認知症の方が「入浴拒否」!その時の介護職の思考を言語化してみた(完)→3/31追記
先日、ツイートした入浴拒否のおじいさん。昨日来られて、なんと浴槽入浴できました!! 流れは、体重測定とお誘いするのは同じ。脱衣所ではなく浴室に体重計を置いておく。浴槽見ると帰りたくなるのでフタをして、あと防水シーツを物干しにかけて、カーテン状にしてました。靴下脱いでもらって→
2021-03-17 06:24:05体重測定。浴室だとすべるので、下にタオルを敷いておく。一度座ってもらい、温タオル渡して顔拭き、お湯ためたオケで足浴する。「気持ちいい」と好反応。足をボディソープで洗わせてもらう。着替えを見せて、ここで着替えましょうと声掛け。自分からすんなり脱いでもらう。あ、浴室は暖房かけていた→
2021-03-17 06:27:38上半身裸になったら、温タオルで拭いて寒くないように。足浴のオケは外して、下も全部脱いでもらう。浴槽にヘッド入れてすぐお湯出せるようにしておいたシャワー、40度前後を足、手にかけてみる。「あったかいな」と拒否なかったので、シャワーヘッド持ってもらって「自分でお願い」すると→
2021-03-17 06:30:14ご自分で身体シャワーかける。泡つけたタオル渡して「お願いします」と洗うジェスチャーすると、自分で身体洗って下さる!シャワーで流して、「頭洗いますよ」と頭にお湯かける、嫌がらないのでご自身の手にシャンプー出して、頭洗うジェスチャーすると、自分で洗髪。洗ったら、浴槽のフタを開けて→
2021-03-17 06:32:36「もう入っちゃいましょうか」と促すとすんなりまたいで入浴した。「ああ、気持ちいいねえ!」と満面の笑顔。これが見たくてやってるんだよな~。結構長風呂、声掛けであがってくださる。着替えなどもスムーズ!何か月もお風呂入ってなかった割にはそんなに汚れていない、垢も少なめでした。
2021-03-17 06:34:56知り合いの相談員さんから「○○さん、お風呂入ったんだって?うちの法人で話題になってるよ」と。色んなデイ行ってみたが入浴できなかったらしい。ほめていただいて光栄!だが「評判上がってるから、紹介多くなると思うよ、良かったね~」と。えっ、もしかしてもっと重度の方来たりするのかしら、、汗
2021-03-18 22:50:36入浴拒否のおじいさん、今日は時間ずれこみ入浴が午後に。昼食後眠くなって帰りたい、と帰宅訴え激しくなり入浴どころではなく不機嫌に。 静養室で休んだら?とすすめても断られる。とりあえず話があるからとお誘いし静養室で二人で腰掛ける。→
2021-03-30 18:53:18体調大丈夫ですか?とお聞きしながら、失礼します、と靴を脱がさせてもらう。私だけ立ち上がり、寝るジェスチャーとると、「少し休もうか」と横になってくださった。20分ほど休んで起きたら元気に。体重測定しましょうと前回のようにお誘いし、入浴してもらえた!→
2021-03-30 18:55:57入浴は「お風呂に入りましょう」では断られるので体重測定というていで少しずつ入浴の状況に近づけた。今回も「ベッドで休みましょう」ではダメだったが、「ちょっと相談が」とお誘いし、二人で腰掛けて話をする、靴を脱ぐところから横になってもらえた。→
2021-03-30 18:58:42直接のお誘いでは拒否されることも、別の表現をする、違うルートをたどることでやっていただけることもある。びっくりしたのは今日気持ちよさそうにお風呂入りながら「風呂好きなんだよー」と仰っていたこと。お風呂好きでも、入らなくなっちゃうことがあることの不思議。脳の認識の問題?
2021-03-30 19:04:03直球お誘いをやってダメだったので、目的を伝えず入浴していただける方法を使う。そうしないと、何するかわからずに誘導させることになる。それは介護側の都合でひとりの人をいいようにコントロールしてるように感じるから。そこは注意していきたい。
2021-03-30 19:10:16