- waferwader
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所詮、「ニセ科学批判なんかくだらないよ」と思っている人が多いのでしょう。そして、事実としてくだらないのです。それをなぜするのかについては、少しずつ話したり書いたりしている。少なくとも、矢面に立って撃たれる気がなきゃやれないということだけは、言っておきたい。訴訟リスクは常に頭にある
2011-08-06 20:43:48むしろ、ニセ科学批判なんて、誰がどうみても良い建前をもった、大変有意義な活動であるのに、なぜ「くだらない」と思われ、忌み嫌われるのかを考えるべきじゃないかな。
2011-08-06 21:08:36@poyopoyochan ECRRの基準にしたがってたら暮らせないから、意味ないですよ。生活できない基準なんて、どれほど正しくたって、なんの意味もない
2011-08-06 21:45:23「ニセ科学批判なんかくだらない」というのはまったくそのとおり。ガードナーもセーガンもシャーマーもハインズも、くだらないと知りつつやっていたのだと思うよ。ただ、簡単でくだらない問題すらできないなら、それより難しい問題ができるとは思えない。訴訟リスクを考えつつ、撃たれる練習にも
2011-08-06 23:24:36「ニセ科学批判なんかくだらない」というのは、それが、まったく上手くいっていないことについて、せめてもの自尊心を保つための、自虐にしか見えない。そもそも、真剣でない人たちが成功するはずもない。
2011-08-06 23:26:18oO(セーガンの本は私も座右の書にしてるよ。だって彼の本は感動的だもの。それどころか、自分が何かを真剣に批判したいときに、何度あの本の精神を用いたことか。)
2011-08-06 23:47:45@A_laragi 一連のツイートの意図、特に批判したいポイントが正直わからないのですがどういうことでしょう?特に”忌み嫌われる”と感じておられるポイントは何なのでしょうか?
2011-08-06 23:48:36@A_laragi ちなみに、僕はくだらない、というよりも訴えようとしてる層には結局伝わらないだろう(手法、そもそもの発想の違いなどの問題で)が、それでも意味はあるし、科学者集団としての観点では誰かがやったほうが良い、でも悪いがそれはシニアの人たちに任せたい、という立場です。
2011-08-06 23:49:33@soichi_tatsumi 以前も書きましたが、第一に彼らは、真剣に「説得」をする気がありません。最初は、あるいは建前上はあるのかもしれませんが、すぐに嘲笑モードに入る。建前では「被害者がかわいそう」などと言っていますが、結局目的はそこではないのです。
2011-08-06 23:51:31@soichi_tatsumi 伝わらないのにやっているとしたら、欺瞞ですよ。実際「撃たれる練習」とか、訴訟リスクみたいな話ばかり出てくるのは、まさしくそうなんでしょうけど。では、伝わらないのになぜそういうことをするか、というところに、みなさん疑惑を膨らませてるのだと思います。
2011-08-06 23:54:18「ニセ科学批判」のコミュニケーションが上手くいかないのは当然です。人は、誰かが自分を心配して、何かを言おうとしているのか、それとも馬鹿にしたり、何か他の目的のために話しかけてきているのか、分からないほど馬鹿ではないからです。
2011-08-07 00:00:55(どういう疑惑かといえば、結局、以前もつぶやいたけど、ニセ科学批判には、イデオロギーがセットになってることを、みんな微妙に嗅ぎ取ってしまうんじゃないかなってことです。)
2011-08-07 00:06:29@A_laragi うーん少し長くなります。そして、これはあくまで僕の考えです。伝わらないだろう、と思うのはニセ科学の問題が、本質的に”信じる”という感情にどう立ち向かうか、という問題だからです。
2011-08-07 00:08:50oO(ちなみに、辰己さんが、どういう点で「それでも意味はある」とおっしゃっているのかは、ちょっと興味あります。いずれにしても、反応はすみません、明日以降で・・・zzZ)
2011-08-07 00:10:55@A_laragi 基本的に人は自分の信じたいものを信じますから、一度信じる、と決めた人の考えを変えるのは容易なことではありません。そうした人に、間違っているよ、と単純に指摘するのはほとんどの場合に無意味です。
2011-08-07 00:12:06@A_laragi 様々な局面で議論し、それに”勝利”したとしてもそれは相手の意見を変える力は持ちません。もちろん、相手の懐に飛び込んで、その人の人生を背負う覚悟で話せばおそらく通じるのかな、とは思いますが、そのようなことを科学者がやる義理はさすがにありません。
2011-08-07 00:12:36@A_laragi じゃあ、結局どうするか、というと半信半疑の人をそちらにいかないようにする、という極めて中途半端な戦略になると思います。結局、ニセ科学批判はその性質から言って、信じている本人を説得するものではなく、その周辺にいる人を説得するものになります。
2011-08-07 00:13:16@A_laragi かように、問題を限定しても、これはそんなに簡単なことではありません。正直、僕はそうした活動を社会的に表立ってやる余裕は現在はありません。それこそがシニアの人にやってもらいたいな、と他力本願に思っている理由です。
2011-08-07 00:14:14@A_laragi それでも意味があると思うのは、まずエゴイスティックな理由として、自分たちの存在に関わるからです。科学者は今までの科学の発展の上に研究を紡ぎます。ニセ科学は基本そうした歴史を無視し耳障りのいいことを主張するところに特徴があり、それは存在証明として看過し難いです。
2011-08-07 00:20:33@A_laragi 社会的な理由としては、そうした”嘘”が蔓延しているときに科学者として何も発言しないのは存在意義がないだろうという点です。最後に、こう思っているのはもしかしたらあまりいないかもしれませんが、ニセ科学というのはある意味啓発に機会になる、という点です。
2011-08-07 00:23:18@A_laragi まぁ、最後のは要はニセ科学に狙われる点というのはある意味、そうあってほしいとか、人間の願望に直結しているので、そこをうまく逆に使えば、信じていない人、半信半疑の人に科学が培ってきた見方を提供できるかな、という点です。長くなりましたが以上です。
2011-08-07 00:26:48個人的には、ホルミシスも含めたトンデモ系にはうんざり。でも「あの人たち」の素人を馬鹿にしたやり取りにはもっとうんざり。@A_laragi (はっきり言えば、ニセ科学批判がくだらないんじゃない、それをやってる一部の人がくだらないだけ。)
2011-08-07 00:36:22@A_laragi さんの呟きがだいぶコア過ぎて読んでて困る。(そこは感じててもそこまで直球の批判投げれない俺はヘタレ。あとそういう問題を抱えつつもそれはそれで必要なのかもしれないよね、とか留保しちゃう俺ヘタレ)
2011-08-07 01:37:40あれこれ考えていて、ニセ科学批判がえてして反発を招くのは、批判者が漂わせるエリート主義の匂いを敏感に嗅ぎわけてのことではないかと思いいたる。当人は意識していないくても、こんなことがなぜ理解できないか的な態度や語調。そういうのにカブレる信者たちもいるようだが。 @A_laragi
2011-08-07 01:59:02