 真珠湾なりミッドウェイなりの「戦記知識」が基礎教養にないと、そもそも架空戦記テーマに興味すらもたない、というのは確かにあるかと。 架空戦記ブームは、60年代、70年代のミリタリーブームを踏まえての再燃ブームだと思いますね。
2020-08-25 11:46:54@sinkurou 老兵は去り、新兵は別の楽しみを見いだすという意味では、どんなジャンルも似たような運命をたどるっちゃそうなんでしょうけども……。 今の異世界ものに基礎教養としてのMMOやドラクエFFがあるのと同じなのでしょうね。
2020-08-25 11:49:13昨今の「萌えミリ」が優れているのは、そうした「基礎教養としての戦記知識」が、なくても入れるところかな。 『艦これ』やるにも、『ガルパン』見るにも、予備知識はほとんど要らず、「あ、この女の子ちょっと可愛い!」で事足りる。
2020-08-25 11:49:44架空戦記の本格的なブームって1990~1995年くらいで、そこを過ぎても架空戦記ジャンルそのものが好きな人はまだまだ一定数居たけど、ブームとしてはピークを過ぎていたわけで。 「ブームを担った大勢のファン」と「その後も愛し続けたジャンルのファン」の間には温度差があると思うわけで。
2020-08-25 12:31:55仮想戦記の衰退は、単純に「読者が飽きたから」説で考えています。書店の一角に仮想戦記コーナーがありましたけど、だんだん小さくなっていきましたものね。何でも書けるラノベやSFと違って展開が限定されているので(日本がWW2で無双する限定)、読者がみんな飽きたんだろうなあと。 twitter.com/sinkurou/statu…
2020-08-25 10:59:22架空戦記については、SF界隈だと、当時、山本弘さんが「トンデモ本の世界」で取り上げて、架空戦記≒スペースオペラ論を書いていたのか。読んだ記憶があるけどすっかり失念していた。確かにスペオペと架空戦記には類似点は多いと感じる。スペオペをWW2に移し変えたようなところがあるからね。
2020-08-25 12:23:22スペオペ自体が、WW2の連合対枢軸や、その後の米ソ冷戦をモティーフに未来に移し変えた部分があるので、それがまた戻ってきたって感じだね>架空戦記
2020-08-25 12:26:20架空戦記にSF作家(荒巻義雄や谷甲州)やSF志向の強い作家(佐藤大輔や林譲治)が多いのは事実だが、そこからなんでサヨクガーになるのか全く判らん
2020-08-25 12:36:10自分も完全に同感で、仮想戦記の縮小の最大の理由は『読者が飽きた』だと思います。私も紺碧の艦隊からずっと読んでいますが、作者と題名だけ違っても同じような内容だと飽きてくるんですよね…。異世界転生が強いのは、転生先世界がみんな別なことが大きいですね。 twitter.com/aoi_mokei/stat…
2020-08-25 14:03:20余談ですけど、堀井雄二さんも、DQは作品ごとに世界を毎回変えるのはなぜですかという質問に、新しい世界で遊ぶのがプレイヤーにとって楽しい体験だからって答えていたな。世界の新しさは大事で、異世界物はその点のアドバンテージを持っている。ゲートやアウトブレイク・カンパニーはその点が上手いね
2020-08-25 14:22:57