@mami_non 「門限の頃の桜のうつくしく」とか「七夕や遠くに次の駅が見え」あたりにも、その種の可愛さがある気がします。 #shinsen21 存在を明示されていない他者への優しい視線というか。
2010-04-24 22:40:01「戦場を先づくちびるがもげてゆき」なんて日露戦争203高地の戦いとかに従軍していてもおかしくない様な写実的な句ですよ。どこからこんなの拾ってくるのだか。読書家なのかしら・・・。 #shinsen21
2010-04-24 22:42:11先行句へのオマージュに思える句も。「田水張る太古の布のごとく張る」「新宿のひかり遥かに葛の花」「二三人スリッパ過ぐる寒さかな」 #shinsen21
2010-04-24 22:42:13@mami_non 「一本の柱を崇め夏休み」「枯葱が青葱に寄りかかりをり」など批評性のある句も見られますね。 > 人をなめたようなずらした句 #shinsen21
2010-04-24 22:44:43直喩多いですね確かに。敢えてしているねじれを感じる。 大鰻くろぐろと焼け村のごとし/金屏風倒れ北方の春のごとし/小用といふ瓢の実のごときもの #shinsen21
2010-04-24 22:45:16これもなんでしょうね?故郷にそんなお祭りがあるとも取れるし、法事の位牌とも思えるし。 @nakayama_awa 「一本の柱を崇め夏休み」 #shinsen21
2010-04-24 22:46:50季語以外のフレーズは類句ありありですが、季語がいいのでしょう。RT @mami_non 「七夕や遠くに次の駅が見え」はいいですよね(^^)!! #shinsen21
2010-04-24 22:46:57@mami_non 「七夕」の句、「次の」がポイントだと思うのです。「隣の」じゃない。これからそこへ行くっていう意志。季語も効いてます。 #shinsen21
2010-04-24 22:48:15対象の近さを感じるものだと《煌々と葡萄は箱に収められ》《新豆腐黙るといふは火のごとし》《紙鍋に炎よりそふ師走かな》《田楽のぶつかつてゐる皿の上》とか(なぜかみな食い物)、ちょっと激しい情念みたいなものも出てくる。 #shinsen21
2010-04-24 22:49:05「をんをんと冬の駅舎はかがやいて」も可愛いです!反対に「猪肉に元気なころのありにけり」はおじいさんか、君は!というような句。若い方の句にみえません。(かといって老成しているわけでもなく、視点が不明) #shinsen21
2010-04-24 22:49:13「七夕」で「次の」と言われたら、次の恋に乗り換えそうな連想をしてしまいますw。(こんな時に季語が味わえなくてとても残念)この句は前向き。 @yasnakam @mami_non 「七夕」の句、「次の」がポイント。季語も効いてます。 #shinsen21
2010-04-24 22:51:37#shinsen21 多彩なところを見せようとしているように見えるが、句の構成に疑問点も。「寒さかな」がぱっと3句あったりなど。
2010-04-24 22:51:38句毎に若さと老成とが表れ、混沌とした印象。その混沌こそが若さならではなのかなぁ、などとも思いました。 @mami_non 視点が不明 #shinsen21
2010-04-24 22:52:37前向きなのか、後ろ向きなのか、句全体の中でバラバラに散っていて、よくわからないのです。最終ページが真っ白に近いのも投げやりに見える。 @nakayama_awa #shinsen21 多彩なところを見せようとしているように見える
2010-04-24 22:53:54.@mikikofuji 冒頭句「寝た順に」。たしかに可愛いです。「猫柳」は、私にはマイナスに感じられました。 #shinsen21
2010-04-24 22:54:33終盤の戦争のはまた別な論理があるんでしょうね。大友克洋のマンガの細部描写みたいなものでリアリズムの範疇で捉えられないものは接近して緻密な描写になるのかも。 @nakayama_awa 句群の後半になるにつれて自身と句の距離は遠くなる気がします。 #shinsen21
2010-04-24 22:54:41#shinsen21 カメレオンのような、器用貧乏なところがある。視点が不明というのは、作者が見えないということに通じるかも。そのなかでも〈大鰻くろぐろと焼け村のごとし〉は、彼のダークサイドが出ている気がする。
2010-04-24 22:56:04