現代詩手帖2011年8月号詩誌月評欄における詩の全文引用＝転載をめぐって

体 @umayanosakana

@SiestaMachine 主、とは言ってませんが。いずれにせよ、原田さんは編集部に送付した詩誌の作品が無断で送付先の雑誌に全文引用されたことに不快感を抱かれた、ということに対しては、謝罪をするべきなのでしょうか。編集部と相談いたします。

体 @umayanosakana

@SiestaMachine その習慣には私も違和感を抱いています。しかし月評担当者に届いた詩誌は、引用において許可を得ているのと同じだという認識は以後改めたいと思います。 そもそも原田さんのコメントには著作権とは関係ないものだったはずですが、意図がわからなくなりました。

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana 高塚先生は私のことを二度「原田」とおっしゃいましたが私は原口でございます。その点につきましてもすでに先生は引用先の詩の作者である私に対する誠意を欠いているように見えます。

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana 正式に抗議いたしますと述べた相手に対して「謝罪したほうがよろしいでしょうか」と尋ねることは社会人として誠意ある対応ですか。

体 @umayanosakana

@SiestaMachine 原口さん、です。名前を間違い申し訳ありませんでした。ちなみに私は原口さんの先生ではありませんので、高塚、でいいです。

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana すでに言葉遣いに失礼があってはこちらにとって困るやりとりに入りましたのであらためて先生とお呼びいたしました。しかしそれが失礼にあたるのでしたら高塚さまとお呼びいたします。私の認識といたしましては、以下の場合でしたら問題にならなかったはずです。すなわち

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana 著作権法にはこうあります。「公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正は慣行に合致するものであり、かつ、報道、批判、研究その他の引用の目的上、正当な範囲内で行われるものでなければならない。」（第32条1項）

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana 「正当な範囲内」とは次の条件によって認められます。　１． 主従関係－自分の著作が「主」であって、引用される著作が「従」であること。分量としてはもちろん、内容としても「自分の著作」が思想・感情を創作的に表現していなければ「主」と見なされません、

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana ２．自説の補強に不可欠であり、必要最小限度であること。　３．引用した個所を明らかにすること。 ４．著作者人格権の同一性保持権（著作権法第20条1項）を厳守すること。　今回疑わしいのは、1及び2の点です。（3,4は守られています）

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana 私がはじめに全文引用についてもう少しご配慮いただきたいと申し上げたのは、全文引用＝転載は常識的に評論など学術目的の場合条件2にひっかかるので認められにくいからです。このお返事としてきちんとご対応いただければ私もここまで強く申しませんでした。残念です。

体 @umayanosakana

@SiestaMachine ご教示ありがとうございました。1、2については確かに疑わしいですね。このことは率直に月評を書いた者として謝罪します。原口さんの意図をうまく汲み取れませんでした。ただ原口さんの作品が面白かったので多くの人にも読んでもらいたいという趣旨の全文引用でした。

体 @umayanosakana

@SiestaMachine それと、私の書いている月評の意図も汲み取っていただければと思います。全文引用はある種の有効性があることが多いという認識もあります。ただ、その場合にもう少し慎重にならねばとも思いました。

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana ありがとうございました。ただいま謝罪を含め誠意のこもったご回答をいただけましたので、私はこの一件を水に流します。（つづきます）

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana （つづき）　高塚さまの今後のご活躍にこころから期待しております。稿料に見合わぬほど責任の重いお仕事をささえる、その高いお志がきっと報われますようにお祈りしております。とくに、詩を開いていきたい、多くの読者に多くのよい詩を紹介したいというお気持ちは、

ごろね @SiestaMachine

@umayanosakana 詩のジャーナリズムにとってなくてはならないものだと、私はお話をうかがって認識をあらためました。私のような若輩にそのおこころを率直に教えてくださったことを深く感謝いたします。ありがとうございました、このたびはお忙しいところたいへん失礼いたしました。

体 @umayanosakana

@SiestaMachine こちらこそいろいろ考えさせられました。ありがとうございました。全文引用については気をつけねばならないこともあると思いますが、やはり素晴らしい詩はできるだけ完全な形で紹介できたら、と考えています。