塵劫記と江戸の数学 和算

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関孝和

六衛府 @yukin_done

江戸時代の算聖・関孝和の和算の水準は当時の欧州の数学を凌駕するものであった。多変数高次方程式の解法、代数式の表し方とその計算、方程式の判別式、ベルヌーイより一年早いベルヌーイ数(分数の級数)の発見。 正131072角形を使い、円周率を小数点以下11桁まで求めた英知には畏れ入るしかない。 pic.twitter.com/c2TZtMwzTH

2017-12-31 14:02:53
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六衛府 @yukin_done

中学の頃、「江戸時代の人に方程式を教えたらきっと驚くだろうな」と考えていた自分なのだが、とんでもない話であった。関孝和の弟子(関流)の入門者用の初等教科書は連立方程式からであり、球体の求積も普通に行われていた。 ※関流初等教科書「方程両式」国立国会図書館 蔵 pic.twitter.com/U9PgY43mD1

2017-12-31 14:11:34
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nanosaku38@孤独死予備軍一等軍曹 @nanosaku38

@yukin_done 恥ずかしながら、自分は「日常」で「上毛かるた」の存在を知り、札を観ていく過程で関孝和の事を初めて知ったのですが、我が国に世界に冠たる大数学者が存在していた事に感動しました。

2017-12-31 15:05:26
六衛府 @yukin_done

@nanosaku38 求積を高速で行う、サラスの公式というのがあるのですが、関はサラスより163年前に発見しています。 サラスの公式 mathtrain.jp/sarrus_formula

2017-12-31 15:18:49
KGN @KGN_works

なんだろうこの変態的な計算は(^^; (関孝和遺編「括要算法」の1ページ) pic.twitter.com/Bx5K5d3OlX

2019-03-17 18:51:02
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KGN @KGN_works

江戸時代末期の手描きの(!)和算の本。色がものすごく鮮やか。 (だぶさん @fluor_doublet の解説があると面白そうな色) pic.twitter.com/HuwmMmxGs5

2019-03-17 18:53:18
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KGN @KGN_works

算木の実物。結構軽い&小さい。 袖を引っかければもちろんのこと、猫が歩いただけで計算が台無しになること請け合い。 #えるかふぇ pic.twitter.com/pJ3xX3bYh4

2019-03-17 20:07:04
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KGN @KGN_works

この算木は7mm x 7mm x 4cmでした。

2019-03-17 20:08:16
KGN @KGN_works

本日のイベントは佐藤先生 @ke_1sato の江戸時代の算術のお話でした。

2019-03-17 20:12:06
KGN @KGN_works

うーむ、色刷りの本はけっこういいお値段したんだろうなあ…

2019-03-17 20:28:56
六衛府 @yukin_done

ベルヌーイ数や二項係数が記述されている関の括要算法。関孝和の門人であった荒木村英と大高由昌が刊行。江戸期の和算の水準は世界の数字界の最先端にあったと言っても過言ではない。画像はベルヌーイ数が書かれた表。 ※「括要算法」京都大学数学教室 蔵 pic.twitter.com/opSpbAnT8v

2019-10-21 09:00:56
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六衛府 @yukin_done

関の冪乗和の公式について、数学的に詳しく知りたい方は関孝和研究で有名な先生が論文を出されています。ご参照ください。 ※「関孝和によるベルヌーイ数の発見」四日市大学 小川束教授 京都大学数理解析研究所講究録 第1583巻2008年1-18 kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuro… pic.twitter.com/lgvcdmPLeG

2019-10-22 07:57:51
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その他和算

国立公文書館 @JPNatArchives

今日(9/13)は元日から数えて256(=2の8乗)日目ということで、和算書のご紹介。『開式新法』は近世後期の和算家、川井久徳による著作。画像の問題「其二」は、一升枡の大きさから八合枡の大きさを導くものです。ぜひ挑戦してみてください。 buff.ly/2PCPA7z pic.twitter.com/j0Fm3ZIqKU

2018-09-13 08:00:19
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国立国会図書館 NDL @NDLJP

電子展示会「江戸の数学」では、和算の歴史や資料を紹介しています。日本で独自に発達した和算は用語や記号も独特で、資料に描かれた図形は眺めるだけでも楽しめます。ぜひ和算の問題にもチャレンジしてみてください。 #自宅でNDL ndl.go.jp/math/ (画像は、和算資料2点です。) pic.twitter.com/Ajr0OtEHcp

2021-04-21 10:06:02
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国立国会図書館 NDL @NDLJP

画像は江戸時代に刊行された和算書の一つ、家崎善之著の『五明算法』(後集)です。題材は扇だけでなく、虫食い算や立体図形の問題なども取り入れるなど、問題設定の面白さを追求する姿勢が感じられます。 ■電子展示会「江戸の数学」より ndl.go.jp/math/s2/3.html… pic.twitter.com/RuYuCNuJwe

2019-10-04 17:41:46
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takuma @takuma18906038

連乗数展開を更に得た。上式は天才和算家建部賢弘の円周率の公式を書き換えただけだが下式は符号をマイナスにした物で方針が全く異なり加えて黄金比が現れ驚いた。しかしそれよりも建部賢弘は上式の級数版に正1024角形だけでしかもオイラーより15年早く到達したというのは驚嘆の念を禁じ得ない。 pic.twitter.com/LK1uGeH17C

2019-07-15 22:58:55
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解答略 @kaitou_ryaku

現在広く浸透してる+と×記法が「使いやすいから浸透した」という発想には疑問を感じる。むしろその記法を使っていた民族が、ベストな歴史的タイミングで世界中と交易を始めたとか、そういう世界史の側面が強いと思う。仮に江戸の日本人がサイヤ人になってたら和算記法が世界に敷衍してたかもしれん訳で pic.twitter.com/XIuh8VZjB2

2019-06-30 15:24:38
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解答略 @kaitou_ryaku

このサイトから持ってきた。リンク貼り忘れた。。。 plaza.rakuten.co.jp/nakabisya/diar…

2019-06-30 15:25:31
リンク 楽天ブログ 【数学】 和算の話 (その3) 外見と内面 ---見かけは怖いが、とんだいい人だ--- - MASA ラボ ---鸚鵡(オウム)の会議は白昼夢--- :楽天ブログ 関考和は次のような表記方法を考え出しました。 図1 : 傍書法 表の上は、現在使用している西洋式表記です。 西洋と交流がなかった日本において、同じような数学表記が誕生したことに、 数学の不思議