【論文(Letter)】SARS-CoV-2の空気感染(2020.10.6作成) #新型コロナウイルス

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エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

2020.10.5. Science [Airborne transmission of SARS-CoV-2] [SARS-CoV-2のエアボーン・空気感染] Kimberly A. Prather 先生@kprather88 Linsey C. Marr先生@linseymarr Donald K. Milton先生@Don_Miltonら science.sciencemag.org/content/early/…

2020-10-06 16:58:46
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

SARS-CoV-2の吸入が、COVID-19の主要な感染経路である圧倒的な証拠がある。 最も効果的な制御戦略を確実にし、公衆に明確で一貫したガイダンスを提供するために、分野を超えたウイルス感染経路に関する議論を調和させることが急務である。

2020-10-06 17:00:22
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

そのためには、エアロゾルと飛沫を区別するための用語を明確にし、従来の5μmではなく100μmの閾値を使用すべきである (参考文献1) 。 このサイズは、エアロゾルの空気力学的挙動、吸入能力、介入の有効性をより効果的に区別する。

2020-10-06 17:00:54
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

飛沫(100μm以上)に含まれるウイルスは、通常、発生源から2 m以内に数秒で地面に落下し、小さな砲弾(tiny cannonballs)のように近くの人に噴霧できる。 その移動範囲が限られているため、物理的な距離を置くことで、飛沫への曝露が減少する。

2020-10-06 17:02:34
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

エアロゾル(100μm未満) に含まれるウイルスは、煙のように数秒から数時間、空気中に浮遊したままになり、吸入されうる。 それらは感染者の近くに高濃度濃縮されており、近くの人に最も簡単に感染させることができる。

2020-10-06 17:04:11
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

しかし、感染性ウイルスを含むエアロゾル(参考文献2)は、2 m以上移動し、換気の悪い屋内の空気に蓄積して、超拡散イベントを引き起こす可能性がある (参考文献3) 。

2020-10-06 17:04:47
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

COVID-19患者は、その多くに症状がなく、呼吸や会話の際に数千のウイルスを含んだエアロゾルを放出するが、飛沫は遥かに少ない (参考文献4,5,6)。

2020-10-06 17:05:19
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

したがって、飛沫によって噴霧されるよりも、エアロゾルを吸入する可能性が遥かに高いため(参考文献7)、空気感染対する防御に、注意のバランスをシフトしなければならない。

2020-10-06 17:06:22
エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks @AirborneKanki

マスクの着用、社会的距離、衛生への取り組みという既存の義務に加えて、活動を屋外に移すこと、換気とろ過を利用した屋内空気の改善、高リスク労働者保護の改善の重要性について明確な指針を追加することを、我々は公衆衛生当局に強く求める(参考文献8)。

2020-10-06 17:06:46

asadori_Qly @AsadoriQ

There is overwhelming evidence that inhalation of severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) represents a major transmission route for coronavirus disease 2019 (COVID-19). science.sciencemag.org/content/370/65… twitter.com/minesoh/status…

2020-11-01 17:32:11
峰 宗太郎 @minesoh

前からいますよ👶 人工ウイルスジャー、突然倒れて死ぬんジャー、空気感染ジャー、東京は武漢になるんジャー、アビガンジャー、PCRジャー…ちなみにどれも戦隊のほうではなくて、雑魚の悪役です。 #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/messages/963e0… pic.twitter.com/5T8XKkSUnK

2020-07-06 12:10:14
asadori_Qly @AsadoriQ

"There is an urgent need to harmonize discussions about modes of virus transmission across disciplines to ensure the most effective control strategies and provide clear and consistent guidance to the public."

2020-11-01 17:32:31
asadori_Qly @AsadoriQ

峰宗太郎氏のように、自分の既存の知識に合わないものに対してはただそれだけでどちらかというと無根拠に否定し、さらに他人を揶揄するような言葉を使うのは科学ではないし、また科学にとってとてもよくない。

2020-11-01 17:34:36
asadori_Qly @AsadoriQ

簡潔なまとめなので、一部を紹介しておこう。引用されている文献もぜひお読み下さい。 science.sciencemag.org/content/370/65…

2020-11-01 17:46:17
asadori_Qly @AsadoriQ

飛沫(>100µmより大きい)は一般に発生源から2m以内、数秒で落下する。拡散範囲が限られるので物理的な距離で感染を防ぐことができる。 一方、エアロゾル(<100 µm)は(これ=がない)数秒から数時間空気中に浮遊し吸入される可能性がある。

2020-11-01 17:49:28
asadori_Qly @AsadoriQ

エアロゾルのウィルスも感染者の近くに集中するので、近くの人々に感染しやすいが、しかしながら2m以上移動することができるため、換気の悪い室内空気に滞留して、スーパースプレディングにつながる恐れがある。

2020-11-01 17:51:29
asadori_Qly @AsadoriQ

感染者---その多くが無症状---が呼吸や会話をする際にはウィルスを含むエアロゾルをたくさん放出する。飛沫ははるかに少ない。そのため、エアロゾルを吸入する可能性の方が飛沫をあびる可能性よりも遥かに高い。なので、空気感染の防護に注意の重点を移す必要がある。

2020-11-01 17:55:02
asadori_Qly @AsadoriQ

マスク着用、社会的距離、衛生管理に加えて、屋外での移動行動、換気とフィルターによる室内空気の改善、高リスク労働者の保護の改善についての明確な指針を設けるよう公衆衛生当局に求める。

2020-11-01 17:58:05
asadori_Qly @AsadoriQ

といった背景から、対面授業のときには教室の飛沫(教員が話すならその可能性はある)とエアロゾルをどう評価し換気状況を・・・という話になって、先日ツイートしたこれにたどり着いたりする。 cires.colorado.edu/news/covid-19-…

2020-11-01 18:01:01
リンク CIRES COVID-19 Airborne Transmission Tool Available Many of us face a constant barrage of decisions during this global pandemic: How dangerous is it to ride the bus? To teach and/or attend class? What’s my risk in a public demonstration? University of Colorado Boulder atmospheric chemist Jose-Luis Jimenez 1158
asadori_Qly @AsadoriQ

一般的な傾向として「放射脳」とか「コロナ脳」とか「空気感染ジャー」など、人を揶揄する表現に訴える行動は、対象を認識する真面目さの欠如と相関が高いようだ。論理的にもそれは納得できる。 麻生太郎氏が香港のメディアに答えられずに馬鹿にしたような笑いを投げかけたように。

2020-11-01 18:06:08
asadori_Qly @AsadoriQ

距離は必須。換気は通常の換気設備が機能している確認はし、また、窓開けとドア開けの二面換気ができる環境が多い。一部の教室でそれが不安。また、エアコンの空気の流れが把握できていなくて、冬に窓を空けたままにできるかも問題。 体系的・大規模なPCR検査とあわせて換気環境整備は必須。

2020-11-01 18:14:44
asadori_Qly @AsadoriQ

と書いてきて、もしかして職場では空気感染に関する最近の知見が共有されていないかもしれないことに思い至る。学務関係者には情報提供してるけど。 いろんなところで言っておこう。

2020-11-01 18:16:34

関連まとめ

内田 @uchida_kawasaki

CDCがCOVID-19感染伝播に関するガイダンス改定。改訂前『飛沫』改訂後『飛沫やエアロゾルに含まれる微粒子』が主な感染経路と考えられる togetter.com/li/1595663 『空気感染の定義』と『2020.9.18Updateは、CDC COVID-19感染経路説明変更(空気感染に言及)はドラフト版』 togetter.com/li/1596048

2020-10-06 07:57:56