作家さんの反応シリーズ[小説の持ち込みは意味がない]

小説は持ち込みより新人賞への応募を!というのが作家さんたちのほぼ一致するご意見のようです。
8
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 10 次へ
鈴木輝一郎@『何がなんでも長編小説が書きたい!』(河出書房新社)発売中! @kiichiros

現在では、持ち込みでのデビューは不可能だと思ってください。あと、8万字程度の短い作品で商業出版は難しい。生き残るうんぬん以前に、まず、長編が書けるようにしましょうね。 #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/messages/ed0b2… pic.twitter.com/ufujMJc37H

2020-05-06 12:32:20
拡大
鈴木輝一郎@『何がなんでも長編小説が書きたい!』(河出書房新社)発売中! @kiichiros

綾辻さんや京極さんやぼくらとは、時代が違いますよねえ。三十年ぐらい前ですから。ぼくも持ち込みでしたが。話題の元になった松岡圭祐さんも1997年デビューでしたから。 昔話を今にもちこんで真に受けても、ねえ。 twitter.com/ayatsujiyukito…

2021-03-21 08:30:23
綾辻行人 @ayatsujiyukito

何だか界隈で話題になっているようですが。 『十角館の殺人』は、紆余曲折ありつつ最終的には「持ち込み」でした。京極さんの『姑獲鳥の夏』は完全な持ち込み。 などの例外はあるわけですが、昔に比べて今は新人賞の数がものすごく増えましたからね。すっかり事情が変わっているのは確かです。

2021-03-20 16:20:10
逸木 裕 @yu_itk

持ち込みでデビューできるかといった話が盛り上がっていて、新人賞に送っていたときのことを思い出した。一般文芸の賞は最終選考に残らないと選評がもらえないので、なぜ落ちたか、何を直せばデビューできるかが判らず、持ち込んで編集者に見てもらいたいニーズがあるのだろうな。僕もそうだった

2021-03-20 16:00:45
逸木 裕 @yu_itk

昨日は新人賞について色々書いたのだが反省した。やはり構造的にどうしても取った側のマウントみたいな話になってしまうし。編集者からのリアクションがない問題も、素材の段階の新人にみだりにアドバイスするのが良いとも限らないし。今後はあまり書かないようにします

2021-03-21 08:27:56
逸木 裕 @yu_itk

いまは編集者からのリアクションがもらえるもの、編集者が読んでくれるものなど色々なタイプの賞があるので、それで良いかなと感じた。

2021-03-21 08:29:26
新津きよみ @niikiyo5

@yu_itk デビュー前小説講座に通っていたとき、楽しかったのはベテラン作家の講義で、辛かったのは受賞後まもない新人作家の講義の時間でした。「デビューしてからが大変」「想像以上に厳しい世界」「死に物狂いに書け」などと言われて落ち込むばかりでした。

2021-03-21 09:25:04
柴田よしき @shibatay

@yu_itk その不安はよくわかります。でも持ち込みで一時落選レベルの作品を読まされた編集さんが、クソ忙しいのに丁寧に指導してくれることを期待するのはやはり虫が良すぎるw 今は小説講座がたくさんあって、実効性の高い指導をしてくれるようなので、そうしたところで勉強するのが現実的ですね。

2021-03-20 16:06:54
逸木 裕 @yu_itk

@niikiyo5 新津さんもそうでしたか……。私もつらいこともありますが、この仕事で得られたこと、楽しいこと、充実していることも多いので、そういうことを書いていきたいです。

2021-03-21 09:35:21
新津きよみ @niikiyo5

@yu_itk 落ちた理由がわからず、疑心暗鬼になった末にーーという受講生がいました。私のデビュー後しばらくは応援してくれてて交流があったのですが、何年も落選を重ねるうちに「あなた、私の悪い噂をバラまいていない? それで私の名前がブラックリストに載って最終候補に残らないのかも」と妄想するまでに。

2021-03-21 11:12:16
柴田よしき @shibatay

20年前から時々同じ話題が出ますね、小説の持ち込みの是非について。20年前から結論は「新人賞に応募することをお勧めします」ですが。他の方がメリットは書いてくださってますが、とにかく新人賞デビューの方が利点は多いです。

2021-03-20 15:51:49
柴田よしき @shibatay

新人賞応募で一次落ちだと選評も付かず疑心暗鬼になるのもわかりますが、持ち込みでデビューが決まるような優れた作品なら新人賞に応募しても最終選考には残るんじゃないかな。何度か最終選考に残っているとお声がかかってデビューできることもありますし。

2021-03-20 15:54:21
柴田よしき @shibatay

何度か新人賞に応募したのに選評もなく落選が続くと、不安になったり焦ったりする気持ちはよくわかります。誰かに読んでもらって直接言葉が欲しい、と思いますよね。今は優れた小説講座があるようですから、そうしたところに参加して講師の方に指導を受けるといいかもしれません。

2021-03-20 16:16:22
柴田よしき @shibatay

昔は持ち込みデビューして人気作家になられた方もいらっしゃいました。新人賞自体が少なくて、編集部も持ち込みを受け付ける体制だったかもしれません。今は自社新人賞でデビューさせる為に持ち込みは不可にしているところも多く、編集者も激務で持ち込み原稿まで読んでいる余裕はないと思います。

2021-03-20 16:20:16
柴田よしき @shibatay

いずれにしても、直接編集部に押しかけるみたいなのはNGね(^^;;; 文芸編集者って本当に激務なんですよ。

2021-03-20 16:34:28
柴田よしき @shibatay

新人賞一つ運営するには費用も人材もかかります。社運を賭けているところも。出版社としては自社新人賞を最優先にするのが当たり前。持ち込み原稿をホイホイ受け付けていたのでは新人賞を持つ意味がないですよね。

2021-03-20 16:28:03
柴田よしき @shibatay

しかし同じ話題が繰り返し持ち上がるというのは、持ち込み即デビュー大成功の「前例」が、いまだに甘い夢として語り継がれているからだろうな。どう考えても、持ち込みで人気作家になった人より、新人賞とって人気作家になった人の方が多いんだけどw

2021-03-20 16:38:13
大倉崇裕 @muho1

20年前、半ば発作的にミステリー作家になろうと、朝日カルチャーセンターの「ミステリーを書く」に飛びこんだのだけれど、講師の海渡英祐先生も、知り合った新人作家の方も編集者さんも、皆、言うことは同じだった。「賞を取りなさい」。持ちこみ云々の話題は一度も出なかったなぁ。

2021-03-20 01:59:54
大倉崇裕 @muho1

「賞を取りなさい」とアドバイスされ「それができれば苦労しません」と心の中では思っていたのだけれど。

2021-03-20 02:00:33
大倉崇裕 @muho1

「賞とりました!」と報告にいくと「大変なのはこれからだよ」と口々に言われる。

2021-03-20 12:13:58
篠田真由美 @MayumiShinoda11

@muho1 持ち込みでビッグになった最後は京極夏彦さんなんじゃない? あれから持ち込みに近い公募としての「メフィスト賞」が出来て、それが一時代経過してすでに終わったと。

2021-03-20 15:15:34
碧野 圭 @aonokei

小説新人賞は送っても読んでもらえないかもしれない、と思っている人がいるようですけど、まともな出版社だぅたら、そんなもったいないことしませんよ。どこに宝石の原石が紛れているかわからないので、ちゃんと誰かが目を通します。下読みに出すことも多いけど、丁寧な出版社だと2人に回したり。

2021-03-20 13:36:34
碧野 圭 @aonokei

外部の人が思うより、編集部は新人賞の選考に真剣です。そこでヒットが生まれるかどうかで、自分たちのレーベルの未来に掛かってくるから。つまり自分の給料とか待遇にも関わってくるから。 一般文芸より ラノベのような、自前の新人を育てて売り上げを立てる編集部の方が、その傾向は強いかも。

2021-03-20 13:43:16
碧野 圭 @aonokei

小説の持ち込みの場合、よほど本人の知名度が高いか、紹介者が編集者にとって無視できない存在であるかでないと、まず読んでもらえないと思った方がいい。編集者は常に読まなければいけない原稿を何本も抱えており、それ以外のものを読むゆとりはほとんどないし、その義理もない。

2021-03-20 13:48:46
碧野 圭 @aonokei

誤解のないように書いておくと、下読みに出すのは応募作が多くて編集部だけでは読みきれない時。それも一次選考かせいぜい二次くらいまで。ある程度絞れたら、編集部内で必ずチェックします。それも、一作品になるべく多くの目を通し、その後内部で会議をして最終選考作を絞ります。

2021-03-20 13:58:22
碧野 圭 @aonokei

なので一次落ちでも最低1人は必ず目を通しますし、最終選考に残るような作品は、最低でも5人や6人、時には10人以上の人間が目を通します。それくらい選考には時間も手間もお金も掛ける。明日のスターをみつけるためなので、選ぶ方も真剣だし、そこに喜びを見出す。編集者の仕事ってそういうものです。

2021-03-20 14:21:52
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 10 次へ