コロナ禍の食と農 講座 第8回「僕は猟師になった」参加報告2021.5.23

NPO法人 使い捨て時代を考える会主催の、有機農業は地球を救う連続講座です。講師の千松信也さんのドキュメンタリー映画はこちら。 https://www.magichour.co.jp/ryoushi/
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くうのる @kuunoru

質問>生き方へのヒントは? 千松氏>猟師と名乗っているがそれをお金にはしていない。僕がやりたかったのは、山の中に入って動物に向き合って、他の野生動物と同じように自分で食べものを採りたいと思った。販売するとやりたかったことと違う。たくさんとって殺すのはしんどい #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:38:55
くうのる @kuunoru

千松氏>最低限の生活費は運送会社で働いて得ている。肉は自分で、お金は農家の実家からもらう、他に魚、薪など、労力をかければまかなえる。体力的にはしんどいが、自然と向き合いながら生きる暮らしに落ち着いた。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:40:50
くうのる @kuunoru

千松氏>自分の力で採ってくる暮らしは、体はしんどくても精神的に楽。自分の食べものが人に頼らなくても手に入ることが安心。普通にスマホも軽トラもチェーンソーも使うが、暮らしのまかないが自分で一定程度あるのはよい。現代のいいとこ取りの暮らし。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:42:48
くうのる @kuunoru

千松氏>今は鹿や猪は増えすぎて有害動物として駆除されてごみ扱いにされている。有効活用。効率的にできあがっているはずの現代社会が無駄に生み出している余剰物を僕はうまく使わせてもらっていると思う。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:44:08
くうのる @kuunoru

質問>子育てにはどのように。 千松氏>解体すると食育の見本と言われることがある。僕がやっている猟師というのは趣味でも仕事でもなく生活の一部として行っている。家業ではないので継がせるようなものでもない。本人がやりたければやればいい。手伝いはさせている。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:45:22
くうのる @kuunoru

千松氏>子どもはテレビやYoutubeも好き。自然の中だけで育てるつもりもない。周りの子がやっていることは一通りやらせた上で、我が家は特殊なこともやっている。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:46:46
くうのる @kuunoru

質問>教育費は? 千松氏>お金を使わない暮らしでも、教育費と老後の医療費はかかる。妻もパート、僕も働き、支出が少ないのでいけている。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:47:55
くうのる @kuunoru

質問>NHKドキュメンタリーで千松さんを見た。怪我をしたときに野生動物と同じようにしたいと。 千松氏>NHKが誇張した。取材中に足首を折った。手術は不要と思ったのでギブスで固定して直しただけ。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:51:10
くうのる @kuunoru

質問>資本主義の中で利潤を追い求めて人間が都合のいい社会を創っていたが、脱成長の時代に入っている。大事な価値観が語られた。それを若い世代にどのようにつなげていくか、どう広げていくか。 千松氏>自分は好きなことをひたすらやっているだけ。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:53:55
くうのる @kuunoru

千松氏>狩猟は獲りすぎたら獲物がいなくなる、森を壊してもいなくなる。自然を守るとは、自分の存在をキープするために必要なこと。使い捨て時代を考える会と同様に。社会を変えようとするのではなく、自分の暮らしをしっかりさせること。僕は本に書いたり話したりして発信。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:55:24
くうのる @kuunoru

千松氏>僕が始めた頃はこんな情報はなかったが、今は知ろうと思えばいくらでもある。成長戦略とか言い続けるのではなく、成熟した落ち着いた社会にするべき時期。そうするにはどうすればいいかな。こっちの方が楽しいよと言う方がいいかなと思っている。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 15:57:47
くうのる @kuunoru

質問>漁師さんは人手不足? 千松氏>高齢化。農作物被害。国が定めた数値目標には間に合わない。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 16:00:28
くうのる @kuunoru

質問>生活費は? 家族との価値観で悩んだことは? 千松氏>生活費はそれほどかからない。結婚前から猟師だったので悩んだことはない。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 16:01:44
くうのる @kuunoru

質問>家族との会話、大事にしていることは。 千松氏>自分がやりたいことをやってはいても、見回りしていても死んで時間が経ってしまった鹿を見つけたときなど、わなをかける場所を考えればよかったなど。上司の代わりに自然に怒られる。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 16:04:07
くうのる @kuunoru

千松氏>子どもも野鳥の巣箱をかける、正しいかけ方をしないと入らない。うまく入って巣立っていった。同じ目線で子どもと話ができている。 質問>生活を通した会話は暮らしを豊かにする。 千松氏>駆除した虫を子どもが葉っぱに戻したりしている。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 16:06:45
くうのる @kuunoru

質問>環境省が猟師を増やす取組をしているとか。 千松氏>コロナで少し止まっているが、養成の取組はある。 司会>生き方を変えることにどうつなげるか。ご著書や、今回の動画を人に勧めることで広めていってほしい。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 16:11:34
くうのる @kuunoru

お話終了。2013年頃にも聞いたことがあって感銘を受けたが、今回もおもしろかった。自然の中で生きるということの実践。能力的にもすごいのだけれど、こういう暮らしが家族との軋轢なしにできることがうらやましい。 #第8回コロナ禍の食と農 pic.twitter.com/jNh6ZckykI

2021-05-23 17:10:41
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くうのる @kuunoru

野草等の採取と畑作業で、一人ならお米以外の食べものは私も自給できる。もっと突っ込んでエネルギー自給などもやってみたいところだが、つれあいがそういう暮らしを身の毛もよだつ勢いで嫌うので、これ以上はできない。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 17:15:11
くうのる @kuunoru

千松さんは、自分の生活の一部を自分でまかなえていることの精神的な自由ということを言われていた。すごくわかる。自分で作る暮らしは生活の安全保障だと思う。自分の暮らしのほぼすべてを外部に頼って安心するという一般人の感覚は私にはわからない。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 17:17:53
くうのる @kuunoru

でもその感覚は私のつれあいには理解できない。どうやって広めるかという話が出ていたが、若い世代を相手にすべきだと思う。現代社会にどっぷり浸かってきた一定以上の年齢の人にわかってもらおうとするより、若者の方がよほど理解するセンスを持っている。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 17:21:12
くうのる @kuunoru

新しい人と自然との関係、それは本当は新しいわけでもなんでもない、懐かしい未来だ。そこに親和性を持てるのは80代以上と約20歳以下じゃないか。若手中心のムーブメントは静かに生まれつつあると思う。そこに期待したい。私も家族との関係に配慮をしながら静かに進めよう。 #第8回コロナ禍の食と農

2021-05-23 17:26:11