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まんがで読む古典 雨月物語より 蛇性の婬 youtu.be/P7EvH8pyv48 @YouTubeより お好きでしょう? いくつか伝承にゆらぎがあるようですが、このパターンが好き。
2020-05-11 09:55:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
上田秋成「蛇性の婬」の中で、蛇の姿にもどった蛇女とその娘が鉄の鉢に捕らえられ、最後に沈められてしまうのがここ。(日本有数の底無し沼で、かつて計測したところおよそ32メートルあったらしい。何者かの遺体があったかは不明) pic.twitter.com/ySOgQ3ge69
2020-09-10 06:08:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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「蛇精の淫」 村の庄屋の娘が狂乱し「ミノキチに会いたい!ミノキチと結婚したい!願いが叶わないと私は死ぬ!」と暴れる。 ミノキチは差別を受けている地域の青年。しかし娘の命には代えられない。悩んだ末に庄屋はミノキチを婿に迎える。 初夜の晩、ミノキチは娘から恐ろしい事実を打ち明けられる。 pic.twitter.com/tNvABEhlIw
2020-09-17 10:46:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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「私は昔、あなたに助けてもらった白蛇です。庄屋の娘に取り憑いて、やっとあなたと夫婦になることができました」 それを聞いたミノキチは 「ヒェ〜恐ろしいだ!」 と悲鳴を上げて逃げてしまう… 再び狂乱する娘は、ついに座敷牢に閉じ込められ、さらに好色な医者に犯されそうになり、これを絞め殺す。 pic.twitter.com/dW4BDuNkaq
2020-09-17 10:47:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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蛇の本性を現した娘が、医者の身体にグルグル巻きつくシーンは、二人一役の単純なトリックだが、なかなか不気味で面白い見せ場になっている。 一度は逃げたミノキチだが、地域を離れた者は、2度と地域には戻ってはならない、という掟のため、帰る場所がない。さらになぜか、あれだけ恐れた蛇娘に対す pic.twitter.com/8fJsM8myF4
2020-09-17 10:47:16![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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る思慕の念が高まっていく。 ミノキチの母親は 「蛇に魅入られたら、精を吸い尽くされて死んでしまうだよ」 と諭すが、ミノキチは 「おらのことは死んだものと思ってくれ」 と言い残し、座敷牢を破って蛇娘を救出、二人で険しい山に逃げる。 私はもう、これはこれで幸せなんだから、このまま放って pic.twitter.com/SnaVNvXDTh
2020-09-17 10:47:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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おいてあげたら良いと思うのだが、そこに変な坊主が現れて 「人とケダモノが交わることは許されぬことじゃ!わしは畜生道に堕ちた二人を救うのじゃ」 と村人と共に二人を追う。 追っ手から逃れ、山頂に向かう二人は力尽きる。 「もうだめだ。よし、もう死のう。死んで、あの世で二人いつまでも仲睦ま pic.twitter.com/YGZuYtGUpU
2020-09-17 10:47:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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じく暮らそう」 と心中を決意する。 そこにやってきた坊主。ミノキチを木に縛りつけ念仏を唱えると、蛇娘は悶え苦しみ、死んでしまう。その股間から白蛇が現れ、これも息絶える。 「よかったよかった」 喜ぶ村人たち。 ミノキチは「恐ろしいことだった…おらは、坊様の弟子になるだ!」 pic.twitter.com/ItXztUWzaV
2020-09-17 10:47:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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蛇と人間の生命の垣根を超えた愛情の強さを切々と訴えつつ、結局、倫理側にシフトしてしまうドラマの弱々しさにガッカリしてしまう。 新東宝というのは、不道徳を見せる映画会社のように論じられるが、時代相応に抑制が効いていて、もう一つ吹っ切れてない作品も多い。 そんな一本だ。 pic.twitter.com/ofdlojLFhw
2020-09-17 10:47:44![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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抜粋動画にあるように、元々は中国の「白蛇伝」を元にした林房雄さんの小説『白夫人の妖術』に目をつけた映画記者が東宝プロデューサーの田中友幸さんに映画化を進めていたらしく、それが香港との合作という話が出た時にちょうど良い企画だったのかと思います。 twitter.com/noriyosasa/sta… pic.twitter.com/8hG12XnAIP
2019-09-22 17:57:05![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
何故あの作品が選ばれたのだろう、と地味に疑問だったのだけど・・そういう下地があったのねえ(゜o゜) では東宝がそれを選んだのは何故だったのかしらん・・日本人にとってもエキゾチックにして海外売りのためにアジアっぽさが必要だった、とか? twitter.com/doctoruwatson/…
2019-09-22 17:17:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
『 #なつぞら 』メモ。今週の設定は1955年。中国の伝説『白蛇伝』に材をとった林房雄の小説『白夫人の妖術』が扶桑書房から出たのは1948年。1951年には早くも新潮文庫も出たので、ヒット作だったのだろう(・ω・)1956年には監督・豊田四郎、特技監督・円谷英二で東宝映画化。講談社からシナリオも発売。
2019-04-22 11:06:36![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
東宝映画のタイトルは『白夫人の妖恋』。香港との共同制作だ。東映動画第1作『白蛇伝』はこの東宝版が下敷きになっている。『 #なつぞら 』演劇部顧問・倉田のシナリオは『白蛇伝説』。原稿には「ピリカ」というアイヌらしき名前が見られるので、林の原作を北海道の物語にアレンジしたのだろう(・ω・)
2019-04-22 11:13:39![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ただ、北海道鹿追町に伝わるアイヌ伝承の『白蛇姫物語』なるモノもあるらしく wakantanka.net/2016/02/18/%E7… 、この物語と『白蛇伝』との関連は不明。『 #なつぞら 』の『白蛇伝説』はこっちなのかなあ(・ω・)?
2019-04-22 11:21:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
東宝初のカラー特撮映画『白夫人の妖恋 』(特技監督、円谷英二)のクオリティを見ろやあ。ブルーバックも日本初なんで大目に見ろやあ。 pic.twitter.com/De94CtN5R4
2016-10-06 14:28:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
八千草薫さん、ご逝去。 一番好きなのは豊田四郎監督『白夫人の妖恋』で池部良と山口淑子の「いけないこと」を目撃して恥じらうシーン。 次点は『旅はそよ風』『美しさと哀しみと』。 亡くなった高寺彰彦先生と「八千草薫こそ姫中の姫」で意見が一致して嬉しかったなあ。 ご冥福をお祈りします。合掌 pic.twitter.com/qiQgptdx8l
2019-10-28 18:02:16![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
今日は『ガス人間第一号』…といきたい処だけど、あえて『白夫人の妖恋』観よう。八千草薫さん…御冥福を御祈り致します。 #八千草薫 #白夫人の妖恋 pic.twitter.com/8L9TgH2lwe
2019-10-28 17:00:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)