菊池先生( @kikumaco )と渡邊先生( @ynabe39 )のやりとりが面白かったのでまとめ
- shunkuriyama
- 7774
- 0
- 5
- 2
かつては「見落とし」が致命的だったはずですから。「科学」というより、文明化というか RT @ynabe39: 一般に科学では第1種の過誤に敏感で第2種の過誤は無視されやすいけど,進化の過程における人間では逆だったということですね
2011-08-12 14:27:48.@ynabe39 僕は錯視とか「点が三つなら顔に見える」の例をあげて、これは進化の過程で獲得した能力だからしかたないので、自分の認知したものが事実とは限らないことを頭にいれておく必要がある、という話をします。まあ、それが文明社会に生きることなのよ、ということで
2011-08-12 14:30:18@kikumaco さまざまな錯視を発見して研究してきた心理学はその点で重要な知見を蓄積しているわけです。私は多くの錯視も「本来はそう見えたほうが自然な環境の認知においては適応的であったこと」だと考えています。
2011-08-12 14:32:02僕も、錯視は適応的に身に着けた能力だと考えています RT @ynabe39 さまざまな錯視を発見して研究してきた心理学はその点で重要な知見を蓄積しているわけです。私は多くの錯視も「本来はそう見えたほうが自然な環境の認知においては適応的であったこと」だと考えています。
2011-08-12 14:33:00「人類の進化上はそのほうがよかったんだけど,今はちょっと違うんだわ」というのは考えてみるとものすごい話だなあ。でも他にもたくさんあると思うそういうの。
2011-08-12 14:35:24そうなんだ! RT @ALC_V: しかも生得的にそう見えてるのではなく、いくつかの錯視は小さな子どもには見えないらしく、かなり学習が関与しているらしいですね
2011-08-12 14:36:15「基本的には生得的な部分が大きい」ことにはなってますけど例外はあるようです。 RT @ALC_V: しかも生得的にそう見えてるのではなく、いくつかの錯視は小さな子どもには見えないらしく、かなり学習が関与しているらしいですね。
2011-08-12 14:36:37錯視は「間違い」じゃなくて、「人間は世界をそういう風に見るようにできている」というものですねえ RT @lets_skeptic ここら辺の話ですね「錯視が単純に間違いだとは言えないよ」http://bit.ly/nq44YU
2011-08-12 14:41:47まさにそれです。まあ「脳がそういう処理をしている」のかについては留保しますがw RT @lets_skeptic: @kikumaco ここら辺の話ですね「錯視が単純に間違いだとは言えないよ」http://t.co/vmHHq2f
2011-08-12 14:42:12個人的体験と客観的事実のあいだにどう折り合いをつけるか、というのが、問題なわけです。という話を書いたのが「科学と神秘のあいだ」です(^^
2011-08-12 14:43:31「目に見えているものがリアルな世界と違う」ことの実例を測定可能な方法で示したことは心理学の大きな業績です。 RT @kikumaco: 錯視は「間違い」じゃなくて、「人間は世界をそういう風に見るようにできている」というものですねえ
2011-08-12 14:44:42だから、「わしは自分のこの目で見たものしか信じぬぞ」とか言う科学者は、科学的なものの見かたができていないわけです
2011-08-12 14:47:21こ、これは! 「おとな度テスト」みたいなもんですね。ああいう絵にしか見えない RT @hundun2: 大人にしか見えない錯視というのは思い出しましたw http://bit.ly/YwLUK
2011-08-12 14:50:17これは「多義図形」で錯視とはちょっと違う。多義図形の知覚には(当然のことながら)学習の影響が大きいですよ。 RT @kikumaco: こ、これは! 「おとな度テスト」みたいなもんですね。ああいう絵にしか見えない
2011-08-12 14:51:51