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私的メモ:人文学の研究者の方と仲良くなりたい理由

偉そうな物言いになっておりますが、全然上から意識はありません。文字数制限があるため、断定口調、言い切り、言葉足らずになっているということをご了解ください。
人文 オープンアクセス オープンデータ
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next49 @next49
@fuku33 @saisenreiha @syakekan 今日の話題にぴったりなページを見つけました。ARGの岡本さんが関わっているようです → 人文情報学月報への招待(永崎研宣:人文情報学研究所) http://bit.ly/rtaS6F
next49 @next49
今日のfuku33さん、saisenreihaさん、shakekanさんとおしゃべりさせていただいたときに話した、私が人文学の若手研究者を支援したり、知り合いになったりしたい理由をわすれないうちにメモしておこう。上から目線だと思われた方はそんな意図がないということをぜひご留意を
next49 @next49
第一の理由は、5~10年後の自分の研究のネタのため。私が直接に人文学の何かを研究することはたぶんない。というか、能力的にできない。なので、計算機科学あるいはソフトウェア開発からいっちょがみしたい。計算機で普通に計算できることについてはもう大概計算されている。
next49 @next49
(承前) まだ、量の問題や複雑さの問題から計算時間が爆発してしまうようなものについても、ハイパフォーマンスコンピューティングの分野の方々や、Googleなどのクラウドサービスを提供する企業がそれらの問題について果敢に攻めている。この分野をキャッチアップするのは私にはきついし無理。
next49 @next49
(承前) そうなると、狙いはこれまで計算機で計算しようと思わなかった事柄を対象とするのが適当だろうというのが自然の発想。計算しようと思わなかった事柄というのは数式化しづらかった事柄とほとんど等しい。そのような数式化しづらかった分野は人文学に大量にある。
next49 @next49
(承前) 計算機の発達にともなって、計算物理学、計算化学、計算生物学、数理経済学などの「計算~」「数理~
next49 @next49
(承前) 計算機の発達にともなって、計算物理学、計算化学、計算生物学、数理経済学などの「計算~」「数理~」という新分野が登場した。これらは、計算機を使うことで実験を行うことなくシミュレーションを行う分野。この「計算~」「数理~」を人文学の分野に導入するのが狙い。
next49 @next49
コンピュータが仕事を奪う http://bit.ly/fV1QGa や 良い経済学・悪い経済学 http://bit.ly/fmLHz6 であったとおり、マニュアル化できる話は機械化・計算機化によって人間はより高度な作業か、計算機ではできない作業をしなければいけなくなる。
next49 @next49
(承前) 逆にいえば、マニュアル化できていない分野においては、計算機がつかえない。だから、そこが新たな研究テーマの埋まっているところとなる。
next49 @next49
私が思いつくぐらいなので、既に数理政治学、数理歴史学、計算心理学などは存在しており、国際会議も開かれているだろう。そこに食い込んでいくのはちょっとキツイ。で、ネイティブ日本語話者&日本在住者の私が優位性を持って臨めるのは、文化的・歴史的障壁によって参入コストが高い人文学の分野
next49 @next49
(承前) 日本史、日本政治史などの「日本~」については、日本人という背景を持つ私がそれなりの優位さで望める分野の可能性が高い。
next49 @next49
で、そういう「日本~」の「数理~」・「計算~」化をやるためには、既にわかっている事柄、常識となっている事柄、フィールドワークの成果などが自由にアクセスでき、計算機で簡単に扱えるようになっていることが必要。そうでないと、自分がまず該当分野の専門家になって材料をあつめないといけない。
next49 @next49
で、そういう「日本~」の「数理~」・「計算~」化をやるためには、既にわかっている事柄、常識となっている事柄、フィールドワークの成果などが自由にアクセスでき、計算機で簡単に扱えるようになっていることが必要。そうでないと、自分がまず該当分野の専門家になって材料をあつめないといけない。
next49 @next49
だから、人文学の若手の方々に研究成果をどんどんと電子化してもらい、比較的簡単にアクセスできるようにしてもらうのが望ましい。だから、そういう方向にがんばろうとしている人は私のできるかぎりお手伝いしたい。
next49 @next49
第二に広くアクセスできない研究成果は何の役にもたたないということが今回の大震災でわかったということ。これは、今日のおしゃべりで話さなかったけど。
next49 @next49
今回の地震の後に、同規模の津波は数十年前にもあった。とか、同規模の地震が数百年~千年前にあったという話が古文書や地質調査からわかったというのをいくつかの報道で聞いた。ということは、全国に眠る古文書を電子化し、歴史学の手法で地震予知および対策をできるんじゃないのという疑問が。
next49 @next49
また、最近はゲリラ豪雨が話題になり、水害についても意識が高まっている。良く聞くのが昔の地名を知ればそこが水害に弱い土地かどうかがわかるという話。この古文書での地震の記述からパターンを探す話や、古地図により地形を確認する話と同様なことが別の分野にもあるんじゃなかろうか。
next49 @next49
そう考えると、古文書が大量に残っている日本という国において、これらを保存&電子化し、任意の分野において利用できるようにしておくことは、災害対策として非常に重要なことなのではないかと考えられる。古文書読める人がどれだけいるかわからないけど、パートタイムで結構雇えるのでは?
next49 @next49
明治からは県の公文書があり、江戸時代には藩の公文書があるわけなので、とりあえずこいつをミソもクソも一緒に電子化してしまえば、100年周期の災害は捕捉出来るんじゃなかろうか。電子化されており、アクセスできるようにしてあれば、趣味なり、金儲けなり、科学的動機でなりで使うだろう
next49 @next49
また、地質学的に津波が来ているかどうか、地震があったどうかがわかるならば、その検出に必要なデータを項目化して、買い取るようにすればゼネコンや考古学に人たちが調査のついでに経費の補填として調べてくれるんじゃなかろうか。
next49 @next49
基本的な発想は、データを集めること、データを公開すること、データを解釈して何かに使うことは全部別という発想。データの公開基盤、データの公開を国や学術会議が行い、データの収集とデータの利用は適宜うまい方法を考えるという話。既にあるだろうけど歴史地震学やら考古地震学の基盤整備。
next49 @next49
三つ目の点として、1番目と2番目に被るけど、ある研究のために収集したデータが別の研究に利用できることがあるため。歴史学、政治学、経済学、天文学など諸々の理由により、状況の再現が難しい学問分野においては、仮説が正しいかを確認するために「過去の事例」がとても重要になる
next49 @next49
まったく同じ状況というのは発生しないけれども、今、議論している事柄についてだけ考えると前提や状況が同じである状況というのは宇宙や人類の歴史の中で何度か登場する。そのような事例がたくさんあればあるほど、仮説や数理モデルが正しいかどうかを検討することができる。
next49 @next49
たとえば、今、リフレーションを支持する人たちは、昭和大恐慌や世界恐慌のときの例を参考にして、リーマンショックや現在の状況においてどういう政策が有効かを検討している。そんな風に、自分の研究テーマのために収集したデータを公開して共有することで、新たな研究テーマを提供することができる
next49 @next49
この観点からすれば、日本において外国の歴史、風俗、芸術などを研究している人たちは、その研究自体の発展に貢献するだけでなく、再現性を確保できない学問分野において、仮説や数理モデルの検証に必要な事例をたくさん提供してくれるデータ提供者としても貢献しているといえる。成果を公開していれば
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コメント

空飛ぶれお @leoponF 2011年8月1日
たしかに水に関する地名は水害多しと聞いたことがあります。RT @next49: また、最近はゲリラ豪雨が話題になり、水害についても意識が高まっている。良く聞くのが昔の地名を知ればそこが水害に弱い土地かどうかがわかるという話。この古文書での地震の記述からパターンを探す話や、古地図により地形を確認する話と同様なことが別の分野にもあるんじゃなかろうか。
なくたく @nakkhtak 2011年8月1日
興味深い視点。ふむ。
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