動画『ビッグ・グリーン (巨大環境産業) とは何か?』を訳してみた。

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動画『ビッグ・グリーンとは何か?』を訳してみた。地球が燃えている。海面が上昇している。こうした悲観的予測をよく耳にする。こうした陰々滅々としたストーリーの本当の目的は何か? 環境を守ること? それとも。。。 ローガン・オハンドリー (DCドレイノ)が解説します。 youtube.com/watch?v=CeMwlh… pic.twitter.com/DfMkHoZpPL

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ビッグ・オイル (巨大石油産業)、ビッグ・ファーマ (巨大製薬産業)、ビッグ・テック (巨大IT産業)、 そしてその他の巨大な悪玉についてはいろいろ耳にしたことがあるだろう。この中でも最大かつ最悪のものについて私は話したい。この巨人が扱うのは何十億ドルの単位ではない。何兆の単位である。 pic.twitter.com/dt5uQ9kx2N

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私が話しているのはビッグ・グリーン(巨大環境産業)。そう、環境保護運動。現世界で、最もリッチでパワフルな「ビッグ」である。ビッグ・グリーンは他を寄せ付けない。私たちがその真の姿を確認し、手綱を握るまで、巨大化を続けるだろう。そして、よくあることだが、大きいものが良いとは限らない。 pic.twitter.com/cZ3mbBPXcc

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ビッグ・グリーンは、あなたの暮らしを乗っ取ろうとしている。そうしなければならない。彼らにとってそれが理にかなったことなのだ。なぜなら、ビッグ・グリーンは世界を忘却から救おうとしているのだから。あなたの自由は些細な代償に過ぎないかのように。 pic.twitter.com/YuXxuMI3lh

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このミッションを遂行するために、ビッグ・グリーンは2つのものを必要としている。カネ。そして権力だ。彼らは既にどちらも手にしている。しかし、もっともっと手に入れたいと考えている。 pic.twitter.com/iqfEIZHZja

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ビッグ・グリーンとは具体的に何を指すのか? 環境運動のアジェンダを設定する主要組織である。こうした組織は何十もあるが、いくつか例をあげよう。グリーンピース。350.Org。ネイチャー・コンサーヴァンシー。シエラ・クラブ。世界自然保護基金。 pic.twitter.com/weuCRZdG0W

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そしてもちろん、彼らアジェンダを支援・推進する政治家、官僚、企業、そしてメディアである。 pic.twitter.com/9hQ9cVWoB1

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詳しい説明に入る前に、いくつか確認しておこう。気候は変動している。確実なことは言えないが、ゆっくりと温暖化しているようにみえる。温暖化が続けば、遠い将来、深刻な環境問題が発生する可能性がある。おそらく工業化はこの温暖化プロセスの一因になっている。 pic.twitter.com/9Y0GQgwshJ

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理性的に考えられる人はこれに同意できるはずだ。民主党首脳のナンシー・ペロシと共和党首脳のニュート・ギングリッチは、1990年代に制作された公共サービス広告に揃って出演し、同様のことを述べている。 pic.twitter.com/lP4BdlgpdN

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しかし、ビッグ・グリーンは理性的であることに興味はない。理性的であってもカネは得られない。理性的であっても権力は得られない 。 pic.twitter.com/9nrWtwpYml

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では、カネについて話していこう。グリーンピース、ネイチャー・コンサーヴァンシー、世界自然保護基金、シエラ・クラブは、それぞれ1億ドルから3億ドルの金融資産を持っている。フォーチュン500の企業の多くは、ビッグ・グリーンに巨額の小切手を渡している。 pic.twitter.com/lisiQoR6oJ

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たとえば、金融業界大手のシティグループは、「気候変動と戦う」ために1000億ドルを拠出すると約束している。\ しかし、ほんとうの意味での大金が動くのは政府レベルだ。2009年、オバマ政権は1,100億ドル以上を再生可能エネルギーの「投資」に使うように命令した。 pic.twitter.com/WNFy46Phqy

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米国再生・再投資法 に基づく投資だけでこの金額なのである。長く忘れられてしまった5億ドル規模の無駄な公共事業 (ソリンドラ社など) を除けば、納税者はこの投資から何を得たのか? すぐには思いつかない。 pic.twitter.com/sghZT185AX

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信頼できる経済モデルによれば、パリ協定により、世界で毎年1兆ドルから2兆ドルの費用が必要になる。グリーン・ニュー・ディールの総費用は少なくとも52兆ドルだ。 pic.twitter.com/9JDrbEYX2q

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しかし、金は目的達成のための手段にすぎない。その目的とは権力である。彼らがこうあるべきだと考える社会に変えるための権力である。それが真の目的なのだ。 pic.twitter.com/waMvopvRvb

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グリーン・ニュー・ディールを立案したサイカット・チャクラバーティはワシントン・ポスト紙に対してこう説明している。「…始まりは気候の話ではまったくなかった。…経済全体をどう変えるのかを私たちは考えていたのだ」。こういう話がお好きな方もいるかもしれない。それならそれでかまわない。 pic.twitter.com/HASL8vKEfH

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しかし、これが環境を守るためだというフリはしないでほしい。チャクラバーティは正直だった。あなたも正直になるべきだ。その目的は、国、州、地方など、あらゆるレベルの政府や行政に権力を渡すことだ。 (注: チャクラバーティはアレクサンドリア・オカシオ＝コルテスの元参謀長) pic.twitter.com/1HYDjBuNql

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そして、権力を得るには、ゾっとするようなストーリーで騒ぎ立てればよい。この惑星は燃えている。海面レベルが上がっている。アル・ゴア、ビル・マッキベン、グレタ・トゥーンベリなど、天変地異の導師たちの声に耳を澄まさなければ、私たちはみな死んでしまう。 pic.twitter.com/shImejUQjU

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そして、こうしたホラー・ストーリーが何をもたらしたのか? 自分たちの周りで地球が燃え上がるという悪夢を見る若者たちである。風力発電や太陽光発電に巨額の補助金が支払われるため、貧しい人々の電気料金がより高くなる。絶滅危惧種を含む何百万羽もの鳥が、風力タービンに巻き込まれて死んでいく。 pic.twitter.com/LPGqe9Rkpf

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「地球は燃えている」といった類の恐怖をあおる言論がはびこる中で、世界はこれまでにないほどクリーンで衛生的で豊かになっている。自然災害による死者数は歴史上で最も少ない。なぜか? 気候の問題に直面するたびに、人類はそれに対応してきた。私たちはうまくやれる。何千年もそうやってきたのだ。 pic.twitter.com/zTrH1sfPBP

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海水面が上昇している? より高い良質な防波堤を築けばよい。オランダを見ればいい。国際空港を含むオランダの国土のかなりの部分が海面より低い位置にある。 もっと水が必要? 細流灌漑と脱塩を広めればいい。イスラエルには必要以上の水があふれている。しかも砂漠の真ん中で。 pic.twitter.com/bUah7D7R03

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クリーン・エネルギーが必要? 原子力発電所を増やせばいい。スウェーデンの電力の半分は原子力で賄われている。 pic.twitter.com/WuvazkDqrh

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こうしたシンプルで実際的な解決策が、ビッグ・グリーンに大きな影響を及ぼすことはない。常識を元手に資金を集めることはできない。物事がいかにうまくいっているかを語っても政治的権力を得ることはできない。ましてや、冷静な態度を保っていては有名になれるわけがない。 pic.twitter.com/b1N51KnlG2

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ビッグ・グリーンは、貧乏ではなく、正直でもなく、ましてや非力でもない。この事実に私たち全員が気付いてもいいころだ。 ローガン・オハンドリー (DC ドレイノ) でした。(了) 英文スクリプト: ↓ prageru.com/video/what-is-…