第8回P4P研究会の会場から

2011年8月6日に都内で開催されました。P4P研究会の様子をつぶやいてみました。基調講演は「診療・管理データを用いた臨床指標の国内外の動向」小林美亜先生(国立病院機構本部 総合研究センター診療情報分析部主任研究員)のほか、「慢性期医療の診療の指標」 武久洋三先生(日本慢性期医療協会会長)、伏見清秀先生(東京医科歯科大学大学院)や「埼玉協同病院における臨床指標の考え方と活用の実際」「済生会グループに於ける臨床指標と当院のTQM活動」 副島秀久先生(済生会熊本病院 院長)など盛りだくさんでした。
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医療の未来を考える会 @MasatoTKO

東京都立病院や国立病院のデータなどと比較したりして水準などをはかり、指標の納得性を高め、確立してきた。。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 15:36:57
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

データ生成は担当部門やチームが責任をもち、集約と評価は診療情報部(多職種からなる部門横断的組織)がになってきた 。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 15:38:31
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

診療情報部に集められた指標はマネジメントレビューを受け、日常の臨床や看護にフィードバックされ改善に役立てている。フィードバックは個別に、そしていつでも行われ、広報誌や医局にも掲示されて「見られている」という意識をスタッフに持たせている。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 15:41:22
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

急性期病院として救急車を受け入れられなかった件数や実態把握に取り組んだ。診療科の医師数やベッド数などの影響をうけていた。搬入割合が50%台だったのが65%に改善してきた。しかし受け入れ件数が増えると要請が増え、断ることもあるのが現状。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 15:44:58
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

糖尿病患者さんの指導や外科の手術件数(待機手術が10ヶ月待ちだったのを改善をはかるべく)などもデータの可視化を行い、病院全体で取り組んできた。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 15:48:27
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

在宅医療についてもアウトカムを見直したらプロセスも変化した(入院死亡が86%が45%まで減少)。また感染対策にもJANIS感染サーベイランスを契機に消毒や手洗いに取り組み、感染率の低下をみた。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 15:54:50
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

リハビリについても個人からチームへ専門職能を問い直すきっかけにもなった。診療情報部門でも学会関連や医師の認定などの取得に役立てている(データの精度が問題になり項目の見直し必要になった)。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 15:59:10
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

医療の質とそのマネジメントに変化をもたらしたものとしては、医療のプロセスや結果が目に見えて改善目標が明確になった。指標値の改善が目に見えて達成感が生まれたなど。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:03:56
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

誰のための何のための公開か?透明性は医療の質の確保の基本。誰にむけて?国民、患者、他の医療関係者。患者と医療機関が「ともに歩む」ということ。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:06:18
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

最後の講演「済生会グループにおける臨床指標と当院のTQM活動」済生会熊本病院 副島院長先生。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:09:40
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

熊本市内の医療環境。回復期や亜急性期病院を周りにある400床職員1607名。主な指標は平均在院日数10.1日、外来患者数は503人、病床利用率98%、年間手術件数5071件 #P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:12:30
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

クリニカルインディケーターは大切だが、ファイナンシャルな部分も大切。単に指標がよくなるだけでなく、しっかりしtwものを作って行く必要がある、コスト管理も大切。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:14:09
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

TQM部と各種委員会とは別。実行部隊は委員会、アイデアなど議題を作るのは院長も含めて毎週開催されるTQM部。2000年から着手し、データがでてきたのが2004年。着実に改善する。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:16:25
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

転倒発生率やパスの使用率、院内褥瘡発生率、長期入院患者(60日以上)年度推移も含めて積極的介入を図っているまたクレーム訴訟件数も改善して、それにつれて保険料も下がってきた。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:19:14
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

予期せぬ再手術率も低下、臨床指標については公開している。3日以内のリハビリ開始率も90%以上。顧客満足度も外部に依頼て行っている。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:20:41
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

今、力を入れているのは、院外との勉強会。救急の見方について院外の病院の新人向けに開催して公表。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:23:29
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

社会福祉法人として済生会の胆嚢摘出術の抗生剤の平均投薬日数などについてはすでに臨床指標の作成してきていた。。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:25:50
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

済生会は「医療の質の評価・公表等推進事業」に2011年度より取り組んでいる。指標区分は国立病院機構のものと類似の項目が大半なのは比較のため。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:28:12
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

まとめ。臨床指標は医療の質の改善に結びつけなければならない。臨床指標の妥当性の検証も必要。質の改善アウトカムを出さなければ継続性がない。質の改善を風土とする組織化が必要。また質の改善の専任部署が必要#P4P研究会。#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:31:54
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

アメリカでは専任部署の権限が強い。品質の管理には欠かせないし院長の仕事。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:34:00
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

パネルディスカッション。武藤先生から各病院の取り組みについて、国立病院機構は?参加施設数45病院すべてがDPC病院、民医連は38のうち30がDPC 済生会は38病院すべてがDPC病院。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:42:26
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

外来の指標は?民医連や国立病院機構は入れていない。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:43:28
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

厚生労働省の事業に参画には、データの公表については実名の公表も要求されているが、あえて参加した理由は?NHO:いろんな経緯があるが本部の意向として病院の同意が得られてきたのと政策医療を行っていること、各病院の独立性があり公開が影響?。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:46:52
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

民医連が参画した理由は?基本的には公表することが真剣さをもった。きちんとやっている事を出すことには抵抗がなく進んだ。済生会でも原則公表を建前にしている。個々の病院の事情に勘案しているが、公表は前提。プロだから打率を公表しないのはおかしい #P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:49:19
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

公表のデメリットは?重症度リスク調整がおきないか?適用外の患者さんにも医療を行ってデータを良く見せようとする危険性。#P4P研究会#IM2011 #iryo

2011-08-06 16:51:01