韓国の第3次武侠小説ブームとウェブ武侠漫画
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@doskharaas @bookroad1 @korenkan 韓国で作る武侠小説は、ファンタジーに出てくる中世ヨーロッパ風の世界観のように、昔の中国大陸を舞台にしている感じです。
2020-09-06 15:39:22- 韓国のネット書店アラジンの「武侠小説」の一覧はこちら(リンク)。新しいものから順に並んでいます。
韓国での小説のジャンル分類/武侠小説はほとんど国産
@doskharaas @korenkan (補足) 私が2011年1月に調べた際、韓国のネット書店アラジンでの「ジャンル小説」の分類は ・SF ・ロマンス ・武侠 ・ミステリー ・ファンタジー ・ホラー の順(単に辞書順の並び)の6つで、それとは別にライトノベルがありました。今はライトノベルは「ジャンル小説」の下位区分になってますね。
2020-09-06 14:59:16@doskharaas @korenkan それから今は新たに「アクション/スリラー小説」の分類もできていて、ライトノベルが「ジャンル小説」の下位区分になったのと合わせ、韓国のネット書店アラジンでの「ジャンル小説」の分類は8種になっています。
2020-09-06 15:01:18@doskharaas @korenkan ただ気になるのは、単に「ジャンル小説」の分類が6から8に増えただけでなく、以前は単に辞書順だったのが今は ・ミステリー ・ライトノベル ・ファンタジー ・SF ・ホラー ・武侠 ・アクション/スリラー ・ロマンス という、理由の分からない順になっていることですね。売上?という訳でもないのか。
2020-09-06 15:06:51@Colorless_Ideas @korenkan 順番の基準はわからないです。謎ですね。
2020-09-06 15:11:19@doskharaas @korenkan 時代小説や歴史小説は?と思った方もいたかもしれません。 同じ韓国のネット書店で、「歴史小説」は「ジャンル小説」の下位区分ではなく「小説・詩・戯曲」の下位区分になっています。歴史小説は武侠やミステリー、SFなどの「ジャンル」物とは一段違う高尚な文学、ということなんでしょうかね。
2020-09-06 18:01:07@Colorless_Ideas @korenkan そうなんです。韓国の歴史小説は基本日本のNHK大河ドラマみたいなモノでドラマでは「史劇」と呼ばれます。ジャンル物と思われないですね
2020-09-06 18:22:26@Colorless_Ideas @korenkan ミステリーはほぼ翻訳モノですね。ファンタジーとロマンスと武侠は殆ど国産です。ラノベは日本:国産が7:3割でしょうか
2020-09-06 15:07:57@Colorless_Ideas @korenkan アクション/スリラーは日本で云う「冒険小説」「ハードロマン」を含む「テクノスリラー」「スリラー」「サスペンス」等ですが、翻訳の比率が非常に高いです。
2020-09-06 15:10:11@doskharaas @korenkan 韓国でのラノベ出版の割合は、2012年に調べた際には日本作品の翻訳が9割弱、韓国産ラノベが1割強でした。その3割という数字が妥当なら、韓国産ラノベも結構大きくなってきたのですね。 そして武侠小説がほとんど国産というのは非常に意外。 w.atwiki.jp/asianmystery/p…
2020-09-06 15:23:23@Colorless_Ideas @korenkan 金庸と言う「データーベース」のお陰で、国産武侠で賄える様になり、今じゃ中和圏武侠はBLが最も多い方ですね。やはり魔道助師の人気のせいですけど
2020-09-06 15:28:03↑ 「中和圏武侠」→「中華圏武侠」、『魔道助師』→『魔道祖師』
金庸という「データベース」から韓国産の新武侠小説へ
金庸作品が作り上げた土台が有用すぎて、韓国は自国で武侠作品を供給できるようになった(あえて中国産の作品を輸入する必要がない)という話、たいへん興味深い。
2020-09-06 15:31:45日本に金庸作品が入ってきたのは1996年(文庫化が始まったのはその数年後)。これがもう少し早く、香港映画の黄金期と重なっていたら、日本にも武侠作品が根付いていたかも……?
2020-09-06 15:35:01・韓国では今でも武侠小説の市場が大きい ・1990年代前半から、PC通信上で韓国産の「新武侠小説」創作が流行。これが今へと続く韓国の第3次武侠小説ブーム ・韓国で現在出版されている武侠小説はほとんどが韓国産 ・登場人物はほぼ中国人で、中国拳法を使う 最後の1つは考えたこともなかった……。
2020-09-06 15:39:52それ以前に大量に翻訳された金庸を(ソンさんの言い方を借りれば)「データベース」として、1990年代前半から韓国産の「新武侠」小説が次々と書かれた。 日本でクイーンやクリスティー、カーが参照され「新本格」が書かれたのと相似形なのかな。
2020-09-06 15:44:30日本でも、日本産の(西洋風)ファンタジー小説には西洋風のキャラクターが登場し、西洋風の呪文を使いますもんね。それを考えると、韓国産の武侠小説がローカライズされず、中国人(中華風キャラクター?)が登場して中国拳法を使うのもある意味当たり前なのか。とはいえ目から鱗の事実ではある。
2020-09-06 15:49:41韓国での新武侠小説の流行に驚く中国の作家さん
- 日本在住の中国のミステリー作家・評論家・翻訳家、張舟(ちょう しゅう)さんのコメント
それは驚きです……残念ながら中国では武侠小説を創作している人がまだいますが、ブームは過ぎましたね。幸いなことに、専門誌「今古伝奇(武侠版)」がまだ生きているようです。 twitter.com/Colorless_Idea…
2020-09-06 16:01:54@zhtfan 「今でも日本ではエラリー・クイーンが人気で、それを模範とする作家も大勢いる」というのがアメリカで驚かれたりするのと同じ現象ですね。 翻訳を経て、多少変化しながらも、先達(金庸やクイーン)を参照しながら独自の創作文化を作るという。
2020-09-06 16:09:00日本の漫画アプリで読める韓国の武侠漫画
@Colorless_Ideas @Kaigoat すみません、横から失礼いたします。 その韓国産武侠小説は日本語で翻訳されたものはあるのでしょうか? 個人的にとても好きなジャンルなのでとても気になります。
2020-09-06 17:28:53